こんにちは、阪急阪神不動産のリノベーション担当・SOBAです。
最近の自粛緩和ムードで街に人々が増えだしましたが、『コロナウイルス以前』とか全然違う日常を、皆様が模索している感じでしょうか。
非常事態宣言が明けて、すっかり止まっていた不動産の流通も動き出しています。
リノブルームでも、6月から営業を再開させていただきましたが、実は、以前とは少し違う内容のご相談が増えたように思います。
住宅購入を考えた動機をお聞きした時にそれを感じるのですが、
『今回のコロナウイルスのことで、家にいる時間や家族との時間が増えて、住まいことを考えるようになった』
という声が増えたことですね。
そしてそこから『在宅での仕事や過ごし方の最適化を図ると、書斎とかあるお部屋もないし、リノベーションするのがいいんじゃないか』みたいな思いが生まれたり。
リノベーションをするときに、何から考えたらいいですか?というお話をよく聞きます。
絶対に外せないのは『お金のお話』です。
でも、それよりも大切なのは『コンセプト』かもしれません。
『お金のお話』はどちらかというと、『抑えておかないといけない話・条件』です。
そして『コンセプト』はどちらかというと、『達成したい暮らし』みたいなイメージでしょうか。
不動産購入の際には、工事費、や物件価格、広さ、階数、駅徒歩、みたいな数字が付いて回ります。
そして、数字は比較もしやすいし、想像もしやすいので、結構『数字だけ』に目が行ってしまいがちです。
ただ、これらは『リノベーションして素敵に暮らしている状態』を達成するために考えるべき数字であって、
『物件が安かったから幸せ』というわけでも、『工事費をうまくコントロールできたから幸せ』というわけでも、
『駅5分以内だから幸せ』というわけでもないはずで、結局のところ『当初のコンセプトに対してちゃんとしている』方が幸福度が高いのかな、と思います。
もちろん、お部屋自体のコンセプトも大事です。
『北欧風のテイスト』と『家族4人でゆったり暮らす』とか『共働きが楽になる家事動線』とか。
他にも『子育てしやすい環境にある』とか『将来売却したり貸したりしやすい家』とかもありですよね。
そういったものを、ある程度でもきちんと決めていると何が良いのか。
それは『ブレない』ことです。
コンセプトは当然変わることもあります。
でも『きちんと言語化できる理想のイメージ』があることで、素敵なおうちづくりの達成確立が上がるのは間違いないので、
おうちで家族と話す時間が以前に比べるとまだまだ長い今のうちに、家族で話し合ってみるのも良いかも知れませんね♪
リノブルームでは、コンセプトづくりからもちろんご相談に乗りますが、家族や友人に話してみたり、自問自答する時間も大切ですよー、というお話でした。