一戸建てを買うときは、"土地探し"というスタート地点が待っています。
分譲地が選択肢に入っている方も多いかと思いますが、中でも子育て世帯に注目されているのが「大規模分譲地」です。
今回は、住む人の暮らしやすさをコンセプトに"まち"として形成されている大規模分譲地の魅力に迫ります。
分譲地とは?一般的な宅地との違いについて
「分譲地」という言葉は、馴染みがあるようで「そもそもどんな意味?」という方も多いかもしれませんね。
分譲地とは、ハウスメーカーや不動産会社などが、ある程度まとまった区画を整備して販売している土地のことです。
対して、一般的な宅地は単独地で、すでに住宅が過去に一回は建っている土地。「過去に建物が建っていたけれど取り壊されて現在更地になっている土地」「古い建物がまだ残っている住宅用の土地」など、パターンはさまざまです。
分譲地には2パターンあり、数区画程度の小規模なもの、数十区画以上の大規模なものがあります。大規模分譲地は「新しい街づくり」を想定して美観や快適性にこだわって開発されていることもあり、子育て重視で住まいづくりをするファミリー層に人気があります。
大規模分譲地の魅力となるポイント
◎景観が整っている
大規模分譲地は、家同士がくっつき過ぎないように隣家との間をゆったりとした配置にする、街全体を見渡したときに凸凹感がないように階数を制限する...など、全体的に統一された街並みを目指すことが多いです。
平地から街を見渡したときに圧迫感がなく、景観を綺麗に保つ工夫がされています。
また、大規模分譲地は"新しい街"といえます。道路の幅を統一するなど、街並みとしての美しさも魅力です。
◎安全面に配慮されている
大規模分譲地は、道路幅が広めで大人から子供まで、住む人が安全に通行できる工夫が施されています。
抜け道にならないように道路計画がされており、居住者以外が通ることはあまりないため、交通量も比較的少なめです。
きちんと整備された歩道、各所に設置された防犯カメラ、夜間でも明るい街灯など、安全面に配慮されているケースが多いです。
◎人間関係を新たに築きやすい
大規模分譲地は新しく作られた"街"という点で、人間関係にもメリットがあります。
古くからある住宅街は、ご近所同士ですでに繋がりが深まっていて、輪に馴染めないということも...。また、長くその土地に住む年配の方から若い方まで年代もバラバラです。
一方、分譲地の場合は住む人がほぼ一緒のスタートライン。固定化された人間関係もなく、引っ越してからもスムーズにコミュニティに馴染めるケースが多いでしょう。
子育て世帯が多く、似たライフスタイルのご近所さんが多い傾向にあるため、人間関係は築きやすいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか。子供を通じてご近所さん同士の"輪"が広がるので、自然とコミュニティの絆も深まっていきます。お互いが声をかけ合うのびのびした暮らしが実現できそうです。
また、整った景観で「素敵な街」「住んでみたい」という注目度があれば、資産価値もキープできます。
大規模分譲地は、"大規模"という大きな集まりであるにも関わらず、どこかアットホームで温かい雰囲気が伝わってくる新しい街です。
※2018年12月21日時点の情報になり、今後内容が変更となる可能性がございます。