「Internet of Things」の略称で、日本語にすると「モノのインターネット」の意味。従来、インターネットはコンピューター同士をつないで通信するものだったが、IT化が進んだ今日、家電や自動車といった「モノ」をインターネットに接続することができるようになった。あらゆるものがインターネットに繋がることにより、スマートフォン経由でモノを操作できたり、その家電そのものが直接インターネットと繋がって自動操作できるようになります。近年は、住宅業界でも「外出時に自動で消灯したり」、「帰宅時に合わせて風呂沸かしをしたり」など、少しずつIoT化が進んできている。
「Small Office Home Office」の頭文字をとった略称で、小規模事務所や自宅で働く職場形態、もしくはその用途に対応した物件のこと。働き方の多様化により、仕事場=働く場所、自宅=休む場所という線引きが薄れてきている昨今、時間や場所にとらわれない新しいワークスタイルとして注目されており、「SOHO」の考え方を取り入れたリノベーション事例なども増えてきている。
Home Energy Management Service(ホーム・ エネルギー・マネジメント・システム)の略。家庭内で使用しているエネルギーの使用量や使用状況を、消費者が自らが把握して管理するシステムのこと。ポイントはエネルギーの「見える化」と「一元管理」。例えば、電気機器に付帯するモニタなどを通じて、電気エネルギーの見える化を行うことで、節電を意識したり、省エネ計画を立てやすくする。また、電気機器をネットワークに繋げて、スマホやPCにより一元管理することで、不在時でも遠隔でアクセスでき、節電したり省エネしたりすることができる。
国土交通大臣指定の不動産流通機構によるコンピューターネットワークシステムのこと。Real Estate Information Network Systemの略称で、その頭文字をつなげてREINS(レインズ)と呼ばれている。不動産取引の透明性を高め、適正価格で円滑かつスピーディな取引の実現を目的として、1990年より運用開始された。現在は東日本、中部、近畿、西日本の4つのレインズがある。不動産業者専用のインターネットポータルサイトのようなもので、会員登録した不動産会社に対してのみ不動産情報が公開されている。公開されている情報は、主に現在進行形で販売されている物件情報と過去の物件の成約事例の大きく2つがある。