こんにちは、プランナーの多田です。
以前こちらでご紹介していた、「最上階のリノベーション 解体完了しました。」
の、その後。
少し前になりますが、完成しました。
こちらのお部屋は最上階。マンションの屋根形状に合わせて天井スラブも部屋中央に向かって
勾配がついていました。内装においてもそれを活かして勾配天井にしています。
左側に写っているウンベラータは3mの高さですが、まだまだ余裕がありそうです。
天井は床材より少し木目の控え目なタモ材のピーリングをアクセントにしていて、
木に囲まれた落ち着いた空間です。
一方で右側のキッチンは床と壁に質感の異なるタイルが使われているものの、
キッチンの扉はリビングのフローリングと同じオークが使われていて、リビングとの調和も取れています。
キッチンには、朝日が気持ち良いコンパクトなプライベートダイニングがありますよ。
朝食はキッチンで、夕食はリラックスしながらゆったりリビングで、と贅沢な使い方ができるプランです。
マンションの最上階のお部屋は天井高を活かした空間作りが可能な反面、
最上階なので夏は屋根からの熱の影響を受けやすく、
また勾配天井のお部屋は冬においてはエアコンの暖気が天井付近に溜まってしやすい環境です。
こちらの物件は天井裏にはしっかりと断熱材を敷き込み、室内の天井にはシーリングファンを取付る等の
対策をしています。
長く快適に住んでいただけるように、意匠性だけではなく使い勝手や快適性も大切にしていきたいですね。