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仲良し家族の新居はリビングが真ん中の回廊動線住宅

I様邸
マンション
家族構成:3人(ご夫婦+お子様)
築年数:17年
間取り:1LDK+WTC(ウォークスルークローゼット)
施工面積:76.89㎡
工事期間:約75日

住み替えようと思ったきっかけは娘の成長

以前の住まいは同じ市内の持ち家で、広さも今とほとんど変わらないマンションでした。長く住んでいたのですが、娘が生まれ、成長するにつれて、環境や利便性についてよく考えるようになりました。今後始まるであろう娘の通学や私たち夫婦の通勤を考えると、同じ市内であってもJR線よりも阪急線のほうが便利になります。同じ子育て世代の友人から得る情報からも住み替えるメリットは大きいと感じるようになっていました。住んでいたマンションの間取りにはクローゼットからリビングやバルコニーへ大回りしなければならない動線の不便を感じていましたし、リビングをもっと広くしたい希望もあったので、娘が就学する前に住み替えようとなりました。

物件選びのポイントは間口の広さ(ワイドスパンユニット)

物件探しの際の条件は以前の住まいと同等以上広さであることでしたが、最終的に選んだこの物件は実は前住居より面積はわずかに小さいものでした。ここを選んだポイントは水廻りが片側に集約されている8mのワイドスパンユニットということでした。普段から設計関係の仕事をしていることもあり、居室の有効面積を最大にするには専有面積の数字ではなく、間口が広いことが重要だと感じていたからです。理想の間取りの描きやすさで物件選びができたことは今になっても正解だったと感じています。そして、LD-WTC-寝室-玄関-サニタリー-キッチン-LDと、リビングを中心に回廊式になっていてどこに行くにしても移動が容易な動線を実現することができました。

図面でできた間取りを実際の空間に原寸で描いて気付くことがありました

間取りを図面にしていただいて打合せを繰り返しても、やはり空間の大きさについては原寸でなければ気付けないことがあったと思います。購入物件がスケルトンになった段階で床に墨出し(実際の施工現場に原寸大の設計図を描く作業)をしていただいた時、現場に立ってみると「この壁はもうすこし手前でも良い。」「ここはあちらの壁と同じラインに揃えた方がすっきりするのでは?」など机上では気付けなかった発見がありました。具体的にはリビングの壁が斜めに折れる位置(置き畳3枚の寸法にピッタリ調整)や角度、WTCの長さやその間の通路幅、開口部の広さなどがそれです。わずかなことかもしれませんが、実際の壁が出来上がった時にその大切さがわかる調整だと感じました。

意図せず自然と斜めになったリビング入口

玄関を入るとホールの奥に印象的な斜めのリビングドアと壁が見えますが、斜めにしようと思って斜めにしたわけではないのです。リビング空間の広がりを優先して考えていくうちに結果斜めになってしまった感じです。居室空間を四角にすることを当たり前にすると外側で不都合やデッドスペースが発生することがあります。例えばこの間取りの場合リビングを四角にすることにこだわれば、玄関ホールの形状、そして扉の位置などがどうしてもうまく収まらない。しかし少し壁を斜めにすることでそれらはすべて解決。よくある玄関から入ると真正面にリビングドアがある景色とは違った個性的で豊かな表情がホールに生まれることにもなりました。

回廊動線を活かすため開口部はなるべく開け放つことに

以前住んでいた住居ではトイレと洗面室の開き戸が同時に開けるとぶつかってしまうことがストレスでした。その経験から今回のリフォームではできる限り扉は引き戸にしてもらえるようにお願いしました。さらに引き戸さえつけない扉が無い箇所も作りました。クローゼットもウォークスルー、サニタリーもウォークスルーとなってどこへ行くにも最短で移動ができるようになったので、扉が無い方が行き来しやすいのではないかと考えたのです。実際にここでの暮らしが始まってしばらく経ちますが扉の必要性をあまり感じませんし、家族がどこにいてもその気配を感じられる安心感がありました。玄関ホールから洗面室への開口部にはもちろん扉がありますが、天井まで高さがあり壁と同じ白色、引き残しの無い引き戸にしていただくことで、開け切ると見えなくなり、閉め切ると壁のように見えるようになりました。扉を扉として見せないようにしたかったのです。

こだわりのキッチンは組み合わせの妙でオリジナル感が向上

キッチンはアイランド型でリビング側からも見ても温かで楽しい空間をめざしました。木のぬくもりを感じられるようにカップボードのカウンターを木材で考えていましたが、サイズが大きすぎてエレベーターに乗せられないことが判明。結局カットすることになりました。しかしその時に出たアイデアが短い方をステンレスにするというもの。結果として違和感がなく、使い勝手も良いものとなりました。パイプスペースもクロスを貼ればただの凸凹になりますが、白いタイルを貼ってもらうことで表情が優しくなったと思います。点検口もタイルで目立たなくなりました。キッチン側の奥には隠れた収納スペースも設えていただきました。既製部材の組み合わせと調整でキッチンをこんなにカスタマイズできたことにとても満足しています。リビングからも見えるキッチンと開け放しのサニタリーとの開口は垂れ壁をアーチ型にすることで柔らかな印象になりました。

仕様選定の際に大事にしたことは細部へのこだわりとサンプルに触れてみること

例えば巾木ですが、何もこだわらなければ塩ビ製のソフト巾木が当然に選択されてしまい、実際にはそれで何も問題はないのですが、今回は高さの低い木製の巾木を使用してもらいました。これだけでもフローリングと白い壁・天井に囲まれた空間がかなりすっきりとして見えるようになったと感じています。特に今回は扉を扉として見せない開口部にもこだわりましたので相乗効果として大きいのではないかと思っています。また素足で歩くことが多くなる洗面室の床材を選ぶ際は見るだけでなく実物に触れて選ぶことも大切だと思いました。たくさん取り寄せていただいたサンプルを実際に素足で踏んでみると、表面のわずかな凹凸の差によって触れたときに温かく感じるものや冷たく感じるものがありました。温かいと感じた塩ビタイルの中から貼っていただくものを選べて良かったと思います。

キッチンの基調色をベースにアクセントカラーの紺色をさりげなく配色

色味で最初に決めたのはキッチンでした。面材には柔らかなミントグリーンを選択し、温かみを感じられるように部材には木仕様のものを組み合わせました。壁・天井のクロスやタイルはホワイト系のものでまとめました。全体としてふんわり(ぼんやり?)とした感もありましたので、ところどころにアクセントになるカラー「紺色」を配することにしました。リビングの奥側に当たる面はデニム素材の紺色のクロスに、トイレの床もデニム柄の長尺シートを、さらには置き畳も青味のあるものを選択しました。紺色は元々好きな色でもあり以前の住まいでもソファーは紺色の物でしたし、新たに購入したものも木製でファブリックが紺色の物を選びました。

小さなコストの軽減にも尽力、そして可能なものは再利用してもらいました

わずかなことかもしれませんがフローリングはその施工面積が広いため費用としても大きなものになってきます。そこで2種類のフローリングを場所によって貼り分けていただきました。玄関ホール・リビングなど床がよく見える場所には幅広のすこし単価の高いもの、そして寝室やクローゼットなどあまり床に意識がいかない場所には幅の狭いもの(幅広の物に対して半分の幅、価格も比較的安価)を使用。完全に一致させるのは難しいですが可能な限りの努力をしていただくことで一見では気が付かないレベルにまで仕上がりになりました。実際にやってみないと上手くいくかどうかわからなかったのですが、結果としては良い試みだったと思っています。また玄関の床、巾木、框にもともと貼られていた石材は残して一部を再利用していただきました。リフォーム費用も軽減できる場所はしっかりと軽減し、その分を重点的に注力する場所にしっかりとかけることで予算オーバーせずに満足できるリフォームができたと思っています。

阪急阪神のリフォームにお願いできたことはとても幸運でした

阪急阪神のリフォームに家づくりをお願いできたのは本当に良かったと感じております。担当者や職人さんも信頼できましたし、とても親身に取り組んでいただきました。様々な打ち合わせやショールーム同行等で長い時間を一緒に過ごしていただき感謝しております。たくさんのサンプルを迅速に取り寄せていただけたこともありがたかったですし、施工においても難しいリクエストにも高い技術で応えていただきました。おかげ様で理想の住まいが出来上ったと喜んでいます。

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