マイホーム購入のとき、「新築は予算より高い」「中古は好みに合わない」など、希望物件と出会えずなかなか購入に踏み切れない人も多いかもしれません。そんな悩みを解決する方法として、最近では「中古×リノベ」という選択をする人が増えています。
新築を買うよりも費用をグッと抑えつつ、そして中古では見つかりにくい自分好みの住まいにカスタマイズできる魅力がつまっています。
「中古×リノベ」は、新築・中古に続く第三の選択肢として注目度が高まっているマイホーム購入のカタチと言えます。
>>リノベーションの流れ段取りについては過去の記事をご参照ください。
事例:豊中市M様
今回は、豊中市に住むM様の住まい探しからリノベーションまでの全容をご紹介していきます。
◎新築マンション希望から「中古×リノベ」の選択
賃貸で家賃を支払うよりもマイホーム購入を...と住まい探しをスタートされたM様ご夫婦。初めのご希望は「新築マンション購入」で、たくさんのモデルルームに足を運ばれたとのことです。
モデルルーム巡りでは、なかなか心揺さぶられる物件との出会いには至らなかったとのこと。むしろ「自分たちに合っているか?」と思うことが多く、決断がしづらいような、購入を急かされているような...、どこか窮屈な気持ちを抱かれたそうです。
そんななか、「リノベーションなら自分達らしい暮らしができそう」と中古×リノベを選択肢に。
◎猫との暮らしを前提に物件選び
M様ご夫婦のマンション探しの条件のなかに、「ペットの飼育ができるマンション」というご希望がありました。
これから、新しい家族に猫を迎えるご予定とのことで、ペットが快適に暮らせるお部屋づくりは大事な条件でした。
「ペット飼育可」を前提に、いくつかの物件探しをしていただきました。そして、物件ご紹介のときには「リノベで可能なプラン」についてもそれぞれの案内時にご提案。
最終的には、「見学で感じた心地よい風」と「高台の眺望の良さ」を決め手に物件を選んでいただきました。
家族になるネコちゃんが幸せに暮らせるご提案をすべく、担当者は猫カフェに赴き猫の習性を研究しました。そして、実際にネコちゃんと触れ合うことで浮かんだプランニングが、リノベーションの内容にも反映されました。
例えば、リビング上部でぐるりと一周できるキャットウォーク。
ネコちゃんが歩くときの心地よさにも配慮し、肉球に負担にならない素材も採用しました。
また、キャットウォーク前には、魚柄のアクセントウォールを設置。
冒険好きで物陰に入り込む習性を持つネコちゃんにとって、アクセントウォールの裏も大好きな遊び場所となりそうです。
また、リビングや廊下を行ったり来たりできるように、リビングの爽やかなブルーの扉には「ネコちゃん専用」のキャットドアを設けました。
これらは見た目にも楽しいとM様にも喜んでいただけました。
お部屋全体を、M様ご夫婦にとってもネコちゃんにとっても心地良い空間になるように、ご提案することを心がけました。
◎将来を見据えたプランニング
将来は子供部屋にできるスペースも欲しいというご希望もありました。
そこで、現在はご主人の書斎スペースとし、将来子供が生まれたときには子供部屋にできるようなスペースをプランニングしました。書斎に、回転窓を設置したことで「リビング」と「書斎スペース」が半分繋がっているような明るく開けた空間にすることができました。
お子さんが個室としても使えるように、クローゼットを設け、収納力もばっちりです。
◎家さがしからリノベーションまで長いお付き合い
物件探しの段階では、一つ一つのマンションに対して「この物件ならこんなリノベーションが可能」と、具体的なアイデアを一緒にご提案いたしました。
各部門の連携により、リノベーションまで見越したご提案を初期から行えたことで、M様の希望を叶え、満足いただける住まいをご提供できたのではないかと思います。
「中古×リノベ」では、物件探しの段階からリノベーションに関する希望が出てくるもの。探しているときに、「こんな風にすることもできる」、逆に「これは難しいかも」と、リノベーションに関するご提案をすることで、お客様にも具体的なイメージを持ちながら物件探しをしていただけます。
【担当者の声】
引渡後の1年点検で伺った際、キャットウォークで楽しそうに遊んでいる子猫の様子を見かけました。M様ご夫婦、そして大事な家族のネコちゃんが楽しく快適に暮らされている姿に安心いたしました。
※2018年8月31日時点の情報になり、今後内容が変更となる可能性がございます。