大人の男に似合うスタイリッシュモダンなプライベート空間
【リフォームを考えた理由】
上階の部屋はとにかく暑い!冬は寒い!建築当時は天井を高くして勾配天井にしてもらい、中2階みたいにロフトなんかも作ってもらってね。横になって星でも眺めようかな、なんてロマンティックなことを考えて天窓(トップライト)もつけてもらいました。これが全ての原因ではないでしょうが、本当に夏は暑くて。冬は寒い上に、たまに隙間風も感じる。これを何とかしたい、というのがリフォームのきっかけでした。あとは、勾配天井の下がってくる天井の下にベッドを置いていたせいか、何かが押し迫ってくるような感覚があったので寝ていてもあまり疲れが取れた感覚がなかったことや、うまく空間が利用できていないこと、お風呂が狭いこと、とやりたいと思うことはたくさんありました。
【阪急阪神のリフォームとの出会い】
実は今回のリフォームよりも以前に何社かに相談をしていたことがあったのですが、希望している内容を実現できる提案・会社に出会えず、そのままになっていました。今回、改めてリフォームを考えた時は3社に相談しました。「SUUMOリフォーム」に問い合わせて、紹介してもらった会社ばかりです。その中の一社に阪急阪神のリフォームさんを候補として紹介されました。他2社さんは、こちらの希望通りの工事ができない、ということで断られました。阪急阪神のリフォームは、代替え案を検討してくれて、100%希望通りではないにしても納得のいく内容に行き着くことができたので、今回、工事を依頼することになりました。
【お風呂へのこだわり】
以前から上階にもお風呂はあったのですが、サイズが小さくて。なんと1014サイズ。大の大人が入るにはコンパクト過ぎると思いませんか(笑)。私が上階を自分のプライベート空間にし始めてから、家でお風呂に入る時にはこのコンパクトなお風呂にこじんまりと入浴していました。ジムやプールで入浴を済ませてくることがあり、毎日の入浴ではなかったものの、我が家のメインのお風呂に比べると雲泥の差・・・とまでは言いませんが、下の階のお風呂が羨ましかったです(笑)。とにかく、家でも快適にお風呂に入りたい、ということからサイズアップを希望しました。でもサイズを大きくすると他の場所、我が家の場合は廊下の幅に支障が出てしまうのです。通路としてギリギリのサイズまで廊下を縮め、1418サイズのお風呂を設置してもらいました。担当の中島さんは家具が入るか、廊下が狭くないか、とずっと気にしてくれていましたが、問題なくベッドやソファも搬入でき生活にも支障はなさそうです。「念願のお風呂が実現できて良かった」と妻も喜んでくれています。
【ホテルライクなプライベート空間】
今回のリフォームのイメージはホテル滞在をしているようなイメージの空間にしたいと思っていました。バスルームとつながるレストルーム、リビング・寝室スペースにあるちょっとしたラバトリースペース。目にするところには生活感が出るものを排除して、非日常的なホテルライクな空間にと思いました。テレビボード、デスクコーナー、ラバトリースペースと一体感のある造作家具を製作してもらいました。寝室は独立させることもリビング空間と繋げることもできる間取りにし、寝室に隣接した2箇所のウォークインクローゼットは天井の低いところまでハンガーパイプが設置され空間を余すことなく収納できる仕様です。この大容量収納ならオールシーズンの衣類が収納でき、寛ぐ空間に雑然とモノが置かれることもなくなります。
【モノトーン×マテリアルミックスで奏でたシック&モダンな空間】
私は白が好きだったので、白をベースにコントラストの効いたモノトーン配色でコーディネートしてもらいました。上階の部屋のイメージ合わせて、階段や廊下も白を基調とした色にリフォームしました。今回の工事では特にリビング空間を気に入っています。モノトーンの空間に、天然水晶からできている石材(フィオレストーン)、壁面には機能性の高いエコカラット、窓辺には優しい風合いの木製ブラインドと、違う素材を組み合わせてもらったのですが、高級感を残しつつシンプルにまとめてくれています。雰囲気も居心地も最高です。このインテリアコーディネートは担当の中島さからの提案です。ほぼパースでの提案通りにしてもらいましたが、完成度はパース通り、いやそれ以上に綺麗で素敵な仕上りに大満足です。
【“こだわり”はとことんこだわる】
私たちはリフォームの経験はほとんどありません。でも譲れない“こだわり”がありました。断熱性能を良くしたい、お風呂を大きくしたい、廊下・吹抜を上手く活用したい、勾配天井を真っ直ぐしたい。今回のリフォームの要望でした。工事中には浴室の換気扇の排気を出すダクトのルートはどこを通るのか、トイレのペーパーホルダーをどうやって取り付けるか、など。妥協が必要なことはもちろんありますが、“こだわり”の場所はできる限り打合せを重ね解決策を探りました。例えばトイレのペーパーホルダーは、取り付けに最適な場所がなかったのです。どこにつけるか、どこなら使いやすいかを考え、最終的には規格品の手洗い収納を加工してもらって取り付けてもらうことになりました。もちろん商品に手を加えることでメーカー保証対象外にはなりますけどね。でも使い勝手を優先すべきところだったので、これで良かったと思います。こんな工夫も希望することはしっかりと伝えることで、阪急阪神のリフォームさんがしっかりと検討を重ねて、答えを持ってきてくれたから実現したのだと思います。
【アウトドアリビングの誕生】
今回の室内工事とは別に工事をしてもらった箇所があります。ベランダです。担当の中島さんから頂いた提案資料の表紙に、たまたまベランダのイメージ写真が載っていたのを見て、「素敵だな〜。うちもこんな風にしたい」と思ったことがきっかけでした。ベランダは防水工事をしっかり施工した上で、窓辺に設けた木製ブランドに合う木製樹脂のデッキ材を敷き詰めました。殺風景だったベランダの印象が一変し、屋外へリビングが広がった感覚です。独立した子供たちも孫を連れてくると「バーベキューしたいね」「プールもできるかな」と私たち以上に楽しみにしているようです。その声が想像できたので、ベランダでも過ごしやすいように下準備として、お湯が出るように工事をしてもらい、コンセントや照明器具も抜かりなく整えてもらっています。
【リフォームを終えて】
リフォームが完成した階段から続く上の階の空間を見て、綺麗になったなぁと実感しています。リフォームして本当に良かったという思いでいっぱいです。住みながらの工事だったので、工事中は埃やゴミなどもあり、正直なところ疲れを感じることもありました。でも、上の階で仕事をしてくれる職人さん、監督さん、担当の方々が完成に向けて精を出してくれていましたので、私たちも最後まで頑張れました。そんな話を担当の中島さんにした時には、謝罪の言葉がありましたが「今後に活かします!」と前向きに応えられていたので好感が持てました。工事を終えてからも中島さんとはお付き合いがあり、所有している賃貸物件などの相談もしています。今度は下階のメイン住空間のリフォームをお願いすることになるかな、と話しています。