新年あけましておめでとうございます。リノベーション担当のSOBAです。
本年もよろしくお願いいたします。
今年の干支はイノシシ!ということで猪突猛進で頑張っていきます。(何人もの人が書いたでしょうが)
本日は、プランにおいて大事な役割を占める、ドアのことについて書こうと思います。
上の写真にも出ていますが、框(かまち)扉と言われるオシャレなガラスが入ったドア、カッコイイですよね。
ガラスもいろいろ選べますし、色も塗装で自由だし素材も変えれたり、デザインもいろいろ。
もちろん取っ手もいろんなパターンが選べるんですけど、うまく作れば、その部屋を印象づける素敵なポイントになります。
ただ、今日はそこじゃなくて、『開き戸or引き戸』について書いていこうと思います。
結構プランでも、悩まれる方も多い場所。
それぞれのメリットやデメリッについて記載していきます。
■開き戸について
よく見る一般的なドアで、本当によく使われます。
下にレールもいらず、最近はストッパーがついてたり、デザインもいろいろ。
開き戸は、普段閉じていることを前提にしているので、普段閉じている場所に付けるのが基本です。
気密性等は引き戸よりも高く、価格的にも引き戸よりちょっと安いことが多いです。
ただ、開け閉めするときに前後に場所を取るので、バリアフリー性は引き戸に劣ります。
また、廊下に面した側に開くようにしてしまうと、ドア同士がぶつかって、傷がいったり、
勢いよく開けて子供のおでこに激突、なんてこともちょっと起こりえます。
レールを引く「引きしろ」が無い部分、小さい壁やスポット、連続したドア等では使いやすく、
一番一般的なドアではありますが、ドアが開いた時に隠れる場所にスイッチがあったりすると、不便だったりと、
注意事項もいろいろと多いです。
■引き戸について
引き戸は一般的には開けたままにしていることが多い場所につくことが多いです。
日本は古来引き戸文化だったのですが、引き戸のメリットは、開閉時に前後に場所を取らないのでバリアフリー性が高いです。
また、開き戸ではできない、風通しの為にちょっとだけ開けておく、といったようなことも可能です。
デメリットは下にレールができることが多いこと。
上から吊るタイプのものも一般的ですが、上だけで重量を支えているので、ぶつかっての故障が多かったり、
上に補強が必要だったりします。(ドアって結構重いので)
また、引き戸と引き戸が当たらないように少し隙間を作らないといけない構造上の問題で、
気密性と遮音性では、どうしても開き戸に劣る部分があります。
あと、廊下のようにお部屋や収納の開閉部が連続するところでは、引き戸を引いた後のスペース(引きしろ)が取れないので、
そもそもプランにあてはまらないことややや高額になることがあげられます。
あと、忘れがちですが、レールがあるタイプの引き戸はみぞにゴミがたまったりしてお掃除で面倒だったりしますよね。
昔は和風っぽかった引き戸も、最近はいろんなバリエーションができてきて、オーダーでかっこいい引き戸を作ることもできます。
■まとめ
上記のように、お互いに得意なところと苦手なところがある、引き戸と開き戸。
ふたつの戸をうまくつかって、素敵なお部屋にしてくださいね。