Reno-Bloom／ゆとりを楽しむオープンキッチンの家

住み馴れた街でこだわりの住まいを実現するには。

ずっと賃貸住宅に暮らしてきましたが、いつかは住まいを持とうと考えていました。子どもが大きくなり、そろそろいいタイミングと住まい探しを始めましたが、住み馴れた街では新築マンションの供給がほとんどありませんでした。また、オープンキッチンの家に住みたいという夢もあって、中古マンションを選択肢に入れたとしても、夢の実現は相当難しいと感じていました。夢を妥協しないためには以前からTVで見て知っていた「中古物件×リノベーション」かなと考え始めたんです。

住み馴れた街の中で５物件程案内いただいた中で、広さや天井高、窓からの景色、そして前の居住者さんのお人柄なども好印象で購入物件を決めました。温かいご家族が大切に住まわれていた家に住むのが気持ちいいなと思いました。雁行型マンションだったことも気に入ったポイントです。角部屋ではないのに窓がたくさんあるんです。契約の前には思い描いた位置にキッチンが移設可能かどうか何度も足を運んで確認と交渉をしていただきました。それがあって安心して契約できたと思います。明るく開放的なオープンキッチン、友人を招待できる広いリビング、ハンモックでくつろげるスペース、洋服を共有できるウォークスルークロッゼット、娘の書籍やお気に入りの小物をお洒落に収納出来る造作飾り棚など、思い描いていたたくさんの夢が実現できていくのが本当に楽しく、満足のいく住まいづくりができたと思います。

物件巡り、プランの打合せ、がらんどうになったところから始まる工事、施工や仕上がりについてのきめ細やかな打合せや確認、徐々に出来上がっていく進行の様子…。お任せするところはお任せしましたが、やはり出来上がった住宅を購入するのではなく、リノベーションはその過程に自分の思いや理想が形になっていく醍醐味があり、その期間のワクワク感は本当に素晴らしい経験だったと思います。きっとこれがリノベーションで享受できる最大のサービスではないかと感じました。設計や建築の経験や知識のない私たちが完成形を正確にイメージできたのは、理想や好みを細かい部分に至るまで把握し、プロの視点で的確な提案をプランに描いてもらえたことがあってだったと感じます。皆さんにお手伝いいただいて、自分らしさをカスタマイズ、そのすべての過程を目の当たりにして出来上がった家ですから当然に深く愛着が持てるのだと思います。娘が将来自分の家を構えることになった時にも、きっと今回の経験を思い出して、リノベーションが選択のひとつとなるのではないかと思います。