モノを持ちすぎない、白×木の上質ミニマルリビング

オークの床とグラフテクトのキッチンをアクセントに、全体は白で仕上げ、シンプルにこだわったインテリアプラン。必要以上のものを持たない、K様ならではのお住まいが完成しました。

■プランの希望・条件
・リフォームのきっかけともなった隣接住戸の生活音を防ぐ
・必要以上に物を持たない暮らし
・シンプルなインテリアに合うすっきりした空間

■こだわりポイント
□隣接住戸の生活音を防ぐ
音の問題に対しては、隣の住戸と接する壁に吸音材と遮音シートを張り、廊下側の部屋は内窓を加えて二重窓にしました。これでほぼ問題は解消し、気にならなくなりました。
さらに、断熱性も高まったことでエアコンがよく効き、夏も冬も以前より過ごしやすくなっています。
□シンプルな空間にキッチンをアクセント
全体はとことん白で仕上げ、シンプルかつ洗練された空間となるようにしました。そこに、オークの床とグラフテクトのキッチンでアクセントを加えています。
住宅設備、収納内部からタイル、照明までトータルにお客様と一緒につくらせていただきました。
□ウォークスルークローゼットの利便性の向上
元々がいびつな形だったウォークスルークローゼットの形を整えながら、一方の出入口を個室から廊下側に変更し、家族３人のそれぞれの寝室や玄関からすぐにアクセスできるよう動線を改善しました。
また、中に設けた棚や有孔ボードなども、置く物に合わせて綿密に計画を立て、ウォークスルークローゼット内の使い勝手も向上させています。棚板は可動タイプにしていますので、今後、収納する物が変わっても自由に変えることが出来ます。
□広がりのあるリビング・ダイニングと収納豊富なキッチン
LDKは出っ張っていた梁を折り上げ天井の縁として活かし、段差には間接照明を仕込むことで、明るく広がりのある空間につくりかえました。
ダイニング横の収納は内側にコンセントを設け、PCやプリンターもしまえるようにしています。
リビングと繋がる洋室との間は半透明のスライドドアとし、閉じていても柔らかな光を通し、開ければLDKと一体化するようにしました。リビングドアのガラスも透明なものにして、以前よりも廊下に光が届くようになりました。
床はすべてオーク突板のフローリングで統一。キッチンは木製家具のような素敵なデザインのグラフテクトを選びました。以前の生活で使用頻度の少なかった食洗機は付けず、そこを引き出しにして、収納力をアップさせました。また、背面にあった洗面室と直接行き来するための扉を塞いでカップボードを据え付けたことも、収納力アップに寄与しています。
□洗面室のパイプスペースを移設し広々空間に
洗面室の中心で邪魔をしていたパイプスペースは、中身を調べると、床下に収められることが分かったため撤去することで空間が拡張され、ゆとりが生まれました。
洗面台の配置やサイズは以前と同じですが、ボウルを片側に寄せることで、歯磨きとメイクなど、2人並んで使っていただけるようにしています。
浴室は最小限の構成でシンプルに。洗面室との間の段差も解消しました。

■リフォーム後の暮らし
リフォーム後の暮らしについてお伺いしました。
『休日は、出かけることが多かったのですが、今は一日中家の中で過ごしていても飽きないです。ジム通いをやめ、広くなったリビングでヨガをしたり、きれいな夕陽を眺め、夜は間接照明の柔らかな灯りのもとでゆっくり過ごせます。キッチンもすっきりと片付いて、使いやすい。最近では、妻がぬか漬けにも挑戦しています。家族みんなが「きれいな状態を維持しよう」「丁寧に使おう」と思いを同じくするようになったのは、とてもうれしい変化です。』
リフォームをすることで、暮らし方、生活スタイルが変わり、毎日がより充実したものになったと嬉しいお言葉をいただきました。

担当者 Konishi

音の問題をきっかけに、一時はお引越しも考えていらっしゃったK様。今のお困りごとを解消できるよう、最善のプランを一緒に考えさせていただきました。
細やかなところまでご自身で調べられるK様とのお打ち合わせはとても勉強になり、有意義な時間を過ごさせて頂きました。K様のこだわりが各所にみえる、シンプルで上質なお住まいが完成したこと、私も嬉しく思います！

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