こんにちは!リノブルームコーディネーターの小坂です。
4月に入り、ようやく過ごしやすい季節になりましたが、今年の冬は本当に寒かったですね!記録的な大雪に見舞われたり、観測史上最低の気温を記録したり…。
ただ、どれほど寒い冬を経験しても、暑い夏が過ぎ、秋がやってくる頃には、「昨年の冬はどんな寒さだったかな…」と思うことはありませんか?
そこで今日は、寒かった冬を忘れないうちに、次に訪れる寒い冬に備えて、住まいの寒さ対策について考えてみたいと思います。
住まいの寒さを左右する要因の一つは“窓”。これは、暑さも同じです。
窓から入り込む冷気や熱が、室内の温度に大きく影響します。
そのため、近年、断熱性能に優れた複層ガラスや樹脂サッシなどが多く採用されるようになりました。
ただ中古マンションの場合、共用部にあたる窓を自由に変更できないことが多く、これが、「中古×リノベ」の唯一の難点といってもいいかもしれません。
では、寒さに耐えて暮らさなければならないのか…。もちろん、そんなことはありません!
窓自体は変えられませんが、内窓(インナーサッシ)をつけることによって、断熱性能はぐんと高まり、快適な住まいが実現します。
「寒いのだけは絶対にイヤ!」
そんな方には、最初から内窓を検討されることをおすすめしますが、新しく暮らすマンションが、今お住まいのお家と比べて寒いか暑いかは、実際に住んでみないとわかりません。
内窓は後付けが可能ですので、特別な対策が必要なのかどうか、一冬、一夏を越してみてから考えてみるのもいいかもしれませんね。
また、マンションにおいて比較的人気の高い角部屋ですが、実は角部屋には窓が多いため、他のお部屋にくらべて寒くなりがちです。
そして、お察しの通り、北向きのお部屋が南向きに比べると寒いのも事実。
「暑さは我慢できても、寒さがどうしても耐えられない!」
そんな方は、角部屋以外の物件をご検討されることをおすすめします。
ぜひ住まいづくりのご参考になさってくださいね!