今と将来を見据えたユニバーサルデザインの家
今までお住まいだった約60㎡のマンション1室。新婚のお子様ご夫妻が利用することになったS様邸は、マイホーム購入の準備ができるまでのお住まいとして、そして何年か先にはS様ご夫妻のリタイア後の新生活を愉しむ家としてスケルトンリフォームをされました。
【お客様の声】
完成した自宅をみて、60㎡とは思えない広さ、使い勝手の良い動線にただただ感動しました。初めてのリフォームでしたが、担当者の方のおかげで望んでいた通りのリフォームに仕上がりました。
ご要望は「新婚夫妻が住みやすい家」に、そして将来を見越して「自分たちが歳をとっても住みやすい家」にしておきたいと、「今」と「将来」に対してしっかりとしたお考えをお持ちでした。新婚さんに相応しい、白を基調とした明るい開放感のある住まいにしてあげたいという親心をもとに商品選びを進めました。
間取りは暖かい陽射しが差し込むベランダ側を中心にリビングダイニングを配置し、閉鎖的だった独立キッチンから一体感あるLDK空間へと変更。隣接する洋室は二方向に建具を取り付け、開けるとLDKを拡張でき、閉めるとプライベート空間として趣味や勉強、在宅ワークなどへ用途が広がるマルチな1室です。
約60㎡という限られた空間の中に充実させたのは、寛ぎスペースだけではありません。
「以前は玄関から廊下まで靴が並んでいた」とおっしゃるS様を驚かせたのは、ベビーカーも収納できるシューズインクローゼット。広さはお住まいになるご家族に合わせて、大きすぎず小さすぎずと絶妙なサイズに納めました。そして、共用廊下側に面して配したウォークインクローゼットと寝室に設けた大型クローゼット。通路や水まわりから聞こえる音へ配慮し生活空間をより快適にする間取りとなりました。収納スペースがしっかりと確保されたことで、日常生活のスペースに「ゆとり」と「くつろぎ」が生まれました。
一体感のあるLDK空間に変更。隣接する洋室は二方向に建具を取り付け、開けるとLDKを拡張、閉めるとリモートワークにも適したプライベート空間へと変わる。
ウォルナット調の建具に合わせてセレクトした伸縮タイプのダイニングテーブルは、人数によってテーブルサイズを変えられる優れもの。ナチュラル色のオープンラックにはグリーンを飾り、空間を彩る。
リビングに隣接した洋室。2方向に設置した扉を開けると、LDKに更なる広がりを与える。
白を基調に選んだトクラス製キッチン。明るさ・清潔感が感じられるキッチン空間に生まれ変わりました。カップボード・収納スペースも確保し使い勝手も良い。
以前から利用していたKEYUCAの家具 テレビボード。リフォーム後の家では造作家具を誂えたように壁に設置。最上部はエアコンの隠蔽配管スペースとして利用している。
Before写真のように玄関まわりにあふれていた靴はシューズインクローゼットの中に収納。玄関だけでなく廊下もスッキリと綺麗に片付くようになりました。
家族に合わせた収納量サイズのシューズインクローゼット。可動棚を設置し、靴や収納するものの自由に高さに変更。ベビーカーやアウトドア用品なども置けるスペースとして、マルチ収納として活躍が期待できそう。
トイレには2枚引込戸を採用し、子供のトイレの見守りや、高齢になったときの介護に対応できる大開口に。節水トイレでエコにも配慮。
洗面化粧台は建具の色に合わせてセレクト。洗濯機上に吊戸棚を設置し、ストック用品なども仕舞える収納スペースを確保。
浴室乾燥暖房機、節水シャワーなどの機能も充実させ、快適なお風呂空間となった。
工事後は結婚したばかりのご子息様夫妻が住まわれ、10年後にご自身がお戻りになるのでバリアフリーや引戸で高齢になっても生活しやすい仕様を心掛け、提案しました。S様ご夫妻も若夫妻も明るく楽しく生活できる空間を一緒に創りあげていきました。全面的に信頼していただきお任せいただけたので、完成して喜んでいただけたお顔を拝見して本当にうれしかったです。