こだわり素材のシームレス住空間
LDKに隣接する和室の使いづらさを解決したいとリノベーションに踏み切られたM様ご家族。メーカーショールームやリフォーム会社を色々まわられましたが、具体的な内容が決まっていない中では話が進みませんでした。そのような折、当社との出会いによりM様の理想の住まいのリノベーション計画が動き出しました。
■阪急阪神不動産をお選びいただいた理由
西宮北口にある阪急阪神すまいのギャラリーへご相談に来られたことがきっかけで、当社のリノベーションが持つ高い自由度や、暮らしやすさを重視したプランのご提案に安心感を覚えていただき、それがご依頼の決め手となりました。また、お客様の自由なご意見を一度受け止めた上で、実現が難しいことや、より良い選択肢ではないことについてはっきりとご説明する担当者の姿勢にも、信頼を寄せていただきました。
■プランの希望・条件
・活用しきれていない和室の改善
・お子様に目が行き届くLDKにしたい
・眺望の良い部屋の魅力を活かせる空間にしたい
■こだわりのポイント
□細部まで吟味したオーダーキッチン
L型で壁に囲われ閉鎖的だったキッチンは、向きを変え、リビングダイニングを見渡せる対面型キッチンへと変更しました。吊戸棚を設けず、リビングとの一体感を高めています。
キッチンは田中工藝でフルオーダーし、色味、サイズ、素材、使い勝手など全てにこだわりました。「どこに何をしまうか」を入念にお打ち合わせし、カウンターの裏側や背面収納にまで効率的な収納スペースを設計。食洗機はドイツ製のGaggenau（ガゲナウ）、コンロはリンナイのG: LINE、水栓は米国DELTA社のタッチ式BRIZOなど、厳選した設備を導入しています。
□ニュアンスカラーのコーディネート
キッチンを囲む大判タイルをはじめ、フローリング、クロス、建具など、空間全体のカラーリングはグレージュを中心としたニュアンスカラーでトータルコーディネートしました。単体ではなく全体でのバランスを重視し、統一感のある落ち着いた空間を創り上げています。
□開放的なLDKの実現
壁の仕切りにより使いづらかった和室は撤去し、リビングの一部としてデスクが置けるご家族のワークスペースとしました。これによりLDKが一体的な空間となり、お子様の宿題や遊びを見守りながら、家事ができるようになりました。室内干し用のアイアンバーやテレビ用下地も施し、将来的な多様な使い方も考慮しています。
□梁が目立ちにくい天井設計
マンション特有の梁が随所に存在し、その凹凸で雑然とした印象を与えていましたが、新たに下り天井と間接照明を組み合わせた天井設計をご提案しました。ラインを通すことですっきりとした印象となり、広がりのある空間に感じられるようになりました。
□大容量ウォークインクローゼット（WIC）
洋室とクローゼットの間取りを再設計し、家族の持ち物をまとめて収められる大容量のWICを新設。衣類だけでなく、スーツケースの置き場所も確保できるようになりました。
【お客様の声】
キッチンに立つとダイニングからリビング、ワークスペースまで見渡せ、窓からの景色も眺められる心地よさを日々感じています。一日中家で過ごしていてもストレスがなく、朝食時にはホテルや別荘にいるような非日常感があり、夜の間接照明だけの温かな雰囲気も気に入っています。来客時には広い空間で子供たちを遊ばせながら楽しんで過ごせています。
お施主様のセンスあふれるご要望にお応えするため、私自身もこれまでの知識と経験を総動員し、真摯に向き合ったリノベーションとなりました。商談中は、ご夫妻と一緒に一つひとつ選択していく時間がとても楽しく、今でも思い出深く心に残っております。
これからこのお住まいで、ご家族が歳月を重ねながら、たくさんの素敵な時間をお過ごしいただけることを、心より願っております。