クラシカルな雰囲気で心地良くティータイムを過ごす部屋
【リフォームで住まいを今の暮らしに合わせていく】
20数年前に注文建築した住宅は、もちろん当時の暮らしにとてもマッチした家でした。しかしほんの数年が経つと子供たちも大きく成長、それにつれて暮らし方もずいぶんと様変わり。服のデザインやサイズが合わなくなるように家の間取りも暮らしとのミスマッチが起こり始めました。そんなとき、同時期に建てられた近所のお知り合いのお宅が売りに出されていることを知りました。そのご家族も時間とともに住まいが暮らしに合わなくなってきたのでお引越しを決意されたということでした。中を見せていただく機会があったのですが、驚いたことにその間取りはその当時の私たち家族が求めていた理想の間取りでした。実は現在の住まいはそのお宅を購入させていただいたものなのです。それからまた十数年の時が経ち、子供たちも独立、夫婦二人となって暮らしも大きく様変わり。当然に家に求めるところもまた変わっているわけです。ピアノ教室をずっと続けてきていますが、もう子育ても終わりすこし楽しむ時間の余裕もできています。今回は私自身が楽しむためにもリフォームでずっと欲しいと思っていたお気に入りの部屋を作ることに決めました。それは親しい方やお客様とゆったりとティータイムを楽しめるような居心地の良い部屋づくりです。
【さて、どこにリフォームをお願いしましょう?】
リフォームを思いたって、最初にお声掛けしたのは以前に外壁を塗り直していただいたリフォーム業者さんでした。要望を聞いてくださって、数日後にはリフォームプランをご提案いただきました。営業担当さんの他に外部スタッフのデザイナーさんなどもお越しになられ、とても豪奢で華やかなご提案を頂戴しました。とても嬉しかったのですが、なぜかすぐにお願いできない気持ちがあり、すこし考えさせてもらうことにしました。そんな時に阪急阪神のリフォームさんのキャンペーンを知り、相談してみたのです。するとリフォームアドバイザーの池田さんが私のイメージ通りの提案をしてくださるのです。十分にニュアンスを理解してもらって、行き過ぎてない提案、それはとても嬉しいことでした。相性の良さを強く感じて、この方にお願いすれば、理想のお部屋を現実にしてもらえると確信したのです。
【好みをもっと正確に伝えたくて】
部屋のおよその最終形は頭の中にありましたが、それを抽象的な言葉でなく、もっと具体的に伝えていきたいと考えました。まずは部屋の壁のサイズを測って正確に方眼紙に線を引き、そこに壁紙や建具、その他設えのイメージを描き込んでいきました。また、白やグリーンを基調に構成されるカラーや調度品についてもこだわりがあったため、要望をお伝えするときはできるだけ近いイメージの写真を探して池田さんに見ていただくようにしました。本当によくお付き合いくださって、お陰様で打合せの回を重ねる度にプランはどんどん私の理想のものとなり、いつしか理想を超えていったように思います。
【度を過ぎないところを大切に】
もともと古い洋館のようなクラシカルなデザインが好みでした。しかしお洒落に仕上げるのが難しいジャンル。息子には「やり過ぎると笑われるよ」と言われました。和室と続き間になっている位置条件も難易度が高かったと思います。何ごとも度を過ぎないところにお洒落さが存在し、それが居心地の良さにもなるのかと。まずは“ずっとここにいたい”と感じてもらえるようなお部屋を目指し、好きなものをただいろいろ詰め込み過ぎることがないように心がけました。池田さんとはそこをとても共感できていたと思っています。例えば当初のプランにあった壁面のモールディングは入口のドアにステンドグラスを採用したことから思い切って中止。過度な主張になると判断して、壁はクロスを貼るだけのシンプルな仕様に変更したりました。
【満足度の高いリフォームのポイントは“マイペース”】
最初に相談したリフォーム業者さんからはお願いしていないことまで大規模なリフォームのご提案をお持ちいただきました。もちろんその内容にはプロの視点による素晴らしいものでしたが、どこか「これは私のペースではない…私のリフォームではない…」と感じてしまったのです。一方阪急阪神のリフォーム、つまりは池田さんですが、初めてご相談させていただいた時から本当に相性がピッタリというか、なんでも話せて、考えたり選んだりする作業を私のペースに合わせてくださいました。とても感謝しています。細かい要望や急な変更も快く受けとめてくださり、たくさんのキャッチボールができたと思います。振り返ればイメージ通りの完成になったのはこの時にたくさん話せたこと、たくさんコミュニケーションできたことだと感じています。
【嬉しいアドバイスの数々】
細部の打合せでも嬉しいアドバイスやアイデアをもらえました。扉にステンドグラスを採用する時のショウルームへの案内もその一つです。また和室との境にある建具(襖)がリフォーム後の部屋の雰囲気に合わないのではという話になった時に、新しいものに取り替えるのではなく、既存のものを活かしたまま取手金具を替えるだけで新しい部屋にマッチできたことも嬉しかったです。ご商売を考えると申し訳なくなりましたが、予算を逸脱せずに高い完成度を目指していただける姿勢はとても安心でありがたいことでした。
【小さなサンプルではなくぜひショールームで】
これからリフォームされる方にお勧めすることがあります。それは壁のクロスや床材を選ぶときに、小さなサンプルを見て選ぶより、できるだけショールームなどで大きなものをご覧になったほうが良いということです。私もこだわってグリーンのクロスを選んだのですが、あの小さなサンプルで見て選んで「イメージ通りに仕上がる?」と不安になってショールームに飛び込んで確認したのです。結果、大きな面積で見るとやはり印象はまったく違っていて、池田さんには無理を言ってギリギリで変更してもらいました。でも完成して一番に思ったことは、「ショールームへ行って良かった…。変更させてもらえて良かった…。」でしたね。これは私には本当に大きなことでした。もしサンプルで選んだクロスにしていたらここまで大きな喜びではなかったのかもしれません。
【工事中はワクワク、完成してウキウキが止まらない】
工事中は少しずつ完成に近づく様子に気持ちが高揚しました。私だけでなく主人もその進行状況を笑顔で見守ってくれました。養生のために貼られていたシートが外されたときには夫婦で「わぁっ!」と声を上げて喜びました。打合せがされていない部分はなく、すべてを知っているはずなのに、実際を目の当たりにした時はその出来栄えに格別のものを感じていました。完成してからこの部屋を見に来てくれた方に「ここでお話ししてると帰りたくなくなるわ。」と言ってもらったときはとても嬉しかったですね。なのでリフォームはまだまだ続くかもしれません。次は和室?もしくは近々お迎えすることが決まった猫ちゃんのための仕様?いずれにしてもまた池田さんを指名させていただきたく思っています。
【Staff Voice】
一つひとつ素材を足し引きしながらじっくりお打合せをさせて頂きました。 奥様のアイデアが素晴らしく、長年温めてこられた理想の一部屋が完成しました。