賑やかな子育てを終え、大人がゆったりと楽しむ住まい
もともと、家は建てて終わりではなく、住みながら家族や暮らしの変化に合わせて手を加えていくもの、という思いのあるS様。今回のリフォームの前に、すでにキッチンや和室などリフォームをされている箇所もありました。今回は、3人のお子様たちが高校生以上になり、大人の使い方ができるようになったこともきっかけで、夫婦でリラックスして過ごせる空間を作りたいというご要望のもとリフォームされることになりました。
【お客様の声】
工事期間中は、家族の事情で外出も多かったのですが、ikuraさんは現場と私たちとの間に立って、いつも細やかな調整をしてくださいました。
事前に決めていても、現場で実際に見るとイメージが変わることもありますが、相談するとすぐに対応してくださり、急かさずに悩む時間も取ってくれました。打ち合わせでは毎回、記録簿を残していただけたし、使用する素材サンプルの一覧やオーダー建具のパースもわかりやすかったです。おかげで安心して進めることができました。
当社でのリノベーションは2度目のS様。
今回は百貨店の家具担当の方に、理想のクローゼットのイメージなどをお話しをされていました。その際に、家具担当の方からイタリアの家具ブランド〈モルテーニ〉のご紹介があり、ショールームでひと目で気に入られたそうです。
そこで、〈モルテーニ〉の家具を取り入れつつ、その雰囲気で寝室まで統一するとともに、子ども部屋もあわせてリニューアルしたいと、当社へご相談くださいました。
テーマは『大人がくつろいで過ごせるモダンな住まい』。使い方に合わせて間取り、デザインをご提案いたしました。
■プランの希望・条件
お気に入りのドラマに出てくる「魅せるクローゼット」に憧れていらっしゃったS様。
お洋服やバッグ、アクセサリーなど、好きなものがキラキラと輝くような場所になるようにお打ち合わせを重ねました。
□〈モルテーニ〉に合わせて空間をコーディネート
〈モルテーニ〉のシステム収納を組み合わせたウォークインクローゼットは、中央にアクセサリーや時計をコレクションできるドロワーを置き、全体を見渡せる開放感のある空間としました。
また、照明も雰囲気に合うものをお選びさせていただき、ハンドメイドガラスでつくられた〈ジョガーリ〉でコーディネートしました。
□物置のようになっていたクローゼットを使いやすく
〈モルテーニ〉と雰囲気を合わせた家具を間に造作し、収納力をアップするとともに、余分な隙間のないオーダーメイドの空間にしました。
カラーリングや素材にもこだわり、同じ色合いでも鏡面仕上げやレザー調など、変化を付けたものをご提案いたしました。
クローゼット扉の内側を鏡張りにしたのも、使いやすいと喜んでいただきました。
□お気に入りのバッグや小物を飾れる寝室
寝室の扉を開けると、一番にお気に入りのコレクションが視界に入るようプランしました。
上部にあったエアコンはすっきりと収め、ルーバーで目隠しもしました。
□ベッドも部屋の雰囲気とマッチしたコーディネートにプランニング
ベッドも造作でおつくりいたしました。
ヘッドボードは、家具に合わせた色やヴェルベットのような素材感にしました。壁はアクセント壁とし、木調パネルで落ち着いた雰囲気に仕上げています。
□子供部屋の間仕切りを取り払い新しく広い空間へ
廊下側は一面、引き違い扉を入れました。
全開すれば広々とした空間になり、お子様が全員独立された後は、セカンドリビングとしても使うことができます。
■リフォーム後の暮らし
寝室は以前よりも落ち着いた雰囲気となり、夕食後は早めに寝室へ行き、くつろぐことも増えたそうです。
クローゼットは、以前と同じ広さですが、整理したり、飾ったりすることが楽しい場所になり、クローゼットで過ごす時間が増えたそうです。「お気に入りのものを大切にしたい」と自然と気持ちが変化し、1つ増えると1つ減らすことを実践できていて、溜め込むことがなくなったと教えてくださいました。