ぐるり街めぐり〈東京・有楽町編〉
GLEN CLYDE SOCKCLUB TOKYO
ブランドの世界観と靴下の価値を伝えるために、直営店を開業
JR有楽町駅と新橋駅をつなぐ高架下の『日比谷OKUROJI』は、100年以上の時を経て、今なお鉄道の運行を支えている高架橋をそのまま商業施設として活かした人気スポットです。有楽町駅側に位置するソックス専門メーカーのショップ『GLEN CLYDE SOCKCLUB TOKYO』はその代表格のお店。オーナーの橋本満さんにお聞きすると、「以前は全国のセレクトショップや百貨店を通じて商品を販売していましたが、より深くブランドの世界観を伝え、お客様との接点を築きたいという想いが強くなり、直営店を出店することになりました」と話してくれました。

『GLEN CLYDE』社が手掛けるソックスは、デザイン性はもちろん、履き心地にもこだわり、職人の高い技術力が随所に織り込まれています。橋本さんは創業から30年以上にわたり、「靴下は消耗品」という概念を覆すため、ソックスに「価値」と「存在感」を与え続けています。そのこだわりが詰まった記念すべき第一号・オリジナルブランドが『CHUP』です。耐久性はもちろん、デザインに世界各地の伝統的な民族柄や古くから伝わる文様など、世界中の文化が採用されています。遠い異国に想いを馳せながら、足元から文化や歴史を感じることができ、まさに「履く文化」といえる独特の世界観を表現しています。

快適な履き心地。独自の素材を開発!
『GLEN CLYDE SOCKCLUB TOKYO』で展開するソックスは、品数の多さも魅力ですが、例えば、和紙と羊(sheep)を掛け合わせたブランド『Washeep』 、ゴムを一切使わないのにずれ落ちにくく靴下を履いていないような感覚の『Traceless』など、これまで見たことも履いたこともないような商品に驚かされます。さらに、『LIFE LONG』ブランドの商品は、「穴が空いたら、左右ペアで店舗に持参すると新しいものと永久交換可能!」という画期的なシステム。独自に開発した高耐久素材と、確かな縫製技術に自信があるからこそできるサービスなのです。

冷え性の方にオススメなのが『COZY』ブランド。足を温める効果を最大限に追求した五本指シリーズで、おうち時間を最高の寛ぎに変えてくれるソックスです。ふかふかとした柔らかな履き心地を実現するために、タオルのようにループ状に編む「パイル編み」を採用。厚みのあるパイルが足裏全体をふんわりと包み込み、歩くたびにまるでじゅうたんの上を歩いているように感じられます。肌に触れる内側には肌触りのよいシルクを、外側には保温性に優れたウールを使用するなど、それぞれの素材のよいところを組み合わせたハイブリッド構造です。心まで温めてくれる冬場には欠かせない一足となるでしょう。

【この街が好き/STAFF VOICE】

少し歩いただけで、異文化が感じられる楽しい街です
『日比谷OKUROJI』は、職人技が光るショップなど、質の高いアイテムを扱う個性的な店舗が集まっています。お店があるこの辺りは比較的年齢層が高く、"大人時間"が楽しめる場所。でも、ちょっと歩くと、違った顔を覗かせて...。庶民的な店舗が集う新橋と隣接している街なので、都会的なこの界隈と異なる文化のグラデーションが楽しめて面白いですね。
GLEN CLYDE SOCKCLUB TOKYO オーナー 橋本満さん

●GLEN CLYDE SOCKCLUB TOKYO 日比谷OKUROJI店
営業時間/11:00~13:00、14:00~18:00
定休日/火曜(祝日の場合は営業)
電話/03-6205-7171
東京都千代田区内幸町1-7-1 日比谷OKUROJI-G03
https://glen-clyde.com/
https://www.instagram.com/glenclydesocks/
※休業日等については、インスタグラムをご確認、もしくはお問い合わせください。
◇記載しています営業データ・商品・価格等は2025年10月6日時点の情報です。
◇時期によってはメニュー内容や商品・価格が変更になっている場合があります。
◇表示価格はすべて税込です。



