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活かすもの・変えるもの:(やや)リアルタイム?リノベーション体験記(その14)

皆様、こんにちは。

Reno-Bloom(リノブルーム)担当のセンチメンタルなヤツことKです。

圧倒的に4月です!
春は出会いと別れの季節ですが、今年の春も色んな出会い、そしてお別れがありました。
街に出ると、入学式に向かうであろう若者のいかにも着慣れてないスーツ姿とか、新社会人っぽい人が電車の乗り換えに戸惑ってる感じとか、桜の開花と併せて本格的に春の訪れを実感します。

当社でも新入社員が人事部の担当者に連れられて挨拶回りしてました。
初々しくて微笑ましい一方で、私にもあんな時代があったなーとか、あの頃のように真っ直ぐな気持ちで仕事に打ち込めているか?なんて考えたり。
毎年繰り返すことではありますが、少しだけしんみりしてしまうのは年のせいでしょう、やっぱり。

ちなみにReno-Bloom(リノブルーム)の担当者は今年も増員して、万全の体制で対応させていただきますのでよろしくお願いします!

個人的に今一番お別れしたいのは花粉症です。もう本当に勘弁><

(これまでのあらすじ)
デザインを考える上で重要な要素、新築とは違う「中古×リノベーションならでは」の既存再利用について

これまで、リノベーションの内容を考えるプロセスについて何回かに分けて書いてきました。
すごくザックリとした流れでご説明すると

1.間取りを決める
2.仕上げ材や住設機器を決める
3.実際にショールームやサンプルで確認して決定

もちろん、各プロセスは相互に関係してるので行ったり戻ったりしながら決めていくんですが、おおまかに言うとこんな感じでしょうか。そしてこの流れ自体は、新築で住まいをつくる時も全く同じです。じゃあ中古×リノベと新築との違いは?それは「既に建物が存在すること」です。

このことは時に制約にもなる一方で、中古×リノベならではの魅力になることもあります。
わかりやすく実例でご説明してみましょう。

たとえばこちら、S様邸のbefore/after間取図をご覧ください。


<S様邸before間取図>

<S様邸after間取図>

4LDK→2LDK+畳スペースと大きく間取りが変わっていますが、よくご覧になると玄関側の2室「洋室(1)」「洋室(2)」についてはほとんど変更していないことに気付かれるんじゃないでしょうか。
水廻り~LDKにかけてはスケルトンまで解体したS様邸ですが、実はこちらの2室の天井と壁は既存のものを再利用しています。特に天井は元のクロスもそのまま(クリーニングはしています)なんですが、実際に出来上がったお部屋を見ても、違和感を感じる方はほとんどいらっしゃらないと思います。


<S様邸:洋室(2)>

次にこちら、先日竣工したT様邸の玄関ホールです。


<T様邸:玄関ホール>

黄色の珪藻土壁が印象的な玄関ホール。こちらは天井についている可愛い照明器具に、もともとお使いだったものを再利用してます。
リノベーション前はこんな↓感じでしたが、全然イメージが違いますね。


<T様邸:玄関ホールbefore>

既存のものを再利用することのメリットはいくつかありますが、整理すると以下の3点でしょうか。

〇 コスト面で有利
単純に、再利用すると全部新しくするより費用的にお得なことがあります。
特に壁・天井などの下地やお風呂、トイレなどの設備機器は、リノベ前後の配置が大きく変わらないのであれば再利用することでコストダウンにつながります。

〇 古いものならではの「味」を楽しむ
例えば、今では珍しいクラシカルな型板ガラス。
新調すると結構な値段になる突き板の建具。
他にも照明器具や金物類など、ピカピカではなく年月を経たものだからこその味わいが感じられるもの。
こいいったものを上手に取り込むと、いかにもリノベ上級者って感じでカッコいいですね。

〇 リサイクルは地球にやさしい
これも単純な話、まだ使えるものを捨ててしまうのは勿体ないです。
気に入らないものを無理して使うことはオススメしませんが、個人で出来ることから自然体で取り組むのがスマートだと思います。

さて、じゃあ私はどんなモノを再利用したのか?


……
………
えー、結論から言うと再利用は出来ませんでした~

主な理由としては、躯体の状態を確認するためスケルトンにするのがマストだったことや、マンション全体の大規模修繕でインフラ関係も一新されたということが大きいです。
唯一、リノベ前の部屋で洗濯機置き場の扉として使われていた鎧戸がイイ感じだったので再利用しようと試みたのですが、プラン的に上手くはまりませんでした。ちなみにこんな感じのでした。
やっぱこういうのは初期段階からキチンと考えておいた方が良いですね。

何もないまっさらなところから自由につくりあげる新築とは違い、既にそこにある建物という素材をつくりかえることで新たな価値を生み出す中古×リノベ。その中に、以前あった建物の一部を取り込んで活かすというのは、リノベーションの楽しみ方として大いに”アリ”だと思います!

ということで今回はこのあたりで。
次回、なるべく早めを心掛けます!

2016年04月03日 Posted by リノベーション担当K課長

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