来年度の新たな補助金事業として『こどもみらい住宅事業』が始まりました。
前年度の『次世代住宅ポイント』、今年度の『グリーン住宅ポイント』に続いて、新たな補助金制度がスタートします。
これで3年連続になります。住宅事業に力を入れているのがよくわかりますね。
名前が『こどもみらい』となっているので、『子育せ世帯しか使えないのでは・・』と思うかもしれませんが、きちんと一般世帯も使える補助金制度になっておりますのでご安心ください!
もちろん、子育て世帯は補助金の上限が大きくなるなどの優遇があります。
大きくとらえると、過去2年に実施していた補助金制度と似ている部分は多いですね。
『こどもみらい住宅事業』(リフォーム/リノベーション)の概要
◆注文住宅、新築分譲に加えてリフォーム(リノベーション)も対象
◆補助金の対象となる工事
・開口部の断熱改修
・2外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
・エコ住宅設備の設置
上記3ついずれかの工事をした上で、下記工事5つを追加するごとに該当金額が加算してもらえます。
・子育て対応改修
・耐震改修
・バリアフリー改修
・空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
・リフォーム瑕疵保険等への加入
少しややこしいですね汗。
概ねエコ設備、子育て支援、バリアフリー、耐震改修に関わる工事が対象というイメージです。
詳細が知りたい方は下記をご参照ください。
★補助金の対象となる工事
◆補助の上限
・一般世帯 /30万円
・子育て世帯/45万円
◆補助の内容
過去のにも類似した補助金制度がありましたが、今回大きく違うのは、現金やポイントといった金品を取得するのではなく、『ダイレクトに工事費用に充当してもらう』というところです。
ですので、補助金の申請も個人のお客様ではなく、我々のような工事事業者(事前に登録を受けた者)が行います。
余談ですが、今日がちょうどたまたま、今年度の補助金『グリーン住宅ポイント』の商品交換期限です笑
商品の場合は、欲しいものが無ければ『せっかくもらっても・・・』となる場合ありますが、
工事に交換するので、好きな工事に使える分、満足度は上がりそうですね!
『中古を買ってリノベーション』をご検討されてる方へ
既存住宅の購入と合わせてリフォーム(リノベーション)工事を行った場合、
補助の上限が下記になります!
・一般世帯 /45万円(+15万円)
・子育て世帯/60万円(+15万円)
単純の上限が15万円アップしますので、かなりわかりやすいですね!
実際どのくらいもらえるの?
まず、工事内容と物件の種別で大きく変わります。
『工事内容』というのは、『補助対象としてあらかじめ指定されている工事かどうか』です。
『物件の種別』は、『戸建 or マンション』で大きく変わります。
戸建の方がマンションに比べて、自由度が高く、屋根や外壁、窓など工事範囲が広くなるので、工事費がかかる分、たくさん補助金も獲得しやすいんですね。
その点、マンションは基本専有部分しか工事ができないので、工事範囲が限られており、補助対象工事を全部行うことができないんですね。
なので、子育て世帯でかつ、中古住宅も取得していても、マンションで上限の60万円を獲得するのは現実的ではなさそうですね。
リノブルームは、どちらかというとマンションリノベのご相談を受けることが多いので、
下記にマンションの試算例を載せておきます。参考までにご覧ください。
まとめ
・『こどもみらい住宅支援事業』の補助金はダイレクトに工事費用に充当される!
・中古リノベは、補助の上限が15万円分アップ
・前提要件が揃ってもマンションリノベで最上限の60万円は至難(人によりますが半分くらいが目安)