こんにちは、プランナーのくらたです。
先日、大阪市内で現在リノベーション工事中の物件の解体(スケルトン化)後検査に行ってきました。
ある程度の状況は解体する前の調査で判明するのですが、
壁や床等に隠れた部位についてはどうしても解体した後でないと確認が出来ません。
その為リノブルームでは設計担当と施工管理担当、現場監督の3者にて施工解体後の検査を行い計画したプラン通り納まるかどうかの確認を行います。
マンションの場合、共用部(構造体、窓等)となるスケルトン部分と
専有部(室内壁、設備機器等)のインフィル部分とがあり一般的に共用部は住人の方(個人)が好き勝手に手を加えることは出来ません。
逆を言えば専有部(ここでいうインフィル部分)については一定のルールはあるものの比較的自由に変更することが可能となります。
※専有部内でも各マンション毎に管理規約で定められた禁止事項(変更不可)があるので注意が必要です。
今回の物件も専有部を取り壊しスケルトン状態にしました。
スケルトン化することで専有部内の床壁天井が自由に計画できることはもちろんですが普段床下や壁の中に隠れている設備配管等も全て新しいものへと更新することが可能です。
これが非常に重要で、キッチンや壁紙、扉関係等は傷んでくると目視で確認でき気になるようであれば交換(リフォーム工事)出来ます。
しかしながら普段隠れている設備配管等は目視での確認が非常に困難で気が付けば劣化、最悪の場合そこから漏水事故に繋がる可能性もあります。
この先、数十年住むことになる家。極力、不安要素は取り除きたいものです。
リノブルームではインフィル部分を解体し設備配管を新しく更新するスケルトンリノベーション工事を推奨しています。