グレージュを基調としたモダンなデザインと温かみが調和した空間
娘たちが嫁ぎ、夫婦二人となって住まいを見直し
およそ29年前結婚して互いの実家からも遠くなく、妻の実家と同じ沿線で見つけて新築購入したマンションです。昨年嫁いだ2人の娘にとってはここが生まれて育った実家、そして故郷であり、家族にとってはとても思い入れのある大切な居宅です。
リフォームを考えるきっかけは2人の娘の結婚。昨年2人とも結婚が決まり嫁ぎました。私たちはこの家で突然夫婦2人になり、これからの暮らしと住まいを見直すこととなりました。水廻りを中心になにかと古くなっており、このタイミングでまだ長く暮らしていくであろうこの家をリフォームし、使い勝手を良く、快適な空間にしようと考えました。
SNSでリフォームをイメージし、印象の良いリフォーム業者をピックアップ
リフォームしようと決めてまず最初に始めたことは、インスタグラムを中心としたSNSや、リフォーム会社のホームページを検索しての情報収集でした。
黒を基調色にした内装にしているものも多くスタイリッシュなカッコ良さと選択の自由を感じました。インターネット上にはリフォームに関する情報がたくさんあり、そこで見ることが出来る実例写真は夢を持たせてくれるだけでなく、とても良い情報であると感じました。特に参考になったのは実際の事例写真とリフォームをされた方々の体験談でした。
元々のイメージからの方向転換も大成功
間取りに関しては和室をなくして、その分リビングを広げたいと考えていました。収納容量の拡大と使い勝手の良い動線として、寝室とリビングを行き来できるWTC(ウォークスルークローゼット)も欲しいと思いました。
室内の内装については当初は夫婦二人の暮らしになる事もあってホテルライクなイメージ、モルタル調のモダンでスタイリッシュなものを考えていました。しかし阪急阪神不動産さんの事例写真などを拝見しながら相談するうちに、上質さを感じるグレージュカラーをベースにしようと方向転換をしました。最終的にこの方向転換は大成功でした。合わせたいインテリアや、家具の好みにもマッチしてとても良い選択であったと思っています。
阪急阪神のリフォームにお願いした決め手
初めから阪急阪神不動産に絞り込んではおらず、問い合わせしてみた先は数社ありました。そんな中キッチンの希望(アイランド型)については施工が困難、不可能という返答の業者さんもありました。やはり難しい要望なのかと思っていたのですが、阪急阪神不動産さんだけは「簡単ではないが可能」という回答をくださいました。
古いマンションならではの制約がある中でたいへん難しいオーダーをしていることは理解できましたし、それでも私たちの理想を叶えてくれようとされる気持ちが伝わってきてとても嬉しく感じたことを覚えています。
初対面の時からとても礼儀正しく誠実に向き合っていただけたことにも加えて高い技術力と実績、そしてそれら基づいた自信を備えていらっしゃることも実感できたのでお願いすることに決めました。
熱望したアイランドキッチンが現実に!
施工が難しいと言われたアイランドキッチンが現実になるだけでなく、驚くべき気遣いとそれを形にする技術に感服しました。
キッチンの床レベルのリビングとの段差は想像以上に小さくなりましたし、隣りの洗面室に連続していく動線においても床段差をなくしていただくことができました。一見ではわからないかもしれませんがこれから高齢に向かう夫婦の未来の暮らしにも優しい仕様であり、心遣いに感謝するとともに高い技術に驚かされっぱなしでした。
提案に納得!
リフォームの実際の打ち合わせは驚くほど多岐にわたり、細部にまで至ります。
いくら描く夢がはっきりしていても経験のない者がすべての色や材質を決めていくことはおろか、ただ選択することさえ難しい場面は出てきます。そんな時に嬉しいのは好みやライフスタイルを理解してくれたうえで進言いただけるプロの提案です。
ブロンズミラーのキッチンの壁面パネルやリビング壁面の大判なタイル仕上げなどとても自分たちでは思いつかなかったであろう仕様はその多くが私たちをよく理解してくれていたご担当のUgoさんからの提案によるものです。日常を過ごす空間が本当に素晴らしいものとなりその完成までを見通せている提案力の高さを感じました。
近所にも褒めていただいたスタッフの礼儀正しさに感動
リフォーム中にはマンションの管理員さんやご近所さんに「工事に来られている職人さんはとても気持ちの良い方ばかりですね。気持ち良く挨拶されるし、とても現場を綺麗に整頓されているし掃除も丁寧。良い業者さんですね。」とよく褒めていただきました。
「さすが阪急阪神さんはちがうわね。ブランドイメージ通り。」と言われるのがまるで自身が褒められているようにたいへん嬉しかったことが思い出されます。
思うことをすべてやり切れた感のあるリフォーム
リフォームの打ち合わせがスタートしてからは、間取り変更ももちろんですが設備仕様や内装材のカラーの選択、たくさんの相談を重ねてたくさんのサンプルを見比べました。
他にも阪急阪神不動産の分譲マンションのモデルルームやショールームも見学させていただいて参考にすることもできましたし、見学中に拝見して気に入った造作を見つけて、それと同じように今回のリフォームに取り込んで設えていただくようなこともできました(洋室のカウンターやテレビ台など)。
多岐にわたる打合せが続いた中、時には妥協や適当があってもいいかと思うこともありましたが、一切手を抜くことなくこだわりを持ってリフォーム完成の日を迎えることができたと思っています。いま部屋のどこにいてどこを見ても打合せを思い出せますし、もちろんたいへんなこともありましたが、終わってみれば無駄だったことはなく、やり切れた充足感を覚えます。これは本当にかけがえのない経験で、これまで以上にこの家への愛着が醸成されたように感じています。娘たちも実家リフォームの完成を見て喜んでくれましたし、友人や知人も「リフォームってここまでできるんだ。すごいね」と褒めてくれました。これも阪急阪神不動産にお願いできたから、そして、ご担当者及び工事スタッフの皆様に本当によくお付き合いいただけたからだと感謝しております。