すべて珪藻土仕上げ。家族の健康に配慮した自然素材の住まい
お仕事の都合もあり、いろんな街にお住まいになられた経験をお持ちのO様。
なかでも海外での生活が特に印象に残っているとのことで、マイホームを考えるにあたり、当時お住まいになっていたお家の雰囲気をイメージされました。
弊社のマンションブランド<ジオ>をはじめとする新築マンションや分譲戸建てを幅広くご覧になった結果、選ばれたのは同じ<ジオ>シリーズでも以前に分譲された物件でした。 こちらのマンションは駅からのアクセスや眺望、静かな環境などに恵まれた人気の物件で、 物件情報を弊社の不動産仲介部門である、阪急ハウジングプラザがいち早く入手してご紹介。自社物件に強い仲介部門との連携で、お客さまのご希望にピッタリの住まいを見つけることが出来ました。
まだ築11年なのでそのままお住まいになることも十分可能でしたが、O様はリノベーションでご自身のこだわりを実現することに。
最大のこだわりは、全室の壁と天井を「珪藻土」で仕上げたこと。全ての部屋(なんとトイレまで!)を珪藻土仕上げとすることは、家族の健康を気づかうO様の当初からのご要望でしたが、新築マンションで実現するのはなかなか難しかったかもしれません。
このようにこだわりポイントを実現できるのも、リノベーションの大きな利点です。
元々使いやすい部屋配置ということで大きな間取り変更はしていませんが、和室を移動することで広いLDKがさらに開放的な空間になりました。 その和室はLDKと違和感なく一体的に感じられるよう、照明器具を統一した上で襖や畳にモダンなデザインのものを選択し、床の間も隠すことができるようにしてあります。
キッチンの面材や建具をシンプルな白とすることで、珪藻土の微妙なグラデーションが引き立ち、お気に入りの家具や照明が一段と映えて見えます。 主寝室にアーチ型開口付のアルコーブを設けてアンティークのライトを吊るしたり、洗面室に浴室から視線が通るピクチャーウインドウを配したりと細部に至るまで妥協することなくデザインにこだわりながら、全体的なバランスを崩すことなくオリジナリティを表現しています。
ご夫婦ともにデザインやインテリアに造詣が深い、O様のセレクトが細部に光る物件になりました。
手持ちの家具を引き立たせるよう、内装や照明を選定。
印象的なモザイクタイルを壁に貼ったトイレには、手洗いカウンターを新設。
カウンター横のピクチャーウィンドウやガラスのドアで開放感を演出した洗面室。ペンダント照明がエレガントな雰囲気を演出。
洋室にはクラシカルなアーチをデザインしたあるコープを設置。
タイにお住まいの頃のお家をイメージしてプランを打合せさせていただきました。どこかオリエンタルな雰囲気をまとった空気感が、私もとても気に入っています。