こんにちは!!
阪急阪神不動産のリノブルーム担当SOBAです。
すっかり涼しくなってきましたね。もう夜なんか寒いくらいです。
インフルエンザや風疹の予防接種等したり、みなさまも健康には気を付けてくださいませ。
さて、本日はリノベーションする前の人に是非見ていただきたいお得な内容です。
リノベーションにおいて、リノブルームOBのお客様から『やって良かった!』ではなくて、
あえて『やらなくてもよかったかも』『やらなきゃよかった』となったポイントにスポットを当ててみます。
何でかって??
これには深い理由があるのですが、リノベーションというのは注文住宅と一緒で、
あれもこれも、と盛り上がると、ついつい金額オーバーしてしまうことが多いものなのです。
『やった方がいい!』は金額が上がるけど、
『やらなくてもいいかも』は金額が下がる!!
というわけで、本日は『やらなくても良かったかも・・・』とのご意見が多かった物を、
いくつかご紹介させていただきます。
(※もちろんリノベーション時のご要望や価値観に個人差はありますのでご注意ください!)
①床暖房
古いマンションは床暖房ないです。(もともとお金持ち向けだったマンションに一部ついてたりはします)
『エアコンが嫌いだから』『友達の家にあってすごく良かったから』と、
マンションのルール上問題なければ導入するケースもあります。
ただ、一軒だけで個別に導入工事をすると、意外と高いのが床暖房。
導入していただいた方に感想をお聞きすると、多いのが『使ってない・・・』とのご意見。
使わない理由というか、導入後のご意見も様々でした。
『賃貸の冷たいシート床じゃないフローリングにしたので、足が冷たくなくなったから』(30代女性)
『前が木造アパートだったけどRCマンションに住んだら気密性が高く意外と寒くなかった』(30代男性)
『なんだかんだでエアコンの方をつかってしまう』(30代女性)
『本当に寒い日に2回だけ使った。導入コスト考えると採算合わないかも笑』(40代女性)
あるに越したことはないのですが、最近はエアコンも昔みたいに風が直接来すぎて、なんてこともないように設計されていますし、床暖房って意外とコスパ良くないのもかも、、、という趣旨のご意見が多かったような気がします。
②木やタイルをつかったオシャレな洗面
よくリノベーション事例で見かけるタイプの『木の天板に陶器のボウルを乗せたタイプ』の洗面台です。
オシャレですし、あたたかみもありますし、自分の好みに合わせて作れるので、
タイルを貼ってみたり、木材の樹種によってもいろいろと組み合わせができます。
ただ、木は水に強くないので、ウレタン等の水に強いものを塗布して強くはするのですが限界はあります。
採用してくださったお客様もすごく大事に使ってくださるのですが、
特にお子様のいるご家庭なんかでは、使用後に毎回水をふいたり、水滴を飛ばさないようにするのも限界が。
というわけで、下記のようなご意見が多かったです。
『子供も主人も何度言っても水滴を飛ばしまくる』(30代女性)
『機能的に考えてもコスパでも、市販の物を入れた方が良かったかも』(20代男性)
『化粧する瞬間はテンションが上がるんですけどねー・・・』(30代女性)
『化粧室はそんなにお客様を通さないし使い勝手優先にすべきだった』(30代女性)
『タイル部分の目地の汚れが過剰に気になってしまって・・・』(20代女性)
洗面所は毎日当たり前のように使う場所なので、気をつかって使いたくない、というのもすごくわかります。
③磁器質タイル(石等)
床やインナーバルコニー、キッチンの足元等、出番がチラホラあるタイル。
石や陶器の風合いのものは人気で、ちょくちょく採用させていただいております。
塩ビや新素材で石の風合いを演出する商品も増えており、見た目もかっこいいのですが、
やはりここは本物を使いたい!ということもあると思います。(当然コストは本物が高い)
ですが、こちらもやらなくてよかったとのご意見が来ております。
『いつも目地の汚れが気になってしまう』(20代女性)
『食器落としたら、まさかの食器も床も割れました泣』(30代女性)
『何気にスリッパ無しだと足が冷たい。床じゃなくて壁に張れば良かった』(40代男性)
高級感もあって、すごく雰囲気を作ってくれる素材ではあるのですが、採用に関してはご注意を!
④(番外編)食洗機
こちらはご意見がわかれるので、あえて『番外編』と記載させていただきますが、
今や当たり前のように付いている感のある食洗機。
実は、この食洗機もご意見における賛否がわかれるポイントだったりします。
『すごく助かってます!』
『家事時間が減って生活が変わりました!』
みたいなご意見の方が多数派ではあるんですが、『そうじゃない方も意外と多い』という。
食洗機は一番意見がわかれた気がします。
『仮洗い→洗浄乾燥→戻す、のサイクルが上手く回らず結局食器置場になってる』(50代女性)
『食器洗浄、というか食器乾燥機として存在している』(40代女性)
『収納量の関係で引き出しにしておいた方が良かった』(30代女性)
『ママ友が絶賛するから入れたものの、なくても平気かも』(30代女性)
共働きの方なんかは、家事時間を減らして育児時間を増やしたりするのに有効ですけど、
『活用』するのはちょっとポイントがいるのかもしれませんね。
(※ 一応念押しになりますが、食洗機に関しては、プラス意見の方が多数派ですので、そこはご注意を)
⑤在来工法のお風呂(殿堂入り)
在来のお風呂って何?と思う方もいらっしゃると思いますが、
在来工法のお風呂というのは、海外の浴室をイメージすると多いのですが、
写真のように、防水工事をし左官工事をし、手作りで職人さんが作るオーダーメイドのお風呂です。
こちらはもはや殿堂入りしまして、施工も積極的には受けておりません。
特にマンションなんかではご依頼いただいてもお断りすることがあるぐらいです。
こちらに関しては、正直なところご満足いただける瞬間が完成時がピークの方が多いようです。
『憧れてたけど、管理が大変。憧れておけば良かった』(30代女性)
『冬、冷たい。日本のユニットバスのすごさがわかった』(40代男性)
『もう一度リノベーションするとしたら絶対に採用しない』(30代男性)
『ユニットバスの3倍以上の金額したのになー・・・』(50代男性)
といったこちらとしても残念なご意見が多かったです。
他にも多数派ではないですが、こんな意見もありました。
・無垢材の床 『子供の食べこぼし等の対応が大変』(30代女性)
・広い土間 『広くし過ぎて用途がなかった』(20代男性)
・高級なWIC 『高級テーラーみたいなクローゼットに憧れたけど、私物を並べると微妙』(40代男性)
・オープンなアイランドキッチン『洗剤やスポンジが申し訳なさそうに目立ってる』(20代女性)
・漆喰や珪藻土『子供が落書きしたりシール貼ることを想定してなかった』(30代女性)
施工品質や引き出しの多さには自信を持って対応させていただいていますが、
家に求めるものは、お客様によって価値観や用途も違うので、当然いろいろです。
リノベーションする際にプランの内容で気になったら、些細なことでも
『こんなことしたいけどどうだろう?』というのを聞いてみてくださいませ。