すまいのスタディ

2024.11.16

オンリーワンのリースで飾るシーズンインテリア~クリスマス編

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クリスマスが近づくと、街は華やかな装いで彩られます。
レッド、グリーン、ゴールド、シルバー、ホワイト...。
定番のクリスマスカラーはインテリアにも取り入れやすく心も弾みます。

今回は、クリスマスインテリアのキーアイテムになるリースの作り方をご紹介します。
リースはいざ購入しようと思うと、
予想よりもお値段が高かったり、同じような色や形だったりと、
お部屋のインテリアに合うお気に入りのリースを探すのはなかなか大変。
それなら、今年のクリスマスは、
自分好みのリース作りにトライしてみてはいかがでしょうか。

まずは、ベーシックなリースの作り方を学ぼう

リースは、クリスマスを飾る定番アイテムのひとつ。
材料と道具をそろえれば、子どもと一緒に作ることもそれほど難しくありません。
手作りのクリスマスリースなら、自分の好みに合わせて素材を選ぶ楽しみもあります。
デザインや素材選びに工夫を凝らして、オンリーワンのリースを作れるようになりたいですね。
では、ベーシックなクリスマスリースに必要な材料と道具、作り方をご紹介します。

【材料と道具】

・リースベース(リースの土台:ワイヤーや木製のもの)
・常緑樹の枝やリーフ(モミ、ヒバ、ユーカリなど)
・飾り(お好みで:松ぼっくり、コットンフラワー、山帰来など赤い実のついた植物、ベル、オーナメント、リボン、ドライフラワーなどが一般的)
・ハサミ、ワイヤーや麻縄、グルーガンやボンドなど

【作り方】

1.    リースベースに枝やリーフなどのメインパーツをワイヤーや麻縄で取り付ける
2.    飾りで用意した材料をボンドやグルーガンで固定
3.    飾り付けの仕上げに、リボンを巻き付けたり、ドライフラワーを隙間に組み込んだりすると完成
簡単にできそうですが、美しいリースにするためには押さえておきたいポイントがあります。

作り方1~3の"ここがポイント"

1.枝とリーフのバランス
枝やリーフなどのメインパーツは、リースの土台に1本ずつ挿し込んでバランスを見ながら配置します。でも、おすすめは、組み合わせたい枝とリーフを束ねて先にいくつかかたちを作り、麻縄やワイヤーで固定する方法。少しずつずらしながらリースベースにワイヤーで固定しいくと、バランスとボリュームの調整がしやすくなります。

2.材料は先に準備し、道具は使い分ける
1で使う枝やリーフは長さをそろえて切っておくなど、用意した材料をリースベースに収まりの良いサイズに調整しておきましょう。また、飾りの材料はリースベースに試し置きしてバランスを見てみること。固定してしまうと修正しにくくなるので、事前の準備が大切なんです。
飾りの取り付けでは、松ぼっくりなど軽く、小さなものはボンドで。クリスマスツリーを飾るオーナメントなどの取り付けは、重みがあり形が丸いなどきちんと接着させる必要があるため、グルーガンでしっかり固定する。道具も使い分けるとよいでしょう。

3.    美しく仕上げるコツ
はじめてのリースづくりでも失敗はしたくないですよね。気をつけたいのは色と配置のルールです。
使う色数が多いと、ごちゃっとした印象になりやすいため、3色程度に絞り込むのがおすすめです。例えば、メインの飾りはクリスマスカラーの3色に絞り、仕上げにドライフラワーなどを挿し込むなら、絞り込んだ色の同系色を選ぶとおしゃれな仕上がりになると思います。
飾りの配置は、大きな飾りや目立つ飾りから位置を決めて、空いた部分を埋めるように小さな飾りを付けていくと、バランスがとりやすくなります。

飾り方にもこだわってリース作りを

素敵なリースが出来上がったら、飾り方にもこだわりたいですね。
一般的に、玄関の外側に飾るイメージがありますが、室内でディスプレイする方が眺めて楽しむ時間を増やせます。

玄関ホールの壁にアートとともに小さめのリースをさりげなく飾るのも素敵です。
リビングならば、ピクチャーレールに吊り下げてシーズンインテリアの主役にするのもいいでしょう。
クリスマスツリーとコーディネートするなら、近くの壁に飾るのもいいですが、アートスタンド(イーゼル)などを活用してディスプレイを。リース側のオーナメントの形や色合いをそろえておくと統一感を演出しやすくなります。

+One Point

リース作りではさまざまな素材を使うことで楽しみ方は広がります。
フレッシュな枝や花は、香りも添えてくれるでしょう。
アーティフィシャルフラワー(造花)なら、長持ちしやすくお手入れも簡単です。

秋に野山で摘んだ木の実にスプレーで色付けを。
記念日に贈られた花をドライフラワーに。
思い出もリースに挿し込むと、より愛着のある作品としてリースが仕上がることでしょう。

作り方を覚えたら、クリスマス以外の季節にもリースを飾ってみたくなりますね。
リースは、季節の花をインテリアに取り入れる方法のひとつです。
ぜひ、一度チャレンジしてみてください。
次回は、お正月のリースや飾りについてご紹介します。

デザインイメージや作り方、材料探しで困ったら、以下のサイトも参考にしてみてください。

▶参考記事:簡単、手作りリースの作り方と花材別デザイン例15選 - はなどんやマガジン

▶協力:「はなどんやアソシエ」hanadonya.com

※情報提供日:2024年10月30日