今回は、リノベーションプランナーの鞍田をご紹介いたします。
―仕事内容は?印象に残っていることは?
設計担当として、プランニングから仕上げ材や設備・仕様のご提案などを行っています。
以前担当させていただいたお客様なのですが、リノベーション中の私たちとのやりとりが楽しくて、「もう一度リノベーションしたいけれど自分の家はしばらくできないから、子育てが落ち着いたらリノベーションを職業にする」とおっしゃる方がいらっしゃいました。
難しい工事ながらお客様のご希望を実現できたことに加えて、そんなふうにお客様の心を動かす仕事ができたことが、とても嬉しく印象に残っています。
―いつも心がけていることは?
「家」という極めてプライベートな空間に携わる仕事なので、専門家としての立場だけでなく、お客様の同じ目線にたつということを忘れないように心がけています。
―趣味やプライベートの過ごし方は?
日々更新を続ける新しいものよりも、古くても普遍的な魅力のあるものが好きです。
…というと大げさですが、古い車と古い自転車に乗っています。
もちろん乗ること自体も好きですが、最近は洗車をしたり、自転車のパーツをひたすらピカピカにしたりと、維持・管理することの方が趣味になりつつあります。
ともに30年近く前のものなので、現行品では規格があわないことも多く、当時のパーツや備品を探したり、古い音楽も好きで、1960年代のレコードを集めたりもしています。
「古いものを探して集める」ということが好きなんだと思うのですが、リノベーションにも通じるところがあって面白いなと感じています。