箱庭につながるフレンチクラシック
舞台は阪急沿線の宝塚市。庭付きのお部屋をフレンチクラシックをテーマに大改装した母と娘のリフォーム事例です。
リフォームのこだわりポイント
◆キッチンのウッドパネル:
キッチンに貼った木の化粧パネル。他にもいろいろ施工方法はあるのですが、味や質感のあるリアルな木製パネルを設置。リビングの中で存在感を放ってくれるアイテムになりました。
◆断熱:
1階なので地熱の影響もあることを考えて、外気と接する部分等、断熱には気を付けて充填しなおしました。
◆天井の板張り:
最初はキッチンの上に貼ろうかと思ったのですが、ウッドパネルと合わせると木が増えすぎるので、廊下からLDKの入り口までに施し、『リビングに入ったときの広がり感』を演出する機能を持たせました。
◆アーチ状の開口やモールディング:
ラグジュアリーなものが好き、ナチュラルなものも好き、ということで、やりすぎないバランスを意識しながら、存在感のあるモールディングを採用。『ラグジュアリーにし過ぎると生活感が…』という絶妙なバランスを狙って構築していきました。
◆リビングドア:
アンティークの素敵なドアを参考に近いものを選びました。マットな塗装が気に⼊って います。(一瞬コロナで納期がギリギリで焦りました)
◆ダイニングの円卓:
オーダー家具の円卓はリノベーションのプラン時に打合せで話に上がった地元のオーダー家具屋さんで作ったもの。
縁や色合いも含めてお気に入りです。
◆キッチンの取っ手:
キッチン自体は比較的普通のキッチンですが、外に木の化粧パネルを貼ったことと、取っ手だけを真鍮でデザインしてオリジナルにカスタマイズ。背面の収納の取っ手と相まって、一気にデザイン性が上がりました。
◆照明の数々:
デザインを優先してセレクトしたので、少しサイズが長すぎたりする照明もありますが、どれもお気に入りです。
◆洗面室等:
洗⾯はスキンケアショップの Aesopの店舗のイメージを伝えて世界観を出してもらいました。(一部施主様がご自身で施工)。トイレも照明に合わせた壁紙等、施主様のイメージ通りになるようまとめて上げました。
初めてお会いしてから、ずーーっと今でも楽しくやり取りをさせていただき、感謝しております。
本当に最初から最後まで、知人・友人の家を作るようにお手伝いさせていただいたイメージです。
ライフスタイルを大事にされているので、何を置くか、何を飾るか、どう見えたいか、凄く考えながらお手伝いさせていただきましたし、お伺いした際に出していただく飲み物も自家製のティーだったりジュースだったり、感動したのを覚えております。