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地震が起こったらどう行動すべき?家族みんなで知っておきたい防災知識

前回は、日頃からの地震に対する「備え」についてお伝えしました。
実際に地震が起こった際にパニックにならずに冷静に判断して行動に移す必要があります。
今回は、もしも地震が起こった際に取るべき行動についてお話します。

家族間の連絡

家族が職場や学校にいる時間帯に地震が起これば、交通手段が遮断されて自宅に戻れないこともありえます。そんなことも想定して、あらかじめ連絡手段を決めておくことが大切です。
家族がバラバラで災害にあった場合の連絡方法や防災拠点、待ち合わせ場所の確認等、普段から話し合い、情報共有しておきましょう。
小さいお子さんや年配の方がいるなら、本人の名前や家族の連絡先などを記載した緊急連絡カードなどを普段から身に着けさせると離れ離れで被害にあったときも役立ちます。
災害時には電話が繋がらなくても、インターネットを通じて連絡が取れる場合も多いです。通話やメッセージのやりとりが可能なSNSのアカウントを家族間で共有しておくと、災害時の連絡手段として活用できるでしょう。

地震が起きたらすぐに取るべき行動

地震直後は、まずは身の安全を確保することが重要です。
倒れやすい家具から離れる、机の下に身をひそめるなど、自分の身を守ることを優先します。キッチンで調理中に地震が起こったら、速やかにその場から離れましょう。
最近のガスコンロは、震度5相当以上の地震が揺れに反応して、ガスメーターがガスを遮断します。揺れているときに消火しようとすると、調理中の鍋が落ちて火傷をする可能性も高まるため、揺れがおさまったタイミングで火を止めるようにしましょう。
大きな揺れがおさまったら、在宅している家族の安全確認をします。ケガをしていないか、倒れた家具の下敷きになっていないか…など、声を掛け合って安否確認をしましょう。ガラスが飛散していれば、地震後の家のなかの移動でケガをすることもあります。靴やスリッパなどを履き、足元に注意して動くようにしましょう。
また、状況に応じて避難する必要性も出てきます。マンション住まいでは、エレベーターを使用して避難している最中に、中に閉じ込められるリスクがあるため、あらかじめ定められている避難経路を使うことを優先しましょう。

避難するタイミング…二次災害にも注意する

“地震”といっても、規模の大きいものから小さいものまであります。状況に応じた避難が身を守ることに繋がります。

◎避難すべきかどうかの判断基準は?
小さな揺れを感じる程度なら、家具が倒れるなどの被害もなく、避難の必要はないでしょう。
ただ、「火災が起きている」「建物が損傷している」など、室内の被害が大きく安全確保が難しい状況なら、部屋にいるのは危険です。

◎被害状況の情報収集
避難すべきかどうか迷ったときは、慌てずに情報収集をすることが大事です。テレビ・ラジオ・インターネットなど、その時に利用可能な方法で行います。地震の規模を把握し、行政からの避難勧告や避難指示をチェックしましょう。
海に近いエリアなら地震時は津波警報にも注意しなければなりません。あらかじめ住んでいる地域の浸水被害のリスクをハザードマップで確認しておくことが大事です。

◎災害時に発令される行政からの指示の緊急性について
行政が災害のときに発令するものには、避難準備、避難勧告、避難指示があります。どれも避難することには変わりありませんが、緊急性が違います。
いつでも避難できるように準備をすることを“避難準備”、家から立ち退くことを勧めるのが“避難勧告”、すぐにでも避難場所に移動すべきことを伝えるのが“避難指示”です。
地震が一時的におさまっても、避難している最中に余震で揺れるかもしれません。二次災害にも注意しつつ、安全に避難を進めていきましょう。

◎停電時の避難は「通電火災」に注意
大きな地震が起これば同時に停電することも多いです。
避難した後に、いつ電気が復旧するか分からないため、電化製品のスイッチを切っていないと、倒れた電気器具が停電復旧後の通電によって火災を起こすことがあります。また、切れた電気コードがショートして、発火することもありえます。
地震がおさまったタイミングで電化製品のスイッチを切るとともに、ブレーカーを落として電気を通さないようにしましょう。

まとめ

大きな地震が起きたときには、その場その場に応じた臨機応変な対応が必要で、「こうすれば必ず安全」と言い切ることができる対策はありません。
ただ、様々なシミュレーションをあらかじめしておくことで、実際に地震が起こった際に、冷静な判断が可能になります。
いざというときに慌てないためにも、正しい知識を知り、家族と一緒に話し合っておきたいものです。

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