作品を眺めて過ごす時間、アトリエを彩る「赤」の展示棚
【これからを豊かにするために】
何ごとも突きつめていく生来の気質なのか、趣味のためのアトリエが欲しいと思い、わがままを言ってこのマンションを4年前に購入しました。若い頃は趣味と言えば、ヨット、ダイビング、乗馬とアウトドアで仲間とアクティブに楽しむことばかりでした。しかし年齢を重ねて仕事も退いた後のことを思うと「一人でも楽しめる趣味を持ちたい、持たなければ…」と考えるようになりました。そこでステンドグラス製作や絵画の教室に通い、他にも自動車、飛行機、帆船といった模型製作などにも挑戦するようになりました。もともと何かを創意工夫しながら作ることは好きでしたが、どれもはじめてみると奥が深く、今では仕事をしていた頃よりも忙しい毎日になっているような気がします。
【増えていく作品を眺めていて】
退職してアトリエで本格的に活動を始めると絵画や模型作品がどんどん増えていきます。部屋のいたるところに置かれた作品を眺めていて、それらをまとめて展示できる飾り棚が欲しいと思うようになりました。リビングの壁一面を利用して展示棚を造作してみてはどうかと具体的にイメージを絵にしていきました。作品を眺めて過ごす最高の空間づくり。わがままですが家族のためとかではなく自分自身のため、つまりは「僕のためのリフォーム」を感性の趣くままにしてみようと考えたのです。
【阪急阪神のマンションだから阪急さんに相談しよう】
棚の造作とはいえ壁一面の大がかりな工事になりますし、どこかプロの業者さんに工事依頼しなければなりません。もともとこのマンションは阪急さんのマンションでしたし、阪急さんにお願いすれば、建物の構造も熟知されていらっしゃるだろうし、管理組合への連絡や調整等も一番スムーズではないかと考えました。そこで阪急さんが近くで分譲事業をされていたマンションギャラリーを訪ねてみたのです。快く話をお聞きいただき、すぐにリフォーム担当さんに相談する機会を設けてくださいました。実際に想像してファーストコンタクトした窓口は間違っていませんでした。阪急さんでなければこれほどスムーズに相談から工事完了までを進行できなかったのではないかと考えています。
【要望把握と的確なアドバイス、アイデア】
仕事を退いて趣味に没頭する日々は予想外に毎日が忙しく、そして楽しいことになっています。若い頃は自分が絵を描くことなど思いもしませんでしたが、今はそれがなによりも楽しい。趣味に勤しめるというのは数値化できない価値だと感じています。「なんであんなに面倒で非生産的なことをするのだろう?」と本人以外は思うことなのかもしれません。しかし、趣味を持っているというのは必ず人生を豊かにしてくれることだと考えています。間接照明に照らされた自分の作品と暖炉の明かりを眺めながら過ごす夜が至福の時間となりました。そんな時、この先どこまで棚の数を増やせるだろうかと想像し、できれば100歳になるまで元気に続けていけたらと考えるようになりました。誰かに褒めていただければもちろん嬉しいのですが、それよりも今は自分が心から好きだと思える空間で好きなことに全力で打ち込めることに喜びを感じています。これからをより充実した時間にしてくれるかけがえのない空間が完成しました。このリフォームにはとても満足しており、ご協力いただいたスタッフ皆様に感謝いたします。
【感性に従う自分のための「赤」】
飾り棚を作りたいと思いはじめた当初から棚の色は「赤」をイメージしていました。特に理由などはありません。ただ赤は赤でも京都の歓楽街にあるような色っぽい赤です。この棚は他の誰のためでもない、自分のためであるのだから色についても自分の感性に従ったものしたいと考えていました。たいへんなご苦労であったのではないかと思いますが、想像する「赤」については本当にイメージにピッタリの部材を探してもらえました。思い通りかそれ以上に仕上げていただいた棚に作品を並べていくと改めて喜びが湧き上がりました。この棚についてはじめて見た家内には「中華料理店みたいね。」とからかわれましたが、笑顔で棚を見つめる横顔からは、“悪くない”と感じてくれていることがわかりました。
【作品を眺めて過ごす最高の時間】
仕事を退いて趣味に没頭する日々は予想外に毎日が忙しく、そして楽しいことになっています。若い頃は自分が絵を描くことなど思いもしませんでしたが、今はそれがなによりも楽しい。趣味に勤しめるというのは数値化できない価値だと感じています。「なんであんなに面倒で非生産的なことをするのだろう?」と本人以外は思うことなのかもしれません。しかし、趣味を持っているというのは必ず人生を豊かにしてくれることだと考えています。間接照明に照らされた自分の作品と暖炉の明かりを眺めながら過ごす夜が至福の時間となりました。そんな時、この先どこまで棚の数を増やせるだろうかと想像し、できれば100歳になるまで元気に続けていけたらと考えるようになりました。誰かに褒めていただければもちろん嬉しいのですが、それよりも今は自分が心から好きだと思える空間で好きなことに全力で打ち込めることに喜びを感じています。これからをより充実した時間にしてくれるかけがえのない空間が完成しました。このリフォームにはとても満足しており、ご協力いただいたスタッフ皆様に感謝いたします。