ヘリンボーンが映えるヴィンテージスタイル

東京では、『ヴィンテージマンション』というジャンルが確立されており、古くとも重厚感があり、歴史や品格をかじられる物件が多いのですが、残念ながら関西では首都圏と比べるとどうしても少ないのが実情です。
今回は、そんな中でも『ほとんどの部屋が100㎡超』『ラグジュアリーで品のある共用部』『もともとは富裕層向けの邸宅マンションだった』『しっかりした管理』という魅力的な要素を兼ね備えた、『関西屈指のヴィンテージマンション』をリノベーションした事例のご紹介です。
「そろそろ自分たちの家を」と、住まい探しを始めたKさん夫妻。
住宅展示場や新築マンションのギャラリーを見学したのですが、しっくりくる物件がありませんでした。
絶対に欲しかったのは『広さと立地』です。
西宮北口駅徒歩圏内で、何なら2路線使えて、100㎡以上のマンション。
でも、そもそもそんなマンションは球数も少ないうえに、なかなか希望の予算では手に入らない。
そんな時、雑誌でリノベーションされたマンションの記事を見て興味を持ち、調べるうちに「自分たちにピッタリ」と納得。知人が住んでいて、前から雰囲気が気に入っていた築45年のヴィンテージマンションに狙いを絞り、売り物件が出るのを待って購入しました。



こだわったのは、仕上げの素材感と収納の確保。 「新築にはない、手仕事感のある住まい」ということで無垢材の床やペイント塗装の壁、アイアンフレームとガラスのパーティションなど厳選した素材を集めました。
また、阪急阪神不動産にリノベーションを依頼したのも『手仕事に対する圧倒的な信頼感』や『上質な仕事をしそうというイメージ』からだそうです。
特にリビングダイニングのヘリンボーン貼りにした無垢のフローリングは、床材のサンプルを何種類も確認した上で決定したもの。リビングダイニング以外の部屋はクリ材の無垢フローリングでナチュラルに仕上げ、メリハリを利かせました。
また、生活感が出ないよう各所に大容量の収納を確保。壁面収納やパントリーで見せたくないものを隠して、いつでもスッキリとした空間になりました。
寝室にはインナーバルコニーを設けたことで、断熱性能が向上。ガラスの引込み戸で仕切っているので圧迫感を感じることもなく、1年中快適に過ごせます。

ダイニングからバルコニーを。ワイドスパンで開放感のあるリビングに。

センタードアはエイジング加工で古建具風に処理した両開き戸。

奥さまがこだわったオールステンレスのキッチンにはドイツのミーレ社製の食器洗浄乾燥器をビルトイン。

洋室床にはナチュラルなクリの無垢フローリングを採用。
リビングとはまた違った落ち着いた空間にし、コストコントロールも実現しました。

個性的なアクセントクロスが印象的な寝室。

寝室の窓側にインナーバルコニーを設けた。ガラスの引込み戸で、閉めた状態でも圧迫感を感じない。

大理石貼りの洗面スペース。左右に納戸とリネン収納スペースを配置
※阪急阪神のリフォーム・Reno-Bloomは、2026年に阪急阪神レジデンスデザイン(HHRD)に事業統合されました。









