こんにちは。プランナーのくらたです。
最近、3歳の娘が「星野 源」さんが好きで休日は終日、星野源ライブDVDを見せられる毎日を過ごしております…
実は私、音楽を聴くこと自体は好きで(残念ながら星野源さんではありませんが)、
主に1950年~60代のジャズ、ソウル、ブルース等、時間があれば夜な夜な黙々とヘッドホンで聴いています。
しかしながら今から60年近く前の曲となる為、新譜当時の音源はレコードとなります。
まだ10代の聴き始め当初は今のようにネットが普及していない為、CDで復刻版等を探し聴いていましたが
ここで悪い癖である凝り性が発揮され…
どうせ聴くなら当時の音源で聴きたい!
再発版なんか嫌だ!
そこは米国オリジナル盤で聴きたい!
50年代~60年代となるとまだLP盤すら普及する前の時代で、
7インチ(いわゆるドーナツ盤)が主流でした。
こちらがLP↓ジャケ買い等という言葉が生まれたのもこの辺りが普及してからだと思います。
こちらが7インチ盤↓ジャケットはもちろん、カバーさえない潔さ…
これがまた、A面、B面と1曲ずつ計2曲しか聴けません。
通常のCDが70分前後ですが、片面およそ3分。
もちろん早送り、リピート、リモコンなどございません。
ということは3分に一度わざわざ針を戻しにいく必要があるわけです!!
当初は純粋に聴きたくて買っていたレコードも気が付けば買うために探すという本末転倒ぶり。
ただ好きになってしまったものは仕方ありません。
今では良い趣味に出会えたと楽しんでおります。
…と、私がなぜブログでこんなことを書き込んだかというと
20年近くこつこつ買い集めた我が子のようなレコード達も
気が付けば1000枚以上となり、いよいよ収納場所がなくなったので…
最近こんなん作りました!!!
下はレコード収納、上はプレイヤー。
やはり職業病でしょうか、どうせ作るなら徹底したくなるもので
一枚ずつの寸法を計り丁度取出し易い高さを設定するのに1ヶ月。
立って聴きやすい高さの設定に1ヶ月。
帰宅してから夜な夜な何度も手書きで図面を書きましたね…
結局、計画を始めてから完成まで2年以上かかりましたが大変満足しております。
でも最近はあまりにも面倒で一曲ずつデジタル化してiPhoneで聴いています。
…と散々レコードの話を書き綴りましたが
実は今計画中のお客様のお家でトグル型(真鍮製)スイッチを採用することになりました。
こちらも昨今のユニバーサルデザイン的な思考とは真逆の商品。
でもご主人様がこのパチパチと上げ下げするアナログ感がたまらないという一言で採用決定。
わかります。その気持ち。
そう思うと私の音楽環境とリノベーションって少し似ているような気がしますね。
①中古マンション≒iPhone
②リノベ(床材、キッチン、インテリア等)≒レコード音源
③住む≒聴く、眺める
利便性の良い中古マンションにインテリアはアナログ感溢れた好きなものを!!
半ば強引ですが、そう思うと今の業務が天職なのではないかと思う今日この頃です。
さすがにこのネタも限界に近づいてきましたので
次回はにゃんこと暮らすリノベーション事例をご紹介します!!