上質で落ち着いた『普段に還る』空間
大阪市都心を代表するターミナルシティ天王寺。眼下の都市には暮らしに必要な機能も整っており、住宅エリアとしても人気のこのエリアでマンションの一室を全面リノベーションした事例です。
当社とインテリアデザイナーのコラボ企画から誕生。
忙しく外世界を飛び回り、ここに戻ったときは普段の日常に戻れる。上質さの中に、そんな ほっとするような心地よさを追求しました。
特に大幅なリ・デザインは施さず、それよりも一つ一つの素材を選び抜く。
色彩のトーン、ブロンズのガラスやタイル、石の壁、それらを丁寧に吟味しながら、 照明のコントラストも含めて日常の上質で落ち着いたシーンを思い描いてプランニングを施しました。
追加リフォームのご提案
収納と仏壇置き場を確保するため、完成後に追加リフォームのご提案をさせていただきました。
もともとマンションには全体としての広さはあるものの、『お仏壇を置いてしっくりくるスペースが見当たらない』という問題を解決するため、家のデザインになじむ仏壇置き場の確保が必要でした。
お客様のお話をじっくりお伺いした結果、仏壇へ毎日手を合わせるのが日課というお話もあり、
壁一面となる収納スペースの扉を、組子細工で製作し、仏間となる空間に新たな和のエッセンスを融合させるというご提案をさせていただきました。
工芸品ともいえる組子扉のオーダーメイド、もちろん既製のドアを選ぶことを思えば費用は掛かりますが、
単に場所を確保するだけだなく、そのモノに対するお客様の価値観や背景を理解しご提案させていただくことで、喜んでいただくことができました。
リビングダイニング
ダイニングキッチン
対面キッチン
リビング+DENスペース
DENスペース
キッチン
玄関ホール
ホール
寝室
切子細工の収納建具