リノベーション事例
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和と洋の融合。床座とソファー「両面リビング」の間取り
- 専有面積 / 75.73㎡
- ご家族 / 2人(ご夫婦)
- 工事費 / 約1270万円
- 間取り / 1LDK+書斎
- 既存建物竣工年 / 1974年
- リノベーション竣工年 / 2020年
- 物件価格 / 1380万円
High Quality One Stop Renovation
Reno-Bloom
0120・8984・51営業時間/AM10:00〜PM6:00 定休日/水曜
新築戸建、新築マンション、中古マンションと業界をひとまわりされてご相談に来られたY様夫妻。
最後にたどり着いたは中古リノベでした!
決め手になったのは、「コスパ」と「中身の自由度」。
新築戸建の頃のご予算からすると、約半分程度の予算で、好きなテイストを詰め込んだ「理想の暮らし」を実現しました。
選んだハコは、北摂エリア有数の人気駅(徒歩圏)、知る人ぞ知るヴィンテージマンションの一室。
いろんな選択肢を検討され、悩んだ末にたどり着いた「自分たちらしい暮らし」です。
■意外なご縁
Y様とリノブルームには少し珍しいご縁がありました。
実はY様と職場の同僚のご家族が当社の関係者だったことが、リノブルームでお手伝いをさせてきただくきっかけでした。
「中古×リノベ」は、ハコのことや中身のことなど考えることが多いので、「信頼できるパートナー会社探し」も大事なポイントのひとつなのですが、職場の同僚からの紹介だったので、安心してお任せいただくことができました。
元々はオーナーズリフォーム(リノベーション)の会社なので、グループ内や当社元分譲住宅のオーナー様からご紹介をいただく機会は多いのですが、今回のような間接的なご紹介は少し珍しく、当社にとっても非常にありがたいお話でした。
■まさかの振出に・・
中古マンションのリノベーションに決められてからは、すぐに内覧を開始されたY様。
エリア選定や予算決めなど、事前準備はできていたので、スピーディーに動くことができました。
早期にいい物件に出会うことができ、トントン拍子で進めようとしていた矢先、購入申込をしようとしていた物件がタッチの差で売れてしまい、買い逃してしまう結果に・・家探しは振出しに戻ってしまいます。
「中古ってこんなに早く決まるんだ汗」と驚いておられましたが、すぐに気持ちを切り替えられ、それからしばらくして今回の物件に巡り合うことができました。
突然のアクシデントでしたが、いつも冷静なY様らしく、見事にご希望に適う物件を見つけることができました。
■リノベーションのこだわりポイント
・和と洋の自然な融合
全体の大きなテーマのひとつが「異素材ミックス」。
「和風と洋風」、「新築っぽさとリノベっぽさ」、「畳のある生活と洋風ダイニング」など、異なるテイストを上手く融合して居心地のいい空間を目指しました。
仕上がりのイメージなどは、スマホアプリで撮り溜めておられたたくさんのイメージ写真を共有しながら、「この写真のこの要素」みたいな感じで、ひとつひとつ丁寧に部屋のイメージを固めていきました。
・床座とソファーの両面リビング
「広いリビング」と「畳スペース」は、スタート当初からキーワードとして挙がっており、打ち合わせを重ねた結果、リビングに小上がりの畳スペースを融合させた「和と洋の両面リビング」の間取りが出来上がりました。
共働きで普段はご夫婦ともにバリバリお仕事されるY様夫婦ですが、家の中ではまったり派で「コタツでゴロゴロ生活」が好きだったりします笑
休みの日は、基本ご夫婦一緒に過ごされるそうですが、一緒の空間で別々のことをすることもあるそうで、
従来のソファーで腰かけてテレビをみるリビングだけでなく、コタツ机を囲んで床座できる和室の要素を融合させ、それぞれの空間へ対になるようにテレビモニターを設置しました。
ある時はソファーで一緒に映画を見たり、ある時は夫は和室でゲーム、妻はソファーでドラマ鑑賞など、二人のライフスタイルにマッチした空間が出来上がりました。
ちなみに、小上がり畳の下部はすべて床下収納庫になっており、マンションの弱点になりやすい収納不足を補いました。
・広い玄関土間&廊下
玄関部分は、元々あった洋室の窓際部分を取り込んだワイドな土間玄関へ。靴収納は、OSBボードの棚板を並べたシンプルなものを選定。
廊下も広くとり仕切りを設けず、風通しや解放感を重視しました。
壁には有孔ボードのアクセント貼り、見た目&実用性も高いのでおススメです。
また、廊下に間口の広い収納をつけることで、なるべくたくさんの収納スペースを取れるよう工夫されております。
・離れ風の洋室
将来の子ども部屋を想定した洋室は、玄関土間から別動線で出入りする「離れ風」のお部屋に。
土間の踏板(可動式)を通って、室内へアクセスする斬新なアプローチです。隠れ処みたいでワクワクしますね!
当面はフリールームとして使用する予定でしたが、在宅勤務が増えた今、ご夫婦共にリモートワークで利用する仕事部屋として重宝されております。
引越後に、本格的な在宅ワーク用のチェアも購入されたそうです。今後家でお仕事される頻度が増えれば、さらにお部屋がテレワーク仕様にカスタマイズされるかもしれませんね。
・キッチンの選定基準は食洗機?
選定基準は「Miele社の食洗機」が入るキッチン。
この時点で対応可能なシステムキッチンは限られてくるのですが、最終的に選ばれたのは、トクラスのテノール。
人工大理石にメーカー独自の加工を施して鋳物感を出したカウンタートップ。和のテイストにも合って、しかもコスパも良し。玄人好みのキッチンをセレクトされました。
・こだわりの洗面化粧台
「リノベーションするなら洗面は造作で!」と初めから決めておられました。
モルタル仕上げのカウンターにオンボウルの造作洗面。ミラーはシンプルなもので、背面にホワイトのボーダータイルをアクセントに合わせました。
■設計担当へひとこと
自分たちのぼんやりとした抽象的なイメージをきちんとまとめてくださり感謝です!
プランニングの際は、私たちのイメージしていたプラン以外にも、全く違うB案もご用意してくださり、さすがプロだなと感心しました。
仕様の打ち合わせの際も、押しつけ感がなく、私たちの希望を上手く引き出していただくなど、一緒に寄り添って提案してくれる感じがとてもやりやすかったです。
■リノベーション後の感想
元々戸建なども検討していたため、マンションリノベーションだと、間取りはそこまで変えられないかな?と思っておりましたが、想像以上のものができて満足してます。
住んでみた感想は、こだわって作ったのでかなり居心地が良いのと、心配していた冬の寒さ(古いマンションなので)も全然問題なく快適に過ごしております。