子育てを終えた二人の、ゆとりと使い勝手を両立した住まい
4人のお子さんを育て上げられ、近い将来に夫婦二人だけの生活が始まることを見据えたリノベーション事例。 「ゆとりと快適さを追求したい」という要望から、優先順位の第1位は暮らしのメインステージであるLDK。元の間取りでは壁で囲われていたキッチン、リビング、洋室を一つながりにして、以前の倍以上の広さのくつろぎ空間が実現しました。
【お客様の声】
収納が豊富で家事もしやすく、想像以上に暮らし心地のよい住まいです。大きく使いやすいキッチンになったので、将来息子のお嫁さんや孫たちと一緒にキッチンに立てますね。それを思うと今から楽しみです。 本当に感謝しております。
広くなったLDKの奥に配置されたのは、長さ4.6mのロングキッチン。コンロ、シンクとキッチン収納を向かい合わせではなく横に並べたことで、広いLDKをよりすっきり見せることが出来ます。 そうやって生まれたスペースにはアイランド型の作業カウンターとマザーズコーナーを配置し、家事をしながらでも家族と対話できるようにしました。回遊性のある水廻りの動線で家事の効率も上がり、奥様に優しい住まいとなりました。
また、既に独立された3人のお子さん方の荷物も捨てずに済むよう、小上がり和室の下も大容量収納に。帰省された時にはこの和室で休んでいただくことにしており、離れて暮らす家族のことも考えた、ご夫妻の優しさにあふれた家です。
壁の一部をアクセントクロスとし、空間に変化をつけました。
洗面所前に設置した作業スペースはアイロン掛や縫い仕事をする際に活躍。普段は扉を閉めてすっきりとさせることができます。鏡を取り付け、家族とバッティングしやすい朝にはドレッサーとしても活用されているとのこと。
和室のスペースを活用した大容量収納。
「生活感が出てしまう小物類を隠したい」とご希望のお二人のために、出来るだけ多くの収納スペースを配置。隠す収納と見せる収納を使い分け、メリハリの利いた空間となるよう計画しました。築30年の物件なので、この先ずっと安心して生活していただくため専有部の設備配管は全て更新しました。こういう思い切った改修ができるのもリノベーションならではです。