こんにちは!阪急阪神不動産 リノブルーム担当のAMIです。
夏の暑さを感じる日があれば、雨が一日中降る日があったりと、天候の変化が大きな日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は内覧日やリノベーション後の引き渡し日は気持ちよく過ごしていただきたいので、その日は特に晴れて欲しい!と祈ってます。
さて、今回のテーマはこちら。
リノベーションの『床材』の選び方。
物件が決まってリノベーションのプランニングが始まり間取りが決まってくると、床材や壁材選びが始まります。
床・壁・天井は面積が大きいので、お部屋の雰囲気を大きく左右します。
また、費用にも大きく影響してきます。
色、素材、質感、機能など。悩むポイントは沢山あります。
悩むポイントは人それぞれですが、今回はリノベーションでよく使われる床材の特徴やメリット・デメリットについてご紹介していきます!
木材(合板フローリング・無垢フローリング)
最もよく使われる素材です。ぬくもり感のある雰囲気を好まれる方に人気。
木材の種類で色や木目も大きく変わるので、実はバリエーションが豊富な素材です。
|メリット
・ 自然素材特有の温かみがある。木目や色味はもちろんのこと、木独特の自然の香りがする。
・ 色味の経年変化。経年による変化の具合は種類によって様々。変化していくと愛着もさらにわく。
・ ナチュラルなインテリアに合う。(北欧系がお好きな方にオススメ)
|デメリット
・ 無垢材の場合、水に濡れるとシミになったり反ってしまうことがある。
・ 他の素材と比較して高額になる傾向にある。
クッションフロア
塩化ビニル樹脂で作られたシート状の床材に木目・石・タイルなど様々な印刷がされた素材です。
|メリット
・ 防水性が高いため、汚れがふき取りやすくお手入れが簡単。
・ デザインのバリエーションが多い。
・ クッション性があるので足に触れる感触がやわらかく、厚みのあるものを選ぶと遮音性も高まる。
・ 施工が簡単なので価格をおさえやすい。
|デメリット
・ 家電や家具を置いた後に凹み痕が残る。
・ 印刷なので、素材感は天然素材に劣る。
カーペット
カーペットは、繊維系床材ともいわれる繊維の床材です。パイルの織り方・カットの長さや方法だけでなく、ウールやシルク、コットンなどの天然繊維、ナイロン、アクリル、ポリエステルといった化学繊維というように素材にも多くの選択肢があります。
|メリット
・ 繊維ならではのやさしい肌触り。素足で歩いてもクッション性もあるので心地が良い。
・ 色・柄・素材のバリエーションが豊富。
・ 遮音性が高い。(小さなお子様のいるお家や音を気にされる方にオススメ)
・ 断熱性が高いので冬場は暖かい。
|デメリット
・ 水をこぼした時に、乾くまで時間がかかる。
・ ダニが繁殖しやすいのでこまめに掃除をした方が良い。
タイル
建物の内装だけでなく大壁にも使われる建築材料です。これまで玄関で使われることが主でしたが、室内での利用事例も増えてきています!
キッチン周りでは『塩ビタイル』といわれるプラスチックで造られたタイルも人気です。
|メリット
・お手入れが簡単。耐水性に優れ、汚れにも強いため、簡単な汚れなら水拭きできれいになる。
・メンテナンスがしやすい。耐水性だけでなく対汚性や耐久性も高いため傷や劣化が少ない。
・高級感のある質感。柄だけでなく凹凸も再現できる。
・デザインが豊富。天然素材だけでなく人造のタイルもあるため様々なデザインが可能。
|デメリット
・1枚ずつ職人によって貼る工法であるため、コストが上がる傾向がある
・冬場は冷え対策が必要。冷えやすい素材のため、冬場は床暖房やスリッパ等が必須。
・割れる可能性がある。固い素材だからこそ、食器等の落下でタイル自体が割れることがある。
モルタル
水・砂・セメントを混ぜたもの。土間で選ばれることが増え続けてます!(コンクリートと似ていますがコンクリートはセメントに砂利を混ぜたものなので違った素材です。)
|メリット
・クールで無機質な仕上がり。シンプルなのでインテリアに合わせやすい。
・炭モルタルやカラーコンクリートを調合することで、好みの色にもできる。
・撥水加工や防塵塗料を塗っておくと耐水性・防汚性が高められ、掃除が楽。
|デメリット
・ひびが入りやすい。乾燥と吸水を繰り返すことでクラックと言われるヒビが入る。
・音が響きやすい。
・冬場は冷え対策が必要。太陽光で蓄熱するという特徴はあるが、夜間には放熱する。
畳
“小上がりスペース”や和の雰囲気がお好みの方によく採用される素材です。最近は縁無しや新しい素材も増えてきています。
|メリット
・和の趣を感じられる。
・柔らかくクッション性が良い。
・遮音性に優れる。
・畳特有の香り・肌ざわりの良さを感じられる。
|デメリット
・ダニが繁殖しやすいのでこまめに掃除をした方が良い。
・交換時には1枚まるごとの交換が必要となったり、色ムラがでるため1室で交換することが望ましく、維持・修繕費が高額になる。
まとめ
主な床材をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?自分に合いそうな床材はありましたか?
床材はお部屋の中で大きな面積を占めるので、お部屋の印象を大きく左右する部分になります。
また、素材ごとに機能やお手入れも変わるのでデザインだけでなくお家でどう過ごすかをイメージしながら選ぶのがオススメです!
マンションの規約で床材の指定があるものや、今回ご紹介した以外の床材もあるので、
さらに詳しく聞きたい!という方はお気軽にリノブルームまでお問い合わせ下さい!