こんにちは。
すっかり時間が空いてしまいました。
リノベーション担当の松下です。
だいぶんと涼しくなってきたな～なんて、言っている間に、
今年も終わってしまうのか、と気が早いことを考えるこの頃です。
Reno-bloomでもたくさんイベントを行っていますが、
9月はどこの会社さんも、たくさんイベントがあるようですね。
そんな中、愛知県で行われた一棟丸ごとリノベーション、
「フォレストヘイブン瓢箪山」の内覧会に参加させて頂きました。
住友林業が事業主、blue studio が設計監修・企画を行ったこの物件。
総タイル貼り、もともと魅力的な外観はほとんどかえないまま。
天然無垢のフローリングと、自然素材の壁紙で
シンプルながら優しい雰囲気に仕上がった内装。
（特に最上階は絶対楽しいロフトつきです！）
と、それよりもコンセプトがとっても明確で魅力的なのがこの物件。
不動産屋さんの常識を次々と覆しています。
まず、中庭があります！
というと普通にきこえるかもしれませんが、
本来あった駐車場を減らして、『ハグくみの庭』という、
屋外空間にしたそうです。
容積率をできるだけ満たして、次に駐車場の確保が重視される
マンション業界ではなかなかの常識やぶり。
中庭には１階のバルコニーから直接出られる階段があります。
これもセキュリティが重視される最近の傾向とはちょっと違いますね。
エレベーターもつけず、両面開口の階段室型の良さがそのまま活かされています。
どれも簡単そうに聞こえますが、やはりたくさんの人が生活する集合住宅では
なかなか実現が難しいことばかり。
さすが、住友林業さんとblue studioさん。。
その土地に合った建物の条件を整理するのがとても上手なんだと思います。
詳しい内容はぜひHPでチェックして頂くとして、、
限られた予算の中で優先条件を決めるのはとても大事な作業です。
『こんなニーズが多い』に合わせた建物の条件が、
だんだん『当たり前＝常識』になってしまって、
次はマンションの『必須条件』になってしまって、
その敷地の良さが活かしきれない。。
なんて本末転倒なことが、新築の現場でも、
もちろんリノベーションの現場でもときどき起こっている気がします。
リノベーションはこんな風に、
その敷地、その建物のあり方を見直すいい機会なのかもしれませんね。
と、、話が大きくなりましたが
百聞は一見にしかず。
みなさんも気軽にいろんな会社のイベントに参加してみてください。
きっとたくさん、発見することがあると思います＾＾
