すまいのスタディ

2018.03.28

マンションモデルルームの見方?これを知っていたら楽しくなる!??

[画像]

(当社モデルルーム写真)

マイホームを購入するなら、まずは実物を確認したい!と思うものですよね。特に新築物件で建築中の場合、モデルルームが用意されることが多くあります。
はじめてモデルルームを見学するときにはワクワクした気持ちの反面、「どこをチェックしたらいいの?」と分からなかったりと不安に感じる方も多いでしょう。

不安になったまま見学をしてもせっかくの見学が無意味になってしまうかもしれません。しっかりとチェックして、理想的な住まいを購入するようにしましょう。

そこで、モデルルームに行くなら知っておきたい見学のチェックポイントを詳しく解説していきます。

「モデルルームの役割」

未完成のマンションの場合、パンフレットなどの物件資料しか参考となるものがありません。どんな住まいなのかが分からないため、なかなか購入意欲が沸かないものですよね。そこで、実際にどんな間取りなのか、どんな設備を使っているのかなどを知るためのものがモデルルームです。モデルルームは完成前の物件を再現している部屋なので、具体的なイメージが掴めます。

例えば、天井の高さについてはパンフレットを見ただけでは分からず、モデルルームの見学で体感できます。また、マイホームを購入するときには、いくつかの検討物件がある人も多いですが、モデルルームを見ることで他の物件との比較が可能です。

「目で見て確かめる!」ことができるモデルルーム見学をすれば、マイホーム選びが成功しやすくなります。

モデルルームの見方 4つのポイント

ふだんはなかなか入ることがないモデルルーム。お洒落なインテリアに包まれた明るい雰囲気に心がワクワク躍るもの。しかし、マイホーム選びのための見学であることを忘れずに、しっかりとチェックすることが大事です。

(1)パンフレットでは分かりづらい天井高・梁・柱を体感しよう

物件のパンフレットについている間取り図面で分からない情報として「天井の高さ」があげられます。間取り図面は平面的な情報は分かるものの、空間的なイメージはモデルルームで確認するしかありません。

平面図で広く感じた部屋も「天井の高さが低い」「柱や梁が目立っている」などの場合、少し窮屈さを感じてしまうでしょう。天井が低いと圧迫感があり、快適な気分にはならないかもしれません。

また、モデルルームでは、図面では分からない窓の大きさが確認できます。採光や通風が確保できそうかもチェックしてみましょう。ただし、モデルルームは数タイプある間取りの中から代表的なものを選定しているため、希望の間取りとどこが違うのか、そのチェックも必要です。特に柱や梁は住戸タイプ毎に異なる場合が多いので、その差異を販売担当者に確認をすることをおすすめします。
これから長く住むマイホーム選びですから重要視したいポイントです。

(当社モデルルーム写真)

(2)リビングでは実際に座ってみること

住まいのなかでも最も多くの時間を過ごす場所が「リビング」。仕事や学校から帰ってきた家族が集まる中心的なくつろぎのスペースです。リラックスできる空間であるのが理想的ですよね。そこで、モデルルームに行ったら実際に座って雰囲気を実感してみてください。

ソファに座ってみると「窓から明かりが射し込みそうか」「圧迫感のない天井」「優しい色の照明」「ゆったりとした広いスペース」など、リラックスできるリビングかどうかがチェックできるでしょう。

また、テレビの位置も確認しておきたいところ。コンセントの位置は移動できないので、ソファからテレビの距離が近かったり遠かったりと適度な距離が保てないリビングだとちょっと疲れるかもしれません...。

設置したいテレビの大きさ、ソファの位置、距離などをシミュレーションしてみることをおすすめします。

(当社モデルルーム写真)

(3)部屋の広さを体感しよう

モデルルームを見学するときに、パンフレットの情報と比較しながらチェックしていく人が多いかもしれません。そこで間取り図面と実際の見学で差異が感じられやすいのが部屋の広さです。

例えば、「図面では6帖と表記されていたのに何だか狭い感じがする...」と感じる人も結構多いかもしれません。

実は、マンションの帖数の記載は部屋として有効な部分だけでなく、壁芯面積(壁や柱の厚みの中心線を結んで測った寸法のこと。壁や柱の厚みの分が床面積に加算されるため、実際に使用できる床面積よりも、表記上少し大きな床面積となります。)として算出されています。部屋を帖数表示する場合、1帖は1.62㎡として計算されます。室内に柱があればその分も帖数に含まれるので、室内に太い柱がいくつかあると少し狭いような印象を受けてしまうのです。

ただ、クロゼットは帖数には含まれません。

(4)収納、設備は実際に触って確認しよう

モデルルーム見学で見落としがちなのが収納の確認です。収納のなかは、実際に開いてみないと分かりにくい部分です。開閉のしやすさ、収納内部の容量など使いやすいかどうかをチェックしておきましょう。

また、キッチンはふだんよく使う人が実際に立って使いやすさを確認するといいでしょう。身長によっては使いづらいと感じるキッチンもあります。また、「家事がはかどりそうか」と家事動線を考えながら実際に触れて動きながらチェックしてみるといいかもしれませんね。

そして、毎日使う浴室もよくチェックしましょう。浴槽のなかに入って足を伸ばした時の雰囲気、浴槽をまたぐときの入りやすさなども体感してみるといいですね。

実際に触れてみることで、目で見ただけでは分からない生活したときのイメージが沸きます。

まとめ

パンフレットで見ていても分からない情報はたくさんあります。モデルルームを見学するときには、目で見るだけでなく、実際に触れたり動いたりして「ここに住んだらこんな生活ができそう」というイメージを体感しながらチェックしてみることが大事です。

自分のライフスタイルに合った条件の住まいを手に入れるため、まずは気軽にモデルルーム見学に行ってみましょう。

※2018年3月28日時点の情報になり、今後内容が変更となる可能性がございます。