すまいのスタディ

2018.10.30

住み替え先にマンションが人気!その理由は?

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家族のライフスタイルに合わせて行いたい住み替え。住み替え先として「一戸建てorマンション」という選択肢で悩む人は多いでしょう。

最近は、もともと一戸建てに長く住んでいた人が、マンションへ住み替えるパターンが増えてきており、みなさんの中にも、今まさに検討中という方がいらっしゃるかもしれないですね。

今回は、一戸建て住宅からマンションに住み替えるときに知っておきたいメリット・デメリットについてお伝えします。

一戸建てからマンションへ住み替えるのはどんな人が多い?

出産や子供の成長はマイホームを購入する大きなきっかけですが、「子供をのびのびと育てたい」「上下左右の住戸への音を気にせず生活したい」といった、子育てへの配慮が一戸建てを選ぶ決め手となる方も多いでしょう。
しかし、子供を含めた家族にとって、ちょうどよかった一戸建ては、子供が独立すると「広すぎる家」になるケースが多いです。夫婦二人になったシニア層が、「もう少しコンパクトに住みたい」との想いから、マンションへ住み替えるケースが増えています。

マンションへの住み替えのメリット

一戸建てからマンションに住み替えたときのメリットには以下のポイントがあります。

◎立地や環境が良い

駅近などの好立地には、用途地域の制限から一戸建てよりもマンションが多く建つ傾向があります。また、一般的に人が集まる駅の周辺には飲食店や買い物施設、娯楽施設が集中しており、利便性が高まる点も魅力的です。
また、上層階に住めば、一戸建てでは得られない「眺望の良さ」が魅力になります。場所にもよりますが、街の中心で利便性の高い暮らしをしつつ、立地によっては山や海、夜景など、開放感のある景色が窓から楽しむことができます。

◎設備が充実している

築年数にもよりますが、マンションでは最新の設備が新築時に導入されていることが多いです。システムキッチン、ディスポーザ―、浄水器、食器洗乾燥機、三面鏡付き洗面台、浴室暖房付乾燥機、ミストサウナ、床暖房、人感センサー付照明、宅配ボックスなど、生活が便利で快適になりそうな工夫がいっぱいです。

◎安心のセキュリティ

エントランスのオートロックや、敷地内の防犯カメラ、管理員の存在など、一戸建てと比べると、マンションはセキュリティ面において不安の少ない暮らしが期待でき、魅力的なポイントです。

◎暮らしやすい間取り

階段の上り下りがないフラットな間取りのマンションは、生活がしやすいという魅力があります。バリアフリーの観点からみても、シニア層だけでなくどの世代でも安全にくらすことができるでしょう。また、ワンフロアで生活ができるため動線がスムーズ。家事の時短にも繋がります。

◎管理が楽

マンションでは戸建てと違って、外壁の塗り直しや庭木の手入れ、共用部分(廊下やエントランス)の清掃等は、管理組合が管理会社を通して行います。そのため、個人がが管理等を行う手間がありません。

デメリットはどんなものがある?

一戸建てと比較したときに、マンションへの住み替えで避けては通れないデメリットは次のようなものです。

◎住宅ローン以外の支払い

マンションの暮らしでは、住居費としての出費は住宅ローンの支払いだけではありません。「管理費」「修繕積立金」「駐車場使用料」など、一戸建ての暮らしにはかからなかった出費も月々かかってしまいます。

◎近隣との騒音問題

防音性に配慮されているマンションであっても、隣接住戸の間でまったく音を通さないわけではありません。
隣室の住人に迷惑をかけないように気を使う必要があることはもちろん、隣室の生活音が気になってしまうことも。

◎ペットの飼育が自由にできない

ペットは、定められている管理規約に従って飼わなければなりません。例えば「犬や猫ならOK」「1匹までしか飼えない」など、種類や頭数、体長・体重の制限がある場合があります。ペットの飼えないマンションも中にはあります。

まとめ

メリット・デメリットを踏まえ、生活の利便性等を重視する人から、マンションへの住み替えが注目されています。
将来的な家族構成やライフスタイルも踏まえて、住み替えるメリットが大きければ、マンションへの住み替えを検討していただければと思います。

※2018年10月30日時点の情報になり、今後内容が変更となる可能性がございます。