「はじめまして」が続いておりますが、
はじめまして、プランナーの多田です。
お客様からのご要望で、本棚の計画をすることがあります。
私も個人的に本や、色々なモノが詰まった大きめの本棚のある家が好きで、
計画をするときはちょっとテンションが上がります。
ほんの一部ですが、手持ちの画像の中からいくつか本棚のご紹介をしたいと思います。
こちらは当ブログにも何度かでてきている、本好きなK様邸のDENスペースの本棚です。
天井梁下をそのまま造作の本棚にしています。
棚の一部をデスクにしているところが特徴的です。
手元に照明を置けるように棚の中にコンセントも予め準備されています。
写っている本やオブジェは事例撮影のディスプレイ用なのですが、今この本棚には何が入っているのでしょう。
想像すると楽しくなります。
最近知人が自宅を新築したので、新築祝いにお邪魔した際の本棚の写真です。
手前に白い腰壁が写ってしまっていますが、腰壁越しの撮影です。
マットブラックな背板、側板がディスプレイとなる本やオブジェを引き立てます。
天井にはピンホールダウンライト(光源を目立たせず対象だけを照射できるダウンライト)が仕込んであり、
夜はほんのり本棚が浮かび上がってきます。
かっこいい。
こちらはデンマークにあるフィンユール(建築家、家具デザイナー)の自邸です。
リビングの壁面が全面本棚になっていて、本自体がインテリアになっていて美しい。
一方、一部が扉付の収納になっていたり、棚の高さはそれぞれ変えられるようになっていて、
見た目以上に機能的です。
マスターベッドルームへ至る廊下にも本棚があります。
こちらも高さの変更が容易な可動棚になっていました。
本は小型の小説から美術書などの大型本等、種類によって大きさがバラバラなので、
段によって高さを可変してそれぞれをまとめて収納すれば効率的に収納ができますね。
上記の例はいずれも工事をして本棚をこしらえる必要があります。
ちなみに自宅の本棚はというと、
(うさぎが写っていますが、気にしないでください。自宅の本棚が写っている写真がこれしかなかったのです。)
先に紹介したものとは違い、置き型のもので、サイズは横に3m、高さは2m程度あります。
置き型なので、部屋の広さが許せば拡張させたり位置の変更も容易です。
ボリュームが大きいものは間取りを計画する際、置く位置の想定はしておいた方が良いですね。
ちなみに、本棚の中には本だけではなく、色々なメーカーやブランドのカタログ、
学生時代に撮りためた約一万枚の写真や、スピーカーやアンプなどのオーディオが突っ込んであったり、
書類用のボックスや、どこかで拾ってきた石ころ、三年ほど前に漬けた梅酒の大瓶なんかも入ってたりします。
カオスですね。
自分は好きなもので埋め尽くされているので眺めているだけでも楽しいですが。
他にも様々な本棚の種類形状もありますし、人によって中に入れる本の種類や、収納するモノも色々です。
色々考えが及び本棚の計画だけでもなかなか楽しいものです。
プランナーの多田でした。