High Quality One Stop Renovation
Reno-Bloom
阪急神戸線
「王子公園」駅の後編です
次に訪れたのは、「王子公園」駅から徒歩5分ほどのところにある「フクロウパン」さん。お店のあちこちにフクロウさんがいますよ。「フクロウは縁起がいい鳥だから」と教えてくれたのは、店主の稲葉さん。「食パンやバケット、ベーグル、ロールパンなど、ご飯の代わりに毎日食べてもらえるような食事パンを主につくっています」とのこと。メインの食パンは、湯種を使って“もっちり”と仕上げた「角食」と、北海道産の小麦を使って“さっくり”と仕上げた「山食」の2種類。添加物をなるべく使わないで、体にやさしいパンづくりを心がけているんだそう。おいしいだけじゃなく、安心して食べられるのは嬉しいなぁ。
小さいお子さん連れのママさんや、年輩の女性のお客さんが多いんだそう。「最近は男性の方も増えてきましたね。食パンはもちろん、ベーグルを買っていかれる方が多い印象です」とのこと。美術館の帰りや、動物園に行く前の食事として買いに来られる方も多いんだって。お花見のお供に買っていかれる方もいるんだとか。行楽弁当もいいけれど、美味しいパンをもってピクニックやお花見っていうのも、手軽に楽しめていいかもしれませんねぇ。
「なんといっても、三宮に近くて便利!美術館や動物園など、見どころも満載の街です」と稲葉さん。「高架下にもステキなお店が増えていて、もっともっと盛り上がっていく街だと思いますよ」とも教えてくれましたよ。高架下にどんなお店があるのか、気になります。ちょっと行ってきますよ。
住所:神戸市灘区城内通4-2-21 山本ハイツ1階
電話:078-778-3332
営業時間:8:00〜18:00
定休日:月曜日・火曜日
高架下にやってきましたよ。まずお邪魔したのは、「HASE65」さん。ランドスケープデザインを行う「ミドリカフェ」の内田さんと、木材の流通・販売を行う「シェアウッズ」の山崎さんが、シェアオフィス兼ショールームとして2016年にオープンしたんだって。「ハーゼロコ」の“ハーゼ”はドイツ語で“うさぎ”という意味で、山の神様の使いといわれている「うさぎ=ハーゼ」と、六甲とローカルをもじった「65」を組み合わせたんだそう。国産の建築材料は高額というイメージがあって、木を伐採してもお金にならないから、六甲山を含め、いま日本各地の山は放置されている状況なんだって。そんな現状を打破したいという思いから、内田さんたちはワークショップなどを通して山や森の問題に対する理解を広めているんだそう。山がそんなことになっているなんて、ぜんぜん知らなかったなぁ。ボクにも何かできることはないか、考えてみなくっちゃ…。
金曜から月曜はショールームとしてオープンしていて、DIYやガーデニングの素材を見たり、購入したりできるんだそう。「ショールームには、地元の方、遠方の方にかかわらず、自然素材や木が好き、緑が好きという方が来られます。30代から40代のご夫婦が多いですね」と内田さん。植えつけや寄せ植え、ドライフラワー、リースづくりなどのワークショップも行っているんだそう。出張して、実際にお庭をつくるワークショップもあるんだって。「ご近所の方が、『うまく植物を育てられないんだけど、どうしたらいい?』という相談に立ち寄ってくださることもあります。気軽に来てくださると嬉しいですね」とのこと。木や緑に囲まれていると、なんだか気分が落ち着いてきましたよ。
「商店街はいつも賑わっています。“マルハチスーパー”さんなどの大型スーパーと個人商店とがうまく共存していて、活気が感じられる街ですね」と内田さん。「とっても便利なのに、下町っぽい感じがあるところが好きです」とも教えてくれましたよ。「王子公園」が下町っぽい街だなんて、知らなかったなぁ。ボクがこれまで抱いていたイメージが、ガラリと変わりましたよ。
住所:神戸市灘区王子町1-4-8
阪急王子公園駅高架下
電話:078-806-8585
営業時間:11:00〜18:00
定休日:火曜日〜木曜日
次に訪れたのは、高架下を阪急「春日野道」駅方面へ少し歩いたところにある「古本屋ワールドエンズ・ガーデン」さん。ん?ソファーが置いてありますよ。ベッドまで!?ここ、本屋さんですよね?「友だちのお家に遊びにきたような感じで、ゆっくりくつろぎながら本を選んでほしいと思って」と教えてくれたのは、店主の小沢さん。ダイニングテーブルもあって、お皿の上に本が置いてありますよ。本当にお家みたいでおもしろいなぁ。くつろぎすぎて、思わず長居しすぎちゃいそうですよ。
小沢さんは、書棚の編集に力を入れているんだそう。「一般的な本屋さんのように、作者やジャンル別には並べていません。ある一冊の本に興味をもったら、その隣の本、またその隣へ…とどんどん興味を持ってもらえるように、テーマ別に並べるようにしているんです」と小沢さん。たくさんある本の中から、自分にぴったりの本が次々に見つかるのは嬉しいなぁ。ここにあるすべての本について知っている小沢さんがおすすめしてくれる本なら、きっと間違いありませんよ。
「お店を自分でリフォームしたのですが、工事をしているときに街の人たちが気さくに声をかけてくださったんです。三宮に近くて都会なのに親しみやすさも残っていて、ちょうどいい“湯加減”の街だと感じています。肩肘はらずに暮らせる街、っていう感じでしょうか」と小沢さん。「ここで私が店を始めてから、友だちが何人もこの街に引っ越してきたんですよ」とも教えてくれましたよ。たしかに、ボクももうすでに引っ越してきたくなっちゃいました…。
住所:神戸市灘区城内通5-6-8
電話:078-779-9389
営業時間:11:00〜20:00
定休日:火曜日
「神戸三宮」駅まで2駅の場所にあって都会なのに、ほどよく下町風情が残っている街。出会う人みんな穏やかであたたかくて、人情味にあふれる街でした。ボクのお気に入りの街のひとつに決まりですよ。日本三大夜景のひとつとして知られる 「麻耶山」をのぞみながら、すがすがしい気分でおさんぽできました。
お散歩が大好きな、リノブルームの自称公式キャラクター。夢は阪急・阪神沿線に自分の住処を持つこと。お気に入りの黄色いリュックと愛用のカメラを持って、住みたい街を探し歩いている。散歩の記録をカメラに納めながら、新しい住処の妄想がとまらない。プロフィール写真の枠に収まらないほど、大きな顔が最近の悩み。
0120・8984・51営業時間/AM10:00〜PM6:00 定休日/水曜