無駄のない動線計画の、単身女性リノベ
O様からご相談いただいたのは、定期的に開催している「リノベーション基礎セミナー」へのご参加がきっかけでした。
阪急沿線の西宮市に住みたいというO様にコーディネーターがご希望に合う中古物件をいくつかご紹介。
選ばれたのは築34年ながら管理の状態がとてもよく、最上階・角住戸という好条件の物件でした。
【お客様の声】
物件が決まっていない段階から、コーディネーターの方がリノベーション済みの物件を見学に連れて行ってくださって、内装のイメージを膨らませてくれて、「リノベーションはこんなものですよ」というのを親身になって教えてくれました。中古物件探しとリノベーションが並行して相談できたというのが大きな決め手でした。またプランナーの方も事前の打合せ段階から細かくご提案くださったので、イメージも湧きました。素材や設備を決める時に、「これは安いですよ」とか「これならこれ位しますよ」と率直にアドバイスくださったので、すごく安心感がありました。間取り的なことで言うと、私は仕事をしていて朝も強い方ではないので、できるだけ効率よく動けるような間取りにしたい。建具で仕切るのではなく、壁で仕切って違和感がないような空間にしたいとお願いしました。最初にプランをご提案いただいた時点でほぼ完成形で、家事コーナーをつくるとか、私が思っていた以上のご提案で、提案レベルの高さを感じました。
プランでO様が希望されたのは「生活動線に無駄がなく効率の良い間取り」。
おひとり暮らしでお仕事をバリバリこなされるO様にとってストレスなく生活したいと考えるのは自然なことです。
O様の朝起きてから靴を履いて出かけるまで、帰ってきてからお食事やお風呂タイム、くつろいで眠るまでの一日の流れをお聞きし、実際の動きをイメージしながらプランニング。
開口部が多く通風が良いことを利用して、ご希望だった壁や建具で仕切られていない大空間のお部屋に生まれ変わりました。
洗面室はリビングと家事室の2WAY動線で双方から出入りできるようになっています。
書斎はリビングの横に繋がるように設け、本やCDもお持ちの数をお聞きしして造り付けの棚を用意しました。
O様に一番気に入っていただいたのはキッチン後ろの家事スペース。
洗濯機置場や雨の日にも室内干しできる昇降式の物干し竿、お風呂上りに着る部屋着の収納棚等、
女性ならではのこだわりが詰まったスペースを毎日フル活用していただいているそうです。
日々触れる素材にもこだわり、床材はウォールナット無塗装の無垢材フローリングを選ばれました。
タイルやアクセントクロスをポイントで入れることで上質で女性らしいお部屋に仕上がりました。
リビングに隣接した書斎スペース。建具で区切らず、LDからのつながりを演出しました。
玄関前の寝室はホワイトの引き戸を採用し、すっきりとした印象に。
寝室横には収納力たっぷりのWICを設けました。
キッチン前は趣味である絵画を飾れるギャラリースペースに。グレーの大判タイルを配して落ち着いた空間に仕上げました。
リビングから洗面室、パウダールーム、家事コーナーへと回遊できる生活動線にこだわりました。