こんにちは、阪急阪神不動産「リノブルーム」です。
今回は、“和テイスト”の上手な取り入れ方について、リノブルームスタッフの2人に語りあってもらいました。
多田:本格的な和室を希望されるお客様は減りましたが、どこかに少し和テイストを取り入れたいというお客様はいらっしゃいますよね。
石上:最近は、“小上がりの和室”を採用される方が多いかな。畳下には収納をつくることもできるし、ちょっと寝転がったり、腰をかけたり、色々な使い方ができるからおすすめだね。
多田:最近僕が担当させてもらったお家のテーマが、まさに、“さりげない和テイスト”でした。(http://8984.jp/renovation/works/entry-1977/)そのお家では、リビングの一角に“置き畳”を置く提案をさせてもらったんです。ライフスタイルに合わせて簡単に広げたり、はずしたりできるのが置き畳の魅力ですよね。
石上:あのお家は、本当にかっこよく仕上がったよね。特に廊下がステキ!じゅらく風のクロスと壁に並んだブラケット照明が、まるで京都の路地のような雰囲気で私は大好き。さすが、多田くん!
多田:ありがとうございます!クロスや照明の選び方一つで、印象が大きく変わりますよね。うまく和の雰囲気が出せたと思います。
石上:ゲストもびっくりすると思うな!ドアの収め方にもこだわっているよね。ドア周りの3辺のクロスを内側に巻き込んで、枠が外に出ないように収めているから、ドアが目立ちすぎないし、凸凹がなくて照明が当たった時に影ができないのも本当にかっこいい。
多田:そうですね。和風建築の一部に見られる手法で、一気に日本らしくなるというか、上品になるというか。既製品をいかに和テイストに、高級に見せるかが、僕たちの腕の見せ所ですよね。
石上:巾木も細く仕上げているよね。「雑巾摺」っていうんだっけ?あの工夫ひとつで、さらに和の雰囲気が増したと思う。
多田:そうなんです。本当に些細なことですが、アイデアと工夫次第で自由自在に雰囲気を変えられるのがリノベーションの醍醐味なんだっていうことを、改めて実感させていただいたお家でした。