こんにちは、プランナーの多田です。
今月初旬に着工した物件の解体が終わり、先日墨出しに行ってきました。
「墨出し」とは、お客様のご要望をお伺いして設計した、通常1/50で作図した間取りを
1/1で実際の物件の床に描く(墨をうつ)ことを言います。
今までA3の紙上に収まっていた線が、実物大の線になるのはとてもわくわくするものです。
墨が出たら、実際の動線を歩いてみてボリューム感の違和感がないか、収納量の過不足がないか、
建具は納まるか等色々検証したうえで微調整を行い、お施主様にご確認をしていただいています。
リフォーム、リノベーションの場合、今あるモノ(物件)に合わせていかなければならないという性質上、
解体後に寸法の変更や納まりの変更を余儀なくされることがありますが、今回は一部壁位置の修正が
あったものの、ほぼ計画通りの工事になりそうです。
残念ながら現時点ではまだ詳細はお伝えできませんが、この物件自体は角部屋で開口部も多く、
また眺望も良いので、まだ壁も床も天井も何もない空間でも居心地が良く感じます。
リノベーションでどんなお部屋になるか、また改めてご紹介させていただきますね。