OURHOME主宰、整理収納アドバイザー/Emiです。
この春はじまった
阪急阪神不動産とOURHOMEがつくる
リノベーションプロジェクト
「いつでも”今”にちょうどいい。」家づくり。
立ち上げのきっかけから、
完成までを、全5回にわたってお届けしています。
2017年秋から本格的にはじまった、リノベプロジェクト。
長い間かかって、
ようやく年の瀬に決まったリノベ物件。
・プロローグ「OURHOMEがリノベプロジェクトをスタートしたきっかけ」
・第1回「ようやくリノベーション物件が決まりました!」
お正月があけたと同時に
今度は、リノベプロジェクトの根幹である【間取り】を決めていくことになります。
ざ~~っと、
わたしが頭の中で考えているものを手書きで書いていきます。(私はパソコン上よりも手書派)
・働くママが、帰ってきて家事がラクできる
・家族みんながいつのまにか協力してくれる仕組み
・子どもが小さいときから大きくなっても部屋の使い方を自由に変えられる
・ただいま~と帰りたくなるほっとする空間
・まだまだラフなアイデアの段階
ああでもない、
こうでももない、と
頭のなかがぐるぐるぐるぐる…
いったん、
プランナーさんに伝わるように、
A4一枚に、シンプルにイメージをまとめてみました。
やはりこだわりたいのは
「洗濯動線」
私は、今までにいろいろなお客様の収納相談を
お受けしましたが、毎回、洗濯動線をすごく意識します。
いかに、ラクに、手早く、
1)洗う
2)干す
3)しまう
を一箇所ですることができるか。
そうなると、やはり洗面所がポイント!
写真はわが家の洗面所の収納棚。
うちのキッチンはとっても狭いのですが、
そのかわり洗面所にたっぷり収納があり、
双子たちが小さいときから今も、
この「洗面所の収納力」にとても助けられています。
今回のリノベプロジェクトでも、
「洗面所の収納力」ははずせない部分!
タオルや下着など、
日々の細かい洗濯ものは、洗濯乾燥機で洗って乾かして、
その場で収納することができると本当ラク!
今回の物件は、もともと洗面所は広くないところでしたが、
洗面台のサイズや、洗濯機の向きなどいろいろ考慮して、
しっかり収納スペースを確保することができました
では、
【乾燥機にかけられないシャツや服はどうするの?】問題…。
今回選んだ、南向きのリノベ物件。
こちらは解体前の写真です。
この光の向こう側に広がるのは…サンルーム!
・解体前の写真ですがとてもキレイに使っていらしたお部屋。
この
光がたっぷり差し込むサンルーム。
じつは構造上、変更できない部分なんです。
ベランダは少し狭くなってしまうのですが、
このサンルームがあることによって
●雨の日でも洗濯ものが干せる
●わざわざベランダにでなくてもいい(赤ちゃんがいても危なくない)
●花粉などを気にしなくていい
といいことづくめ!
・解体前のサンルーム。となりに広がる和室とは隔離された空間でした。
こんなふうに、
構造上どうしてもかえられない部分は、物件によって色々あるのですが、
今回選んだ物件では、サンルーム以外はほとんどなく、
わりと自由に間取りを考えることができます。
とくに今回は
【家族が自然と手伝ってくれているような仕組み】をつくりたくて
洗面所ともうひとつこだわったのが、
キッチンのアイランドカウンター!
キッチンシンク自体は、
家全体の中央部分にもともとあり、ここからあまり動かすと
配管を設置するために床の高さをあげたりせねばならず、
できるなら元の位置からあまり動かさないほうがベターということ。
そこで、キッチンは元の位置のまま壁付けにし
アイランドカウンターをつくることにしました!
「今日の晩ごはんなに~?」
「ハンバーグわたしもこねたい!」
「あ、ごはんはパパがよそおうか?」
家族の会話がはずみ、
【家族が自然と手伝ってくれているような仕組み】のための、アイランドカウンター。
コストをかけると、
アイランドカウンターをまるごと造作することもできるのですが
他にもこだわりたい部分がたくさんあり、予算的には相当きびしい…^^;
ここは、わたしのアイデアと工夫の出番!
ということで、外側は壁構造にし、天板だけを熱にも強く作業ができるものを造作。
カウンターの中は、
わたしが愛してやまない、スチールラック!を使用することになりました。
こちらはわが家のキッチン収納。
これをベースに、今回のリノベ物件のアイランドカウンターを考えていきました!
実際の仕上がりを楽しみにしていてくださいね^^
さてようやく、
細かい間取りを、何度も修正しながら決めていき、最終の形が仕上がりました。
手書きが図面に落としこまれると、なかなかぐっとくるものが!感動!
さて、次回はいよいよ、ショールーム巡り!
キッチンやお風呂、ドアの持ち手まで、すべて決めていきます!
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