仕事・家族・遊び。すべてに妥協しない家。新築マンションをリフォームして暮らす
コロナ禍で地球上どこに暮らしていても働けることに気づく
国籍は日本とアメリカにあります。現在アメリカ西海岸のIT系企業に勤めていますが、コロナ禍で働き方に大きな変化がありました。もともとオフィスに出社するもしないも自由な会社でしたが、まったく出勤しないことで家族と過ごす時間が増え、それをより大切なものと考えるようになりました。世界のどこにいても仕事はできますし、効率的に働くことに努めれば、業績もプライベートタイムも質を向上させることは可能だと気づきました。仕事はそのままに続けながら、思い切って妻の家族がいてその文化にも興味のあった日本に暮らしてみようと考えたのです。
初めて購入してもいいと思えた阪急阪神の分譲マンション
一足先に日本でマンションを借りて生活を始めたワイフを追って日本での生活が始まりました。週末旅行を楽しみながら日本の歴史や文化を知ることのできる楽しい毎日です。ワイフは家を購入したいようでしたが、当初私はあまり賛成できませんでした。というのも、アメリカなどとは違い、日本の住宅は土地を除いた建物の価値が完成時点を頂点に日に日に下がっていく、つまり投資的に有益な購入になりにくいからです。しかし、アメリカとの時差の関係で夜中にリモート会議などもある働き方となり、借りていたマンションでは就寝中のワイフを起こしてしまうようなこともあったので、もうすこし広い家に移りたいと思っていました。 そんな時に以前から通りがかりに気になっていたジオシリーズが完成し、その実物を内覧できると知り案内してもらいました。落ち着いて洗練された建物デザインと素晴らしい設計施工、戸建物件では不可能な先進セキュリティ、そして室内空間はさらに予想以上で飽きのこないハイセンスなコーディネートに心を動かされました。初めて「この物件なら購入してもいいかもしれない。」と思えた物件でした。
細部までリフォームして妥協のない家にする
立地、建物ともに気に入って購入を決めたマンションでしたが、これからここで働き、寛ぎ、楽しみながら暮らしていくのに『ストレスの微塵もない家にしたい』との思いから細部までこだわってリフォームしたいと相談しました。例えば完成した室内を内覧した時にフローリングはシックなダークカラーで高級感のあるたいへん良いものに見えましたが、「明るい室内のイメージ」が最も大事でした。この先長く暮らす家の床、私には譲れないところであり貼り替えていただくこととしました。しかし、ただ明るくすればよいというものでもなく、建具や壁面のクロスにマッチするものでなければなりません。突板に特殊な顔料を施したグレージュカラーのフローリングの提案は、希望通りのもので今もたいへん気に入っています。これを機にとことん納得いくためのリフォームが始まりました。
ワイフが過ごすことの多いキッチンは細かい調整を
キッチンは特別に細部までこだわりました。キッチンメーカーの協力もいただき、同じ面材で吊戸棚やカップボードを含むバックセットを造作していただきました。料理以外にもパソコンを使って作業するワイフのために天板を広げてダイニング側からも使用可能なダイニングカウンターや立ったまま仕事ができるワークスペースなど造作いただきました。高さや奥行きのサイズは綿密に打ち合わせしてくださり完全なオリジナルです。もちろんキッチン本来としての機能にもこだわり、鍋が洗える大型の食器洗浄機に交換したり、吊戸棚にはソフトダウンウォール、調理器具用のコンセントの増設、使用している調理器具の大きさに合わせた棚などワイフの要望をすべて高いレベルで叶えてもらいました。
インターネット環境は常に先進でいたい
先進のIT系企業に勤める者として、そして海を渡った場所でリモートワークする者として、インターネット環境にはこだわります。通信容量の不足や速度の問題は論外ですし、日進月歩のテクノロジーは常に先進のものを採り入れていきたいと考えています。室内のケーブルの引き込みや配線ルートは当然に私の方で理想をお伝えしましたが、一度出来上がった室内の壁の内側をその計画に基づいて配管配線する技術には感服しました。入居後は全くストレスなく仕事ができますし、次に新しい機器に取り替えたり、足したりすることも容易になりました。
主寝室にはシャワールームと大容量のクローゼット
深夜に仕事をすることも多くワイフと起きている時間が相違する日もあります。お互いの就寝時間や活動時間を邪魔しないように、浴室とは別にシャワールームが欲しく主寝室に続く空間に設置をお願いしました。また収納容量確保のため、隣室との間にあった壁の位置をずらして大きなクローゼットを造作していただきました。クローゼットは天井まであり十分な容量を確保することができました。壁一面となる大きな扉にはホワイト色とすることで、室内はとても明るく清潔感ある空間となりました。
大きなウォークスルータイプのシューズクロークを2つに分離
玄関収納をウォークスルータイプのシューズクロークではなく、完全に分離したシューズクロークと物置に変更。私もワイフもシューズクロークが大き過ぎて他の物を収納するとしても分離したいという思いがありました。特にウォークスルーである必要性もないようにも思い、真ん中に仕切り壁を設置していただいて2つの独立した収納スペースにしていただきました。実際に入居して物を入れてもこの方が整理しやすく使い勝手は良くなったと思います。ここはインターネット関係の配線用配管の集約点でもあり配線の変更等はすべてここで可能となっています。室内にケーブルや機器がほとんど見えないのはそのためです。
緻密で気の利いた提案はいつまでもうれしく感じられそうです
リフォームを担当いただいた猪倉さんはじめご協力いただいたグループ各社スタッフの皆さんにはプロフェッショナルを感じました。不動産会社が「リフォームもやっています」というレベルではありません。もっとも感心したのは「緻密さ」です。例えばリビング。壁面にテレビを設置する際には、視聴する位置からもっとも適正な高さ、荷重から壁にどれくらいの補強が必要かを綿密に計算していただきました。また阪急百貨店のご担当者にはソファーの大きさや適正配置、さらにはダイニング側でテレビを観る時の遮蔽にならないソファーの背もたれの高さなどもすべて示していただけました。使用している自動掃除機の稼働を妨げないような家具の立ち上がりやコンセントの位置(高さ)は床からどれくらいか、窓の開け閉めに必要なスペースを保てる家具サイズの限界はどれくらいかなど、実生活にある場面を想定した経験あるプロならではの配慮がありとても頼もしく感じられました。何気ないですがそれらは後日入居しての暮らしの中で改めて感じることのできる優しさです。窓を開けるとき、テレビを観るとき、猪倉さんはじめスタッフ皆さんのお顔を思い出します。手間を惜しまずいただいたお心遣いに感謝しています。
HAPPY WIFE = HAPPY LIFE FOR ME
今回のリフォームが終わって一番気に入っているところはどこかと聞かれますが、「特にここ」というのはないですね。すべてにおいて思い通りにできましたので全体としてたいへん気に入ってます。強いて選べと言われましたらそれはワイフが一番気に入ってくれた部分になるでしょう。「Happy wife = Happy life for me」ワイフが幸せならそれが私にとって一番幸せな暮らしであり人生ですから。ちなみにワイフはこのキッチンとダイニングにあるワークスペースを心から楽しんでくれているようです。こだわった甲斐がありました。
思い描いていることをすべて受けとめてくれた阪急阪神グループ
まさかマンションを開発・分譲されていた会社にこれだけ多岐にわたるリフォーム部門があって、しかもハイレベルにご対応いただけるとは思っていませんでした。偶然ですが物件売主がワンストップサービスが可能な総合不動産会社阪急阪神不動産であったことは私たちにとってとても幸運でした。またそれだけではなく阪急百貨店などグループ会社の協力も要請いただき、家具やインテリアに至るまで気の利いたご提案をくださったお陰で予想以上のわが家になったと思っています。グループ内の迅速な連携が他にはない大きなサービスであったと感じています。こだわりぬいて完成したわが家でこれからとても楽しいことが始まる予感がします。コロナ禍が収束し、また海外を含め世界中旅することができるでしょうし、この家をベースにワイフと二人でいろんな未来があることにワクワクしています。