ぐるり街めぐり〈京都・長岡天神_東向日_西向日編〉
京の焼鳥処 野々
洗練された和の空間で、炭火香る焼鳥を堪能
あたりが暗くなる頃、多くの人たちが行き交う阪急長岡天神駅の駅前。その喧騒の中で、ここだけ時間が静かに流れているように感じるお店があります。駅の北側、踏切のそばに佇む『京の焼鳥処 野々』です。店内に一歩足を踏み入れると、炭火の香りと洒落た和の照明に包まれ、自然と気持ちが和らいでいきます。席に着いてお品書きを手にすると、美味しそうな焼鳥メニューがずらり。『特撰もも肉串』、『ねぎま串』といった定番のほか、鶏1羽から串1本分しかとれない『ちょうちん串(鶏のきんかんとひもを串にさしたもの)』のような貴重な串も。同店オリジナル『パルメザンチーズつくね串』などの創作串が登場することもあり、「どんな味かな?」とワクワクします。

焼鳥はもちろん、メニューすべてにこの店のこだわりが宿っています。本店『京の焼肉処 蓮蔵』で培った確かな選定眼と、仕入れ先との信頼関係を土台に、鶏も野菜も厳選した素材のみを使用。さらに鶏肉はすべて、丁寧に下処理。部位ごとに刃の入れ方を変えることで、旨みを引き出しています。串にした時のボリューム感や、皿に並べた時の美しさにも気を配り、一本一本串打ち。仕上げた串は、開店1時間前から起こして熱を貯えた紀州備長炭でじっくり焼き上げ、外は香ばしく、中はジューシーに。口に運ぶたびに、炭火の香りと鶏肉の旨みが広がっていきます。

焼鳥と一緒に味わいたい、お酒や一品料理も充実
串の合間に味わう、小鉢や揚げ物などの一品料理もこの店の自慢。『いぶりがっこポテトサラダ』や『鶏胸肉の梅肉和え』をはじめ、鶏出汁の旨味をたっぷり味わえる雑炊やラーメンまで、趣向を凝らした料理が楽しめます。長岡京市といえばサントリーのお膝元。『山崎』『白州』などのウイスキーも、どの料理とも好相性です。「来店のたびに『これは何だろう? 味わってみたい』とお客様に期待感を持ってもらえるようなお店にしたい」と話すのは、店舗マネージャーの岡村さん。創作串や一品料理の幅を広げるため、常に新しいメニュー開発に取り組み、訪れるたびに新しい発見と喜びを与えてくれます。

店内は2階建てでフロアごとに雰囲気が異なります。1階はスタイリッシュでありながら、温かみのある空間。テーブル席のほかカウンター席もあり、厨房からは鶏を焼く香ばしい香りが漂います。2階は照明の陰影が醸す上品な和モダンなインテリア。仕切りのあるソファー席と大人数でも利用できるテーブル席で、落ち着いた時間が過ごせます。家族との食事はもちろん、友人や職場仲間との集まり、一人の贅沢な食事時間にも...。上質な料理が普段使いのできる低価格帯で味わえるのも嬉しいポイント。2025年12月からはランチ営業もスタートし、ますます活用シーンが増えそう。訪れるたびに小さなご褒美のようなひとときが過ごせる、街の隠れ家です。

【この街が好き/STAFF VOICE】

街の人たちの交流のきっかけになるイベントも盛んです
長岡京市は季節ごとのイベントが多彩ですね。毎年11月に開催される『長岡京ガラシャ祭』をはじめ、夏祭りやハロウィンなど、さまざまな催しが行われています。私自身も毎年8月に実施される『浴衣deナイト!』などの運営に関わっており、地域の子どもたちに「楽しみ!」と思ってもらえるような催しを、街の大人たちと一緒に企画しているんです。イベントがあるたびに、街の中で人とのつながりが濃くなっていくことを実感しています。
京の焼鳥処 野々 オーナー・野田円蔵さん

●京の焼鳥処 野々
営業時間/11:30~14:00(料理L.O.13:30/ドリンクL.O.13:30)、17:00~23:00 (料理L.O.22:00/ドリンクL.O.22:30)
定休日/なし
電話/075-600-9449
長岡京市開田1-3-1
https://nono.owst.jp/
●京の焼肉処 蓮蔵 烏丸本店
営業時間/月曜~金曜・祝前日11:30~14:00、17:00~23:00、土曜・日曜・祝日11:30~14:00、16:00~23:00
定休日/なし
電話/075-746-5566
京都府京都市中京区堺町通三条大阪材木町690-1
https://renzo.owst.jp/
◇記載しています営業データ・商品・価格等は2026年2月3日時点の情報です。
◇時期によってはメニュー内容や商品・価格が変更になっている場合があります。
◇表示価格はすべて税込です。



