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2026.06.10

マンション購入の注意点とは?後悔しないために知っておきたい基礎知識を紹介

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マイホームの購入は人生で最も大きな買い物のひとつです。だからこそ「思っていた暮らしと違った」「予算オーバーで家計が苦しい」といった後悔は避けたいところでしょう。

本記事では、資金計画・物件選び・新築と中古の違い・管理費・契約・住宅ローン控除という6つの視点から、マンション購入時に押さえておきたい注意点を整理しました。

2026年5月時点の最新情報をもとに、初めて購入される方にも分かりやすく解説します。

マンション購入の注意点【資金計画・予算編】

マンション購入の注意点【資金計画・予算編】

マンションの購入で最初につまずきやすいのが資金計画です。物件価格だけに目を向けると、入居後の家計が圧迫される可能性があります。

本章では、以下の内容を解説します。

  • 無理のない返済額から購入予算を逆算する
  • 物件価格以外の諸費用を把握する
  • 変動金利・固定金利の特徴と選び方を把握する

無理のない返済額から購入予算を逆算する

マンションの購入予算は、毎月無理なく返済できる額から逆算して決めることが家計を守る基本です。一般的に住宅ローンの年間返済額は、額面年収の20〜25%以内が一つの目安とされています。

例えば年収600万円の世帯であれば、年間返済額120〜150万円(月10万円〜12.5万円程度)が目安となります。さらに教育費・自家用車関連費・老後資金等の将来支出も加味して試算しておきましょう。

物件探しの前に金融機関等で住宅ローンの事前審査を受けておくと、不動産の担保評価以外の審査(健康状況含む)を済ませておくことができ、購入活動がスムーズに進みます。

※金利や借入可能額は金融機関や審査状況により異なります。最新の条件は各金融機関に必ずご確認ください。

資金計画は、購入活動の土台となる最初の難関です。「借入可能額は分かったが、本当に無理のない金額かどうか判断がつかない」という方も多いのではないでしょうか。阪急阪神の住まいブランド<ジオ>では、資金計画の段階から購入後のサポートまで一貫してサポートしております。2026年オリコン顧客満足度®調査「新築分譲マンション 近畿」の総合ランキングで5年連続の第1位を獲得した信頼のもと、まずはどのような物件があるか、情報収集から気軽にはじめてみてください。

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物件価格以外の諸費用を把握する

マンション購入時には、物件価格の6〜9%程度の諸費用が別途必要となるのが一般的です。新築マンションは3〜6%、中古マンションは6〜9%が目安となります。

主な諸費用は以下のとおりです。

諸費用の項目 概要
仲介手数料(中古の場合) 売買価格×3%+6万円+消費税が法定上限(売買価格400万円超の場合の速算式)
登記費用 所有権移転登記・抵当権設定登記(住宅ローン利用時)等の登録免許税+司法書士報酬
住宅ローン関連費用 事務手数料・保証料・団体信用生命保険料等
印紙税 売買契約書・金銭消費貸借契約書に貼付
不動産取得税 取得後数か月後に納税通知が届く
火災保険・地震保険料 契約期間に応じて支払い

登記費用は物件の固定資産税評価額や住宅ローンの借入額により異なり、司法書士報酬と合わせて数十万円程度になるのが一般的です。なお、売主側に既存の抵当権がある場合、その抹消登記費用や売渡証書作成費用は売主の負担となります。

※税金の計算は個々の状況により異なり、法改正により変更される場合があります。詳細は税務署または税理士に必ずご確認ください。

※売買価格800万円以下の低廉な空家等で現地調査等の費用を要する取引については、宅建業法上、仲介手数料の上限について別途特例が定められています。

諸費用の内訳や具体的なシミュレーションについては、以下の記事で詳しく解説しています。

>> 不動産購入の諸費用はいくら?内訳とシミュレーションを分かりやすく解説

変動金利・固定金利の特徴と選び方を把握する

住宅ローンの金利タイプは、変動金利・全期間固定金利・固定期間選択型の3種類があり、それぞれ返済額の変動リスクと金利水準が異なります

金利タイプ 特徴 向いているケース
変動金利 半年ごとに短期プライムレートに連動して適用金利が見直される。他の種類と比べて当初金利が低めの傾向 金利上昇に対応できる収入余力がある世帯
全期間固定金利 完済まで金利が変わらない。返済額が一定 教育費等で支出計画を固定したい世帯
固定期間選択型 当初3年・5年・10年等は固定、その後は再選択 一定期間後にライフプランが変わる世帯

近年は金利水準が上昇する局面に入っているため、変動金利を選ぶ場合も上昇リスクを織り込んだシミュレーションを行うことをおすすめします。金融機関等にも相談しながら、ご自身の返済計画に合うタイプを選びましょう。

金利上昇トレンドと住宅ローンの選び方については、以下の記事もあわせてご参考にしてください。

>> 住宅ローン借り換え×金利上昇トレンド

マンション購入の注意点【物件選び編】

マンション購入の注意点【物件選び編】

物件選びでは内装や間取りに目が向きがちですが、入居後の満足度を左右するのは立地・環境・共用部の状態です。

本章では、以下の内容を解説します。

  • 立地・周辺環境は曜日と時間帯を変えて確認する
  • ハザードマップで災害リスクを調べる
  • 間取り・専有面積と生活動線をチェックする
  • 共用施設と共用部の清掃・維持状況を確認する

立地・周辺環境は曜日と時間帯を変えて確認する

立地と周辺環境は、平日朝・平日夜・休日昼・休日夜の最低4パターンで実際に歩いて確認することが見落とし防止につながります。昼の見学だけでは分からない夜間の街灯の明るさ、通勤時間帯の駅までの混雑、休日の人通り等は、生活してから初めて気づくケースも珍しくありません。

「思っていたより駅までの道が暗い」「土日は近隣道路が混雑する」といった声は、購入後によくある後悔のひとつです。

確認しておきたいポイントは以下のとおりです。

  • 最寄り駅・バス停までの実測時間:駅徒歩表示の根拠となる距離を自分の足で確認する
  • 周辺の騒音:交通量・繁華街・線路等からの音の大きさを時間帯別に確認する
  • スーパー・病院・学校等の生活利便施設:毎日の生活で利用する施設の位置と営業時間を確認する
  • 街路灯・歩道の整備状況:夜間の移動の安全性と歩きやすさを確認する

ハザードマップで災害リスクを調べる

ハザードマップは、国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」と各自治体のウェブサイトから無料で確認することができます。洪水・土砂災害・津波・地震といった災害種別ごとに、対象地のリスクを地図上で可視化することができるサービスです。

2026年度の住宅ローン控除改正では、令和10年(2028年)以降に入居する場合、土砂災害特別警戒区域等の災害レッドゾーンに新築する住宅は控除の対象外となることが決まりました(建替え・既存住宅・リフォームは引き続き適用対象)。

災害レッドゾーンには以下が含まれます。

  • 土砂災害特別警戒区域
  • 地すべり防止区域
  • 急傾斜地崩壊危険区域
  • 浸水被害防止区域
  • 災害危険区域(都市再生特別措置法に基づく勧告に従わないものとして公表の対象となった場合に限る)

災害リスクは資産価値や保険料にも影響するため、購入前に必ず確認しましょう。

参考:国土交通省「ハザードマップポータルサイト」

災害リスクの確認は大切ですが、「ハザード情報をどう物件選びに活かせばよいか」と迷う方もいるのではないでしょうか。阪急阪神の住まいブランド<ジオ>は、100年以上にわたるまちづくりで培った地域知見をもとに、立地選定の段階から長期にわたって良質な住環境を維持する取組みを意識した物件をご提案しています。将来の住み替えや売却を見据えても安心いただけるよう、購入から長期にわたるサポートを一貫して行っています。まずはお気軽に物件情報をご覧ください。

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間取り・専有面積と生活動線をチェックする

間取りは、家族の人数・在宅時間帯・収納量・将来のライフプランの4軸で検討すると失敗が少なくなります。専有面積が同じでも、廊下・水回りの配置によって体感の広さは大きく変わります。

確認時のポイントは以下のとおりです。

  • 玄関からキッチン・リビングへの動線:毎日の生活で最も使う経路が使いやすい動線になっているか確認する
  • 洗濯機置き場と物干しスペース:洗濯から干す作業までが効率的に行えるか確認する
  • 子ども部屋・書斎の将来対応:子どもの成長段階に応じて分割可能な構造か確認する
  • 各居室・玄関・共用廊下への収納配置:日常用品・季節品等を適切に収納できるか確認する

家具の配置をイメージしながら、予め売主様の了承が得られたらメジャー持参で寸法を測ることもおすすめします。

※専有部分にてリフォーム・リノベーション工事を行う際は、管理規約による制限の内容を遵守してください。

共用施設と共用部の清掃・維持状況を確認する

共用部の状態は、マンション全体の管理レベルを目で見て判断することができる重要な手がかりです。エントランス・共用廊下・ゴミ置き場・駐輪場・掲示板等を見学時にチェックしましょう。

具体的に確認したいのは以下の点です。

  • エントランス・共用廊下:汚れやゴミの放置がないか、清潔に保たれているか確認する
  • ゴミ置き場:ルール通りに分別されているか、臭いや害虫の発生がないか確認する
  • 掲示板:管理組合からの情報が最新のものか、古い情報が放置されていないか確認する
  • 植栽:定期的に手入れされているか、枯れた植物がないか確認する
  • 自転車置き場:整理整頓されているか、放置自転車がないか確認する

清掃の行き届いた状態で、かつ管理員が規則的に勤務しているマンションは、住民の満足度も高い傾向があります。一方、共用部が荒れているマンションは、管理組合の運営や住民マナーに課題がある可能性も考えられます。

マンション購入の注意点【新築・中古の違い編】

マンション購入の注意点【新築・中古の違い編】

新築マンションと中古マンションでは、購入時に確認すべき項目が異なります。それぞれの特性を理解したうえで物件を選ぶことが大切です。

本章では、以下の内容を解説します。

  • 新築マンションはモデルルームと図面を照らし合わせる
  • 中古マンションは築年数と耐震基準を確認する
  • 中古マンションは長期修繕計画と修繕履歴を確認する

新築マンションはモデルルームと図面を照らし合わせる

新築マンションのモデルルーム見学では、実際に購入を検討している住戸の図面を持参してオプション仕様と標準仕様の違いを必ず確認することがミスマッチ防止につながります

モデルルームには有償オプション(食洗機・床暖房・カップボード等)が組み込まれているケースが多く、モデルルームの仕様を再現するには追加費用が必要となる場合があります。

確認すべきポイントは以下のとおりです。

  • 標準仕様とオプション仕様の区分表:どの設備が標準で、どれが有償オプションなのか明確に確認する
  • 住戸ごとの方位・採光・隣接住戸との位置関係:モデルルームと実際の住戸の日当たりや眺望が異なる可能性を確認する
  • バルコニー・専用庭等の専用使用権の範囲:使用できる範囲と制限事項を確認する
  • 引き渡し時期と入居スケジュール:契約から入居までの時間軸を確認し、ご自身のスケジュールと調整する

戸数の多いマンションだと引越しが重ならないようにスケジュール調整される場合もあります。

「モデルルームと違う」というトラブルを避けるため、口頭ではなく書面で仕様を確認することをおすすめします。

中古マンションは築年数と耐震基準を確認する

中古マンションでは、1981年6月以降に建築確認を受けた新耐震基準に該当する物件かどうかが、地震リスクと資産価値の両面で重要なチェック項目です。1981年5月以前に建築確認を受けた旧耐震基準の物件は、住宅ローン控除の対象外となるケースもあります。

築年数別の主なチェックポイントを整理しました。

確認すべきポイント 築後10年以内 築後10年~20年 築後20年~30年 築後30年以上
設備の状態・初期不良の有無
給排水管・外壁の劣化状況
大規模修繕の実施履歴
耐震基準・建替え計画の有無

築年数だけで判断せず、管理状態と組み合わせて評価することが後悔のない購入につながります。

中古マンションは長期修繕計画と修繕履歴を確認する

中古マンションの購入時には、長期修繕計画書・大規模修繕の実施履歴・修繕積立金の積立状況を3点セットで確認することが資産価値を見極める鍵となります。長期修繕計画は通常25〜30年程度の期間で策定されており、計画期間が短すぎる物件は将来の修繕積立金の値上げリスクが想定されます。

確認すべき書類は以下のとおりです。

  • 長期修繕計画書:計画年数・想定費用・修繕内容を確認し、今後の大規模修繕の時期と予想金額を把握する
  • 過去の大規模修繕工事の実施記録:どのような修繕が実施され、その後の状態が良好に維持されているか確認する
  • 修繕積立金の積立残高:積立金が適正に貯蓄されているか、不足していないか確認する
  • 直近の管理組合総会議事録:管理組合の運営状況や今後の修繕計画について確認する

書類は売主側または管理会社から取得することが可能です。仲介担当者に依頼すれば取り寄せの手配が可能となります。

マンション購入の注意点【管理費・修繕積立金編】

マンション購入の注意点【管理費・修繕積立金編】

マンションの維持コストと将来の資産価値を左右するのが、管理費と修繕積立金です。購入後の家計に直結する項目のため、事前にしっかり確認しましょう。

本章では、以下の内容を解説します。

  • 管理費と修繕積立金それぞれの用途と相場を知る
  • 修繕積立金の値上げリスクを想定しておく
  • 管理組合の運営状況を購入前にチェックする

管理費と修繕積立金それぞれの用途と相場を知る

管理費と修繕積立金は性質が異なる費用で、管理費は日常的な共用部の維持管理、修繕積立金は将来の大規模修繕に備える積立金として、それぞれ別の用途に使われます。多くのマンションでは合計2〜4万円程度の月額負担が発生します。

項目 主な用途 月額の目安
管理費 管理員人件費・共用部の電気代・清掃・植栽管理等 1〜2万円程度
修繕積立金 外壁塗装・屋上防水・給排水管更新等の大規模修繕 1〜2万円程度

物件価格に加えて、管理費・修繕積立金等の維持費が住宅ローン返済期間以上にわたって継続して発生することを資金計画に織り込みましょう。

※価格は時期・地域・物件条件により変動します。

※マンションによっては管理費、修繕積立金以外にも使用の有無にかかわらずインターネット使用料や住宅情報盤積立金等毎月費用が必要となることがあります。

管理費と修繕積立金の詳細については、以下の記事で詳しく解説しています。

>> マンションの修繕積立金とは?相場・適正額から値上げ理由まで徹底解説

修繕積立金の値上げリスクを想定しておく

修繕積立金は、段階増額積立方式を採用しているマンションでは築年数の経過とともに数倍に値上げされるケースもあるため、長期的な負担増を想定しておくことが大切です。

国土交通省の「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」(令和6年6月改定)では、20階未満で建築延床面積5,000㎡未満のマンションの場合、計画期間全体における修繕積立金の平均額(機械式駐車場分を除く)として、専有面積1㎡あたり月額235〜430円程度(平均値335円)が目安とされています。

値上げ幅を抑えるには、新築時から均等積立方式を採用しているマンションが望ましいといえます。中古マンションの場合は、長期修繕計画書で今後の値上げスケジュールを確認しましょう。

参考:国土交通省「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」

管理組合の運営状況を購入前にチェックする

管理組合の運営状況は、総会議事録・修繕積立金の積立残高・管理費等の滞納状況の3点を確認することで把握することができます。管理組合が機能しているマンションは、建物の修繕が計画的に実施され、長期的な資産価値も維持されやすい傾向があります。

確認したいポイントは以下のとおりです。

  • 直近の総会議事録:議題・出席率・議決内容を確認し、組合が適正に運営されているか把握する
  • 管理費・修繕積立金等の確認と滞納状況等を確認:滞納が多いと今後の修繕に支障が出る可能性を確認する
  • 理事会の開催頻度:定期的に理事会が開かれているか、組合の実行力を確認する
  • 管理会社との契約内容:自主管理か委託管理(一部委託・全部委託)か、また契約内容が適正であるか確認する

滞納が多いマンションは、将来的に修繕費用の捻出が難しくなるリスクがあるため注意が必要です。

マンション購入の注意点【契約・引き渡し編】

マンション購入の注意点【契約・引き渡し編】

契約手続きは、専門用語が多く慣れない方には難しく感じる場面も多いステップです。事前に流れと確認ポイントを押さえておきましょう。

本章では、以下の内容を解説します。

  • 重要事項説明書で確認すべき主なチェックポイント
  • 手付金の意味と解約時のルールを把握する
  • 引き渡し前の内覧で不具合がないか点検する

重要事項説明書で確認すべき主なチェックポイント

重要事項説明は、宅地建物取引業法において、必ず売買契約締結前に宅地建物取引士が買主に対して行うことが義務付けられている手続きです。物件・契約条件・法令制限等の重要情報を網羅した書面に基づいて説明が行われます。買主は説明内容に十分納得したうえで重要事項説明書に署名・押印し、その後の売買契約締結に進みましょう。

確認すべき主なチェックポイントは以下のとおりです。

  • 物件の権利関係:所有権・抵当権・借地権等の状況を確認し、自分が所有することになる権利を把握する
  • 法令上の制限:用途地域・建蔽率・容積率等の制限により、将来のリフォームや用途変更が制限される可能性を確認する
  • 管理規約・使用細則の内容:ペット飼育・楽器演奏・修繕ルール等の制限事項を確認する
  • 管理費・修繕積立金等の金額と滞納の有無:毎月の負担額および当該住戸における滞納の有無を確認する
  • 契約解除・違約金に関する条項:手付解除期限と違約金の計算方法を確認する

重要事項説明書で説明される内容は重要ですので、十分理解するようにしましょう。不明点はその場で必ず質問し、納得したうえで契約に進みましょう。

※具体的な内容については、依頼しようとする不動産会社の宅地建物取引士または弁護士に必ずご相談ください。

手付金の意味と解約時のルールを把握する

手付金は、売買契約の成立を証明し、契約解除時の取り扱いを定める金銭で、一般的に物件価格の5〜10%が目安です。

手付金には「解約手付」としての性質があり、買主は手付金を放棄することで、売主は手付金の倍額を返還することで、契約を解除できます。民法上は「相手方が契約の履行に着手するまで」が解除の期限とされていますが、実際の売買契約書では手付解除ができる期日を具体的に定めるのが一般的です。

手付金に関する主な注意点は以下のとおりです。

  • 支払い方法と時期:契約時に現金または預金小切手で支払うのが一般的であり、金額と時期を確認する
  • 引き渡し時の充当:手付金は引き渡し時に売買代金の一部に充当されるため、実質的には重複払いではないことを理解する
  • 売主が宅建業者の場合の制限:手付金の額は物件価格の20%以内に制限されることを確認する
  • 手付解除期限:実際の契約書では手付解除の期日が具体的に定められるのが一般的であり、この期日を過ぎると手付解除ができなくなるため、期限を必ず確認しておく

手付金の保全措置の有無も重要事項説明で確認しましょう。

手付金やローン特約といった契約条件は、専門知識がないと判断が難しく、「これで本当に正しいのか」と不安になる場面もあるかもしれません。『阪急阪神の仲介』は、契約手続きの細かな疑問にもしっかりお答えし、購入後の住み替えや売却まで長期にわたるお付き合いを大切にしています。2026年オリコン顧客満足度®調査「新築分譲マンション 近畿」の総合ランキングで5年連続の第1位の信頼を、購入活動の安心につなげてください。

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引き渡し前の内覧で不具合がないか点検する

新築マンションの引き渡し前の内覧(竣工検査・内覧会)では、壁紙の傷・床の不陸・水回りの不具合・建具の動作等を、メーカーや売主に確認しながらチェックリストで漏れなく点検することが入居後のトラブルを防ぐ鍵となります。内覧会で発見した不具合は引き渡し前に補修してもらうことが原則となります。

チェックすべき主な項目は以下のとおりです。

  • 壁・床・天井の傷や汚れ:施工時に生じた傷や汚れがないか、細部まで点検する
  • 建具の動作:扉・窓・収納等がスムーズに開閉でき、音がしないか確認する
  • 給排水・電気・ガス・換気設備:実際に蛇口から水を出す・ライトを点ける等の操作で動作を確認する
  • コンセント・スイッチの位置と数:図面との相違がないか、数が不足していないか確認する
  • バルコニー・玄関ポーチの状態:床の勾配により排水が適切に行われるか、破損がないか確認する

メジャー・水平器・スマートフォン等を持参すると点検がスムーズです。

【2026年最新】マンション購入で活用したい住宅ローン控除の注意点

【2026年最新】マンション購入で活用したい住宅ローン控除の注意点

2026年度税制改正により、住宅ローン控除の制度が大幅に見直されました。マンション購入の判断にも影響するため、最新内容を押さえておきましょう。

本章では、以下の内容を解説します。

  • 控除率0.7%・最長13年間の基本的な仕組みを確認する
  • 控除を受けるための省エネ基準適合の要件を確認する
  • 子育て世帯・若者夫婦世帯が受けられる借入限度額の上乗せ措置

控除率0.7%・最長13年間の基本的な仕組みを確認する

住宅ローン控除は、年末時点の住宅ローン残高に控除率0.7%を乗じた金額が、最長13年間にわたって所得税(控除しきれない場合は住民税の一部)から控除される税制優遇制度です。2026年度税制改正により、適用期限が5年間延長され、令和8年1月1日〜令和12年12月31日に入居した場合に適用可能となりました。

主な要件は以下のとおりです。

  • 取得と居住:取得後6か月以内に入居し、控除を受ける年の12月31日まで居住することが要件
  • 所得要件:控除を受ける年の合計所得金額が2,000万円以下であること
  • 借入要件:住宅ローンの返済期間が10年以上であること
  • 床面積要件:床面積が原則50㎡以上(40〜50㎡未満は所得1,000万円以下が条件)

参考:国土交通省「住宅ローン減税」

住宅ローン控除の確定申告手続きや必要書類については、以下の記事で詳しく解説しています。

>> 不動産購入後の確定申告はいつから?必要な書類や手続きの流れを解説

控除を受けるための省エネ基準適合の要件を確認する

2024年1月以降に建築確認を受けた新築住宅は、省エネ基準に適合していなければ住宅ローン控除を受けることができない仕組みとなっています。2025年4月以降は建築物省エネ法の改正により、すべての新築住宅で省エネ基準適合が義務化されたため、新築マンションは原則として控除対象となります。

住宅性能区分別の借入限度額(令和8年〜令和12年入居の新築の場合)の概要は以下のとおりです。

住宅区分 借入限度額(一般世帯) 借入限度額(子育て・若者夫婦世帯)
認定長期優良住宅・低炭素住宅 4,500万円 5,000万円
ZEH水準省エネ住宅 3,500万円 4,500万円
省エネ基準適合住宅 2,000万円 3,000万円

なお、令和10年(2028年)以降に建築確認を受ける省エネ基準適合住宅は、原則として適用対象外となります(登記簿上の建築日付が令和10年6月30日以前のものは適用対象)。中古マンションについても、省エネ性能の高い物件は2026年から借入限度額・控除期間が拡充されました。

※具体的な金額・要件は最新の国土交通省公表資料および税理士・税務署等にご確認ください。

子育て世帯・若者夫婦世帯が受けられる借入限度額の上乗せ措置

2026年度の改正でも、19歳未満の子を有する子育て世帯または夫婦のいずれかが40歳未満の若者夫婦世帯には、借入限度額の上乗せ措置が継続されることになりました。さらに2026年改正では、これまで新築住宅のみが対象だった上乗せ措置が、省エネ基準適合以上の既存(中古)住宅にも適用されるようになりました。

認定住宅・ZEH水準省エネ住宅の中古を子育て世帯・若者夫婦世帯が取得する場合、借入限度額が最大4,500万円となります。新築住宅における子育て等世帯の借入限度額は認定長期優良住宅・低炭素住宅で5,000万円、ZEH水準省エネ住宅で4,500万円であり、認定住宅では新築・中古で500万円差、ZEH水準省エネ住宅では新築・中古で同水準の借入限度額となります。

注目すべき変更点は以下のとおりです。

  • 省エネ性能の高い既存住宅(中古)の優遇:借入限度額を引き上げ・控除期間を13年間に拡充し、新築に近い優遇措置を実施
  • 床面積要件の緩和:床面積要件を40㎡以上に緩和し、既存住宅でも同じ基準を適用
  • 所得制限の設定:ただし合計所得金額1,000万円超および子育て等世帯の上乗せ措置利用者は50㎡以上のまま

中古マンションの購入を検討している子育て世帯にとっては、控除メリットが大きく拡大した改正といえます。

※税制・制度の内容は変更となる場合があります。最新情報は国土交通省等の公式情報および税理士・税務署等にご確認ください。

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100年以上にわたるまちづくりの経験を活かして、暮らしやすさと住まいの質を両立した住空間をお届けしてまいりました。2026年オリコン顧客満足度®調査「新築分譲マンション 近畿」の総合ランキングで5年連続の第1位を獲得しています。

<ジオ>の主な特長は以下のとおりです。

  • 立地と生活利便性:駅近立地や商業施設・医療機関への近接性等を重視したエリア選定
  • 長期的な視点での修繕計画と管理体制:長期修繕計画と適正な管理員配置等により、長く快適に住み続けられる住環境づくりを目指す
  • 阪急阪神ホールディングスグループの総合力:不動産・流通・交通・文化事業が連携した総合的なサービス
  • 入居後のアフターサービス:修繕相談・リフォーム提案まで一貫してサポート

物件情報の収集から購入後のサポートまで、まずはお気軽にお問い合わせください。

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マンション購入の注意点に関するよくある質問

マンション購入の注意点に関するよくある質問

マンションの購入に関して、初めての方からよくいただくご質問をまとめました。資金計画から契約、入居後の費用まで幅広い疑問にお答えします。購入前の不安解消にお役立てください。

マンションの購入にはどのくらいの年収が必要ですか?

明確な基準はありませんが、年間返済額が額面年収の20〜25%以内に収まる範囲が一つの目安となります。例えば3,000万円の住宅ローンを金利1.5%・35年返済で組む場合、年間返済額は約110万円となるため、年収500万円程度が無理なく返済できる目安となります。

世帯収入や他の借入状況によっても異なるため、金融機関等で事前審査を受けて確認することをおすすめします。

マンション購入時の諸費用はどのくらいかかりますか?

一般的に新築マンションで物件価格の3〜6%、中古マンションで6〜9%程度が目安です。3,000万円の中古マンションの場合、180〜270万円程度を別途用意する必要があります。

仲介手数料・登記費用・住宅ローン関連費用・印紙税・不動産取得税・火災保険料等が含まれます。

新築と中古のどちらを選ぶべきですか?

予算・立地優先度・設備の好みによって判断が分かれます。新築は最新設備と保証が手厚い反面、価格帯が上の傾向です。中古は同じ予算で広さや立地の選択肢が増える一方、修繕履歴や管理状態の確認が必要となります。

両者のメリット・デメリットを整理したうえで、ご自身の優先順位に合う方を選びましょう。

頭金はどのくらい用意すればよいですか?

物件価格の10〜20%が一般的な目安ですが、頭金なしのフルローンも選択することができます。頭金を多く入れるほど月々の返済負担は軽くなりますが、手元資金が不足すると入居後の生活に支障が出る可能性もあります。

諸費用と生活防衛資金を確保したうえで、無理のない範囲で頭金を設定することが大切です。

管理費や修繕積立金は将来値上がりしますか?

段階増額積立方式を採用しているマンションでは、築年数の経過とともに修繕積立金が値上げされるケースが一般的です。

新築時の金額から数倍に上昇する事例もあるため、長期修繕計画書で今後の値上げスケジュールを必ず確認しましょう。均等積立方式を採用している物件は、当初から平準化された金額で将来の負担増が抑えられる傾向があります。

マンション購入で住宅ローン控除を受けるにはどうすればよいですか?

入居の翌年に確定申告を行うことで、控除の適用を受けることができます。給与所得者の場合、初年度のみ確定申告が必要で、2年目以降は年末調整で対応可能です。

2026年度の改正で適用期限が令和12年12月31日まで5年間延長されました。省エネ性能の証明書類等が必要となるため、売主や仲介会社に確認しましょう。

ハザードマップはどこで確認することができますか?

国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」と、お住まい予定の自治体の公式ウェブサイトで無料で確認することができます。

洪水・土砂災害・津波・地震・高潮等の災害種別ごとに、対象地のリスクを地図上で確認することが可能です。重要事項説明でも一定のハザード情報は説明されますが、購入検討段階で自ら確認しておくことをおすすめします。

マンションの資産価値を見極めるポイントは何ですか?

立地(駅徒歩距離・周辺利便性)・管理状態・築年数・修繕履歴・専有面積・間取りといった要素を総合的に評価しましょう。駅徒歩10分以内の立地や、計画的に修繕が実施されているマンションは、築年数が経過する前に価値が大きく下がりにくい傾向があります。

内覧時に見落としやすいチェックポイントは何ですか?

水回りの水圧・収納内部の状態・コンセントの数と位置・窓からの景観と日当たり・隣接住戸からの音等が見落とされやすい項目です。

見学時はメジャー・水平器・スマートフォン(写真撮影用)を持参し、家具配置をイメージしながら細部までチェックしましょう。

ただし、売主が居住中の物件では、採寸や写真撮影を行う前に必ず売主の了承を得てください。事前に仲介会社の担当者を通じて確認しておくとスムーズです。

マンション購入の契約後にキャンセルすることはできますか?

手付解除期間内であれば、買主は手付金を放棄することで契約解除が可能です。ただし手付解除期限を過ぎた後のキャンセルは違約金が発生し、一般的に物件価格の10〜20%の負担となります。

住宅ローンの本審査が通らなかった場合に契約を白紙撤回することができる「ローン特約」が契約書に盛り込まれていることが多いため、契約前に必ず確認しましょう。

まとめ

マンションの購入は、資金計画・物件選び・新築と中古の違い・管理費・契約・住宅ローン控除という6つの観点を総合的に押さえることが、後悔のない選択につながります。物件価格だけでなく諸費用・維持費・税制優遇までを含めた長期的な視点で検討することが大切です。

2026年度税制改正により住宅ローン控除が5年間延長され、中古マンションへの支援も拡充されたことで、購入のタイミングとしては選択肢の幅が広がっています。物件選びに際しては、立地・管理状態・修繕計画を実際に確認し、ご自身のライフプランに合うマンションを選びましょう。

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