シニア世代が始めたミニマムな暮らし
元々は広いマンションで暮らしておられたH様夫妻。お子様の独立を視野に入れて、少しコンパクトな中古マンションへお引越。『ミニマムな暮らし』をテーマに、大規模な全面リフォームを行いました。
引越前のお部屋は10年以上暮らした場所でたくさん物をお持ちだったのですが、マイホーム計画を進めていく中、思い切って断捨離されました。
子育てもひと段落したシニアだからこそ始められた、自分たちの『好きなもの』や『必要なもの』だけに囲まれた居心地のいい暮らしです。
【お客様の声】
【夫】「趣味のアクアリウムと菜園が両立できて、とても充実した毎日を送っております。」
【妻】「リノベーション前の家よりも狭くなり最初は少し心配だったけれど、思い切って断捨離した結果、身軽になり居心地は良くなりました。」
リフォームのこだわりポイント
・全体のテイスト
奥様がイメージされていたクラシカルな雰囲気と、高校生になるお子様が希望されるインダストリアルなテイストが融合された空間。
・キッチン&収納全般
キッチン横にあるパントリーや、家の中心部分に配置したファミリークロークなど、収納はリノベーションする際の大きなテーマのひとつでもありました。キッチンは、壁付けタイプ+作業台の組み合わせを採用。対面式に比べて空間全体が広く開放的に感じるところがポイントです。
・室内窓
室内で最も暗くなりがちな中央のフリールームには、全面格子状にガラスをあしらった引戸を採用。廊下面にも上部に室内窓を設けており、意匠的にも壁面のアクセントに!
・アクアリウム台
ご主人様の趣味のひとつがアクアリウム。淡水用と海水用の2台お持ちで、窓際に並べて置くことを想定して作った架台。台の下部は収納となっており、扉のデザインは奥様こだわりの框扉を採用。
・猫仕様
愛猫との暮らしも大事なテーマのひとつ。猫用のドアも室内に2箇所設けられており、部屋中ほぼ自由に動き回れるように工夫されてます。(実はファミリークローク内に、猫ちゃんだけが通れるリビングへの抜け道があります笑)トイレの幅も少し広めにとっており、猫用トイレを置くスペースもと確保することができました。
元々和室が2部屋あった窓面。窓面を仕切っていた壁を取り払いリビングfダイニングへ。
LDK
LDK
框扉の造作収納。アクアリウム用に補強もしております。
通路部分をLDKに取り込むことで解放感を演出
光、風が届きにくい中部屋には室内窓を完備
壁付けキッチン&パントリー。手間にあるのは造作の作業台。内部は収納になっております。
トイレのドア。下部に猫用扉付き。
猫用トイレを併設
部屋の中心部分に配置したウォークインクロゼット(WIC)
リノベーションの打ち合わせは奥様中心に行われましたが、迷った時はお子さんにアドバイスを求めるなど、ご家族の意見が反映された素敵な住まいに仕上がりました。(特に仕様選定の際など、お子様のアドバイスが非常に的確で頼もしい印象でした笑) アクアリム台を作る際の荷重設定は、今回最も慎重に設計したポイントのひとつです。 ご夫婦ともに喜んでいただき良かったです!