こんにちは、阪急阪神不動産のリノベーション担当のSOBAです。
朝晩がすっかり寒くなってきましたが、日向だと意外と温かいという感覚は嫌いじゃないです。
この時期は梅雨の時期と併せて洗濯物について悩まれる方が多いのではないでしょうか。
ちょっと取り込むのが遅いと冷気で湿気てしまったり、日照不足で乾いてなかったり。
実はリノベーションのお打合せにおいても、よく話題に上るのがこの室内干しに関するお話です。
今回はリノベーションにおける室内干しに関するお話をご紹介します。
①室内干しに関するお悩み
「子供が花粉症がひどいしアレルギーがあるので洗濯物を外に干せない」
「夫婦共働きで雨が降ったりしても洗濯物を取り込めないので困る」
「室内干しスペースは欲しいけど、どこにどう干すのがいいかわからない」
こんな風にPM2.5や黄砂、共働き家庭の増加に伴って、室内干しに関するアイデアの需要は高まっています。
②室内干しの選択肢
A. PID(物干しワイヤー)
こちら、デザイン性もあって素敵な物干しワイヤーPIDです。
森田アルミ工業さんの商品でグッドデザイン賞も取っているシンプルでミニマムなデザインが魅力。
壁の両サイドに取り付ける必要があり、ワイヤーの長さもあるので、どこにでも付けられるわけではないですが、「使ってない時もかわいい」と好評です。かわいらしいデザインなのに、重量もそこそこ行ける優れものです。
B.ホスクリーン
ホスクリーンは川口技研さんのベストセラー商品です。
写真は実際に弊社でリノベーションさせていただいた際に採用された時のもの。天井の取付穴にフックが仕込まれていて、物干し竿をひっかけるタイプで、強度も結構あり、普段は穴が開いているだけ。フックと竿を付けて、シンプルに使える部分が人気の商品です。
他の会社のリノベーション事例でも先に挙げたPIDと並んでよくお見受けします。
C. ホシ姫サマ
こちらも人気のPanasonicのホシ姫サマです。天井に格納されたワイヤーと物干しバーが、使う時だけ上から降りてくる、というタイプの商品になります。
洗濯物を掛ける時は、低めにおろして、洗濯物を掛けたら邪魔なので、天井近くまで操作してあげる、みたいなことができるのも人気の秘密です。リノベーションのプランでも、洗面所を広くできる時なんかに、設置したりもします。
D. アイアンバー
記事のトップ写真でも使っておりますが、お部屋全体の引き締め役として、デザイン面でも一役買っているアイアンバーです。
オーダーで自由に作れるので、白でも黒でも作れます。かつ、強度的にもしっかりしているので、重量的にも優秀です。
他の方法と違って収納できないデメリットはありますが、普段から植物を吊るしたり、お部屋のオシャレアイテムとしても活躍するので、あまり気にならないと思います。
E. 浴室乾燥機
お風呂場は入浴の時間よりも、洗濯物を干している場所として活躍している時間の方が長い、というのはよく聞きます。
私も実はベランダよりもお風呂場で洗濯物を干している方が多いかも、洗剤も室内干し用がいつもあるかも、という生活をしています。
お風呂に入る前に洗濯物を片付ける時間ができる、というひと手間はありますが、本当に生活を助けてくれるアイテムだと思います。
③結局、どれがいいの?
正直、ここはお好みだと思います(笑)。
例えば、アイアンバーの場合、「洗面所にあったらちょっと邪魔だなー」とか、「気持ちの良いリビング側には、普段から植物を吊るしたいなー」とか。他にも「PIDのワイヤーがかわいいから採用したいけど、リビングがワイド過ぎて付けられないなー」とか、ライフスタイルや設置する場所によって相性もあります。
なので、みなさまのご要望と併せて考えて、一番ピッタリのものを選ぶのがおすすめです。プランの際はお気軽にご相談くださいませ。
(金額的には多少差がありますが、あっているものを選ぶことをオススメします!!)
ちなみに、今年のデータを振り飼ってみると、一番多いのは、お風呂の浴室乾燥機とアイアンバーの合わせ技でした。
みなさんが気になる「リノベーションのプランで、みんなどうしているの?」という情報も発信していきますね。