リフォームに興味はあっても「何から始めたらいいのか分からない...」という思いを抱いている人も多いのではないでしょうか?
リフォームの具体的な流れを頭に入れておくことでイメージが湧き、その後の計画もスムーズになるものです。
そこで今回は、一般的なリフォームの流れをご紹介していきます。
①どこをどうリフォームしたいのかを考える
まずは、「リフォームしたい部分」を明確にすることからスタートです。
キッチン、浴室、トイレ、リビング、居室、外壁など、住まい全体の不満箇所について家族全員で話し合ってみましょう。
「どんな風にしたら快適になるか?」「この部分をこうすれば使いやすそう!」など、家族それぞれの視点から考えてみます。
例えば、「寒くてお風呂に入るのが憂鬱」「お風呂に浴室暖房乾燥機があれば嬉しいな」「キッチンが古くなって手入れが大変...」「壁紙が汚れて剥がれてきた」「子ども部屋が足りないから増築したい」など、さまざまな意見が出てくるのではないでしょうか。
その後は、出てきた悩みや不満に優先順位を付けていきましょう。
優先順位付けに迷った場合は、家族が共通して使う箇所を優先的にリフォームする...という決め方がベターです。
②リフォーム会社に相談する
リフォームしたい箇所が明確になったら、次にリフォーム会社に相談しましょう。
ただ、これまで接することがなかったリフォーム会社に相談にいく、というのは敷居が高く感じられる方も多いかもしれませんね。
その場合は、まずはホームページやメールなどで、気軽に相談してみるのもいいでしょう。(参考:阪急阪神のリフォーム)
「初めてのリフォームで、よく分かっていない」という点を先に伝えることで、専門的な知識を持つスタッフが説明をしてくれるでしょう。
直接、リフォーム会社へ訪れての相談なら、自宅の間取り図面があると打ち合わせがスムーズになります。
リフォームのイメージは口頭で伝えるだけではなく、視覚的に伝えることでイメージのずれもなく、話を進めることができます。
雑誌の写真や、インターネットで見つけた画像を持参するのがおすすめです。
③現地調査をしてもらう
相談時にリフォームに対するおおまかな方向性が決まったら、次は現地調査をしてもらいます。
現地調査は、リフォームの具体的なプランの提案に繋がる大事な段取りです。電話や店頭では細かく伝えられないことも、現地を見ながら具体的に話し合うことができます。
現地調査していくと、建物の状態、居住地域による規制などによって「リフォームできること・できないこと」が明確になっていきます。プロの目線で「これはできないけれど、代わりにこういう方法もある」など、具体的な提案をもらうこともできます。
不明な点や希望があれば、遠慮なく伝えましょう。
④プランを提案・見積書をもらう
現地調査をもとに、リフォーム会社から具体的な提案をもらいます。
説明を受ける際は、図面、カタログ、サンプルなどを用いるので、視覚的にもイメージが沸きやすいでしょう。
キッチン、浴室、トイレなどの設備機器は、実物をショールームで見ることも可能です。カタログだけでは分からない、実際の色合いや使いやすさの確認ができるので、積極的に活用しましょう。
また、プランの提案とともに見積書も提示されます。
工事内容と金額に関する大事なものなので、気になる箇所があれば、必ず質問をして不明点をクリアにしておきましょう。
⑤契約する
プランについて打ち合わせを重ね、最終的なプラン、そして見積書の金額で納得できれば、工事請負契約を交わします。
工事の完了時期や支払い等に関して、念入りに内容をチェックしましょう。
⑥工事着工
工事期間中の、近隣との騒音トラブルは避けたいものです。工事の開始前に、リフォーム会社の担当スタッフが近隣へ、挨拶をするのが一般的です。
工事期間や内容などをあらかじめ伝えてくれるので、担当者が顔を合わせて直接説明をすることで、近所の方の安心にも繋がります。
また、大規模リフォームで仮住まいとなる場合は、工事着工前に引っ越しの準備は余裕を持って行いましょう。
家に住みながらリフォームする場合なら、大きな家具や荷物は他の部屋に移動しておく、通路に邪魔になるものを置かないなど、作業がスムーズに行えるように片づけておきましょう。
工事中に「追加でここも変えたい」など、どうしても叶えたい希望が新しく出てきた場合は、可能な限り早めに申し出るようにしましょう。
工事がある程度進めば対応が難しくなるので、迅速に相談することが肝心です。
⑦リフォーム完成・引き渡し
リフォーム工事が完了すれば、引き渡し前の完了検査を行います。
最終確認となるため、、チェック漏れのないようにしましょう。
計画通りに工事が行われたか、仕様は合っているか、指定の機器は間違っていないかなどを入念に確認していきます。
壁紙の貼り方が綺麗か、傷がないかなども入念にチェック。設備については、正常に作動するか、実際に動かしてみるようにしましょう。
もし、不具合箇所があれば対応してもらい、問題がなければ「引き渡し」完了です。
引き渡し時には、設備など、保証書があるものは発行してもらいましょう。
使い始めの故障はメーカー対応による保証がありますが、「不具合があったらどこに連絡すべき?」という点も合わせて確認しておきましょう。
なお、当社ではお客様に安心してお住まいいただけるように、水まわり設備最大10年間(5年間は無償)、住まいの重要インフラである給排水管・ガス管を更新した場合、10年間保証しています。
リフォームの流れを理解したらまずはプロに気軽に相談
何も知らないときには「リフォームの流れは難しくてハードルが高そう」と思っていても、、大まかな流れさえ知ってしまえば、具体的なイメージが湧きやすくなるものです。
専門的な部分については、すべて把握することは難しいものですが、気になる点は担当者にその都度質問しながら、着実に進めていきましょう。
まずは気軽に相談してみることからスタートしてみてはいかがでしょうか。
※2018年7月31日時点の情報になり、今後内容が変更となる可能性がございます。