テレワークや在宅勤務など、自宅でお仕事するワークスタイルが徐々に定着しつつある昨今。
以前は、オフィス以外で仕事をするのは、一部の限られた仕事をされている方だけの話でしたが、最近は一般の会社員の中でも在宅勤務を経験する方が増えておりますね。
もちろんこういったリモートワークはあくまで働き方の選択肢のひとつなので、以前と変わらずオフィスに出社している方もまだまだ多いとは思いますが、これからもそれぞれに合った多様な働き方が認められていくといいですよね。
さて、最近のワークスタイルの変化に伴って、「書斎リノベ」が再注目されているのでご紹介いたします!
「書斎」と漢字で書くと、まさに「書」(本、書物)の「斎」(部屋とか空間)という意味なので、昔は、読んで字のごとく、本などがいっぱいあった部屋というイメージだったのでしょうね。
ただ最近はなんでもデータ化されてオンラインで管理できる時代、なんか字面とイメージが違い過ぎてちょっと戸惑いますね。
今や本などの現物のものあるというよりは、パソコンがあるイメージの方が個人的にはしっくりきますね。
使い方も、「ちょっとまとまった調べ事をしたり」、「デスクワークしたり」、「考え事をしたり」というイメージが強いですね!
今回ご紹介する事例写真は、それぞれ作られた当初の用途や目的は違いますが、いま改めて見ていくとまた違った見え方がしてきたりします。
当時を振り返って「当初はこんな使い方するとは思わなかった・・」とか、「書斎作っておいて良かった!」なんて声もチラホラ聞いたりしております。
今後の皆さんの住まいづくりの参考にしていただけるとうれしいです!
LDKに書斎を合わせたシンプルな暮らし
男性の一人暮らしのリノベーション事例で、当初からLDK以外に、家でも仕事ができるワークスペースを作りました!
本がたくさんあるという訳ではなかったので、「パソコンやちょっとした作業ができる」シンプルな空間になっております。
本格的に仕事をするわけではない方や書斎作りにそこまで予算を取れない方には参考にしていただけると思います。
空間としてはLDKと、半壁(高さ1800)で区切られており、ちょっと集中して作業したい時にちょうどいいスペースです。
こだわりのテイストで半個室化した書斎
こちらの事例もLDK内と半壁で仕切られた書斎スペース。
半個室になっているところは先ほどと同じですが、LDK内の一番奥まった場所にあることと、壁側を向いて座るようになっており、ゆおり個室感が強くなっておりますね。
内装のテイストもお気に入りのブルックリンテイストになっており、元々は作業場というよりは、リラックスして趣味に没頭できる空間として作られました。
空間を印象つけているアクセント壁も、本物のブリックタイルをあしらった本格仕様になっております!
リラックスしたり落ち着ける空間なので、何か企画や立案したりと主に「考える」お仕事をされる方には、ワークスペースとしも重宝するかもしれませんね。
将来の子供部屋を当面の間、書斎仕様で活用
書斎と聞くと何かこもって作業するイメージがありますが、この事例の書斎は明るく開放的です。
もともとは「将来のお子さんの部屋に」と想定していた空間ですが、特に具体的な時期も定まっていなかったこともあり、
当面は旦那さんの書斎として利用することになりました。
そういう経緯もあり空間としては結構広いです。(将来シングルベッドと勉強机も置ける広さで収納もあり)
普段は窓やドアも開放して使用してますが、窓やドアを締め切ってしまうと完全に個室としても利用できます!
電話やWEB会議の際は、声や音漏れの問題がありますが、閉め切れる書斎だ安心ですね。
窓については、今のところ特に視界を遮るものは付けておりませんが、必要に応じてロールスクリーンやブラインドカーテンなどを付けることも可能です。
男の夢!?自分だけの隠れ処的な書斎
細長い空間に壁一面の本棚、一番奥にはリクライニングソファーとパソコンスペース。
この絵にかいたような「基地感」のあるスペースに、グッときた方も多いのではないでしょうか!?(特に男性、あと狭いとこ好きな方)
写真はリノベーション完成後すぐの写真なので本がありませんが、現在棚には目いっぱい本が詰まっているみたいです。
まさに昔の書斎と今の書斎を兼ね備えた空間ですね。
イメージ的には、「最近のネット喫茶の自分専用スペースを家の中に作ってみました」みたいな感じですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。「書斎」といっても色んなタイプがあり、作られた経緯も違いますので、是非皆さんの家づくりの参考にしていただけるとうれしいです。
リノブルームは「中古を買ってリノベーション」を通じて、みなさまの「暮らしづくりのお手伝い」をするサービスです。家探しや家づくりの際是非お気軽にご相談くださいね。