キッチンのリフォームでは、次のようなポイントを参考にしてください。
キッチンの位置
マンションの場合、排水の縦配管(たてはいかん)の位置は変えることができませんが、排水の勾配が取れれば大きく位置を移動することが可能な場合もあります。動かせないと諦めずにまずはご相談ください。
キッチンのタイプと動線
壁付けか対面式か?また対面式でも「アイランド型」「ペニンシュラ型」「I型」「セパレート型」「L型」など様々なタイプがあります。壁付けキッチンを対面式にというご希望は多いですが、その場合、思った以上にワークスペースを大きく確保しないといけないことに驚かれることがよくあります。「コンロ」「シンク」「冷蔵庫」の3点を結ぶ動線の3角形をワークトライアングルと言い、この形はキッチンの使い勝手に大きく影響します。ぜひプランニングの際ご相談ください。
ワークトップの素材
ワークトップの素材は主にステンレスと人造・人口大理石とに分かれます。ご自身のスタイルに合わせて選びましょう。ステンレスは耐水性、耐熱性、耐久性に優れ、毎日のお掃除もしやすく、コスト面も魅力的です。人造大理石は割れやすく色移りがしやすいというイメージを持たれている方々も多いですが、最新技術を活かし、各メーカー、強くしなやかで耐久性のある商品を開発しています。人口大理石はカラフルさや見た目のインテリア性を重視する方にオススメです。ステンレス製と違い、細かな傷や汚れ程度なら研磨で綺麗に復活させることもできます。
ワークトップの高さ
ワークトップの高さはおよそ80~90㎝。低いキッチンでかがんで背中を丸くしての作業は腰痛の原因になると言われています。高さは体格に合わせて選びましょう。